2015.03.28 Dreamers Union Choir 「Keep On Dreamin'」 Star Pines Cafe SR Project終了報告 YAMAHA QL1
Dreamers Union Choir本公演 『Keep On Dreamin'』でした。
昨年6月、さいたま芸術劇場小ホールの本公演から約10ヶ月。
そして、通算3回目の吉祥寺Star Pines Cafe
1回目、2回目
Dreamers Union Choirの通常リハーサルは毎週月曜、M-AQUAは毎日現場のあるカンパニーではなく、一つのProjectを遂行するのに、長ければ1年かかることもある。
先だって投稿した、門馬瑠衣さんのRecordingも、構想から半年、長く信頼を得られ、ゆっくり共に成長していくやり方が得意です。
さて、スタッフの一名が先日投稿した、STAFF Blog、誰のために書くわけでもなく、その音を覚えておきたいからなのでしょう。
そうやって共に進んでいくことが理想です。
本題に戻ります。
今回のThemeは、『Keep On Dreamin'』そして、この公演で一人のメンバーが卒業、一人のメンバーを新しく迎えました。
その卒業するメンバーは、『ぽていと』こと石見亮太(いわみりょうた)さん。
そもそも、この吉祥寺の歴史あるハウスで、演奏できるのも彼がいたから。
編成は今回Acoustic Piano 木島タロー Percussion 佐藤 由さんの、unpluggedスタイル。
メンバーはいつもどおり、一人一本 のSop Alto Tenorで15本。
画像は以前のものだが、ステレオバーで4本を一本のマイクスタンドで置き場にするやり方。
ほんとに、省スペースで便利。
Outは、HouseのNexo α、Monitorは6系統。
Choirには、いつもの通りBOSE502A(M1M2)で周りをとりかこむ。
画像はリハから、右上の白いやつ。
なぜ、こんなスピーカーを使うのか?
15人のOn MicのDynamicsはほんとにすごい。
・通常のCDホーンタイプだと、爆発しちゃう。
・声に重きをおくBose社の特性
・本当は水平120度のスピーカーを仰向けで使い、床に響かせる。
そして、今回のもう一つのモニタースピーカーの目玉。
というほどでもないが、小型のモニターというと、BOSEの101か、YAMAHA MS101と相場が決まっているが、そこそこの値段で整備できるあのスピーカー。
ドームタイプのツイータなので、あんまり無理しちゃいかんのだけれど、音が自然でサイズも小さい。
見た目を気にしなければピアノの上においてしまおうかとも考えましたが、PfとPerにそれぞれ259でセッティング。
そして、HAはRecでもLive Soundでも同じく、Mackie ONYX800R。
先だって、32bit浮動小数点 48kを試した時に書いたことなのだが、自分の耳がそのA/Dに慣れていて、それでないと音作りが出来ない。もちろん高品質の方が良いけれど、作るのは音楽だ。
Head Ampも同じなのかと。MicとHAもいわば、Engineerの耳。
そんなに簡単に変えられないし、そこまで使い切るのにある程度の時間も必要。
Head AmpもPower Ampも、ただの道具の一つかもしれないが、それがあってこそのこの音作りかと。
ここからは、YAMAHA QL1についての、使用感。
確実にビニテを使わなくなりました。
屋外など見にくい時もあるのだが、全般的にカラーリングからの操作感は抜群だと思います。
そして、特筆すべきは、Assinableな、Fader。
InputやOutput Send Masterを並べらるのも便利だが、一番はこれ。
通常、右側の2本はMaster FaderでStereoとMonoなのだが、ここに、よく使うFaderを割り当てるのが抜群に使いやすい。
あと、こちらのようにDCAでSop Alto Tenorと割り当てることもできる。
一点だけあるとすれば、InputにMixを直接割り当てられないこと。
要はMix11-12で作ったChoir Masterからは、StereoやMonoにしか送れない。
惜しい。というか、導入後いろいろ試した後の、DUC公演でよかった。
まもなくVer3が発表とのことだが、ますます期待です。
GEQはいつもこのようなセッティング。
Mix 10系統と、Stereo(FOH)とMono(プロセ)
こんな感じで使うものをまとめられる。
QL5に出来なかったのが悔やまれるが、このサイズでDM1000で出来ること、出来なくなったことの相殺でも、満足度は150%。
Danteについても、もし本体にDanteがついていなかったら、DVSへの移行など全く考えられなかった。
そして、別の記事でも書くけれども、Digital Gainがいい。
今まで、HAの無いInputについては、EQのATTで対処していた。
01Vシリーズだと、EQ ATTでGain Upも出来たが、M7 LS CL QLではどうも出来ないが、本来のConsoleの操作位置である、Digital Gainすなわち入り口に近いところで操作ができる。
これなら、EQのPreだろうがPostだろうが、急にレベルが変わることもない。
公演本来の話に戻ろう。
本番前の2回について、QL1+Choir Mic+BOSEなど機材を持ち込んだことで、当日のトラブルにはスムーズに対応できた、何せデータが取れているのだから。
そこも、落ち着いてできた一つの要因は、Output PortにDelayとLevel調整がある。どうもシーンリコールと連動していないような気もするので、毎回Delayを確認するつもりで、Levelも見るのもクセにしておこう。
内容はM27の、存分にDUCの魅力が楽しめる公演、卒業の石見も含めて、テナー陣でこの曲をライブでできたのが感動的だった。
本当に、不思議な音楽にとりこまれてしまった。
和声については、なんとなく興味はあったが、皆で声を合わせて唄うこの音楽、どこへ向かうか、まだ出会っていない皆さんといつ出会うのか。
がんばれ、ぽていと!
撮影Yoshikawa Akiさん
Dreamers Union Choir本公演 『Keep On Dreamin'』でした。
昨年6月、さいたま芸術劇場小ホールの本公演から約10ヶ月。
1回目、2回目
Dreamers Union Choirの通常リハーサルは毎週月曜、M-AQUAは毎日現場のあるカンパニーではなく、一つのProjectを遂行するのに、長ければ1年かかることもある。
先だって投稿した、門馬瑠衣さんのRecordingも、構想から半年、長く信頼を得られ、ゆっくり共に成長していくやり方が得意です。
さて、スタッフの一名が先日投稿した、STAFF Blog、誰のために書くわけでもなく、その音を覚えておきたいからなのでしょう。
そうやって共に進んでいくことが理想です。
本題に戻ります。
今回のThemeは、『Keep On Dreamin'』そして、この公演で一人のメンバーが卒業、一人のメンバーを新しく迎えました。
その卒業するメンバーは、『ぽていと』こと石見亮太(いわみりょうた)さん。
編成は今回Acoustic Piano 木島タロー Percussion 佐藤 由さんの、unpluggedスタイル。
メンバーはいつもどおり、一人一本 のSop Alto Tenorで15本。
画像は以前のものだが、ステレオバーで4本を一本のマイクスタンドで置き場にするやり方。
ほんとに、省スペースで便利。
Outは、HouseのNexo α、Monitorは6系統。
Choirには、いつもの通りBOSE502A(M1M2)で周りをとりかこむ。
画像はリハから、右上の白いやつ。
なぜ、こんなスピーカーを使うのか?
15人のOn MicのDynamicsはほんとにすごい。
・通常のCDホーンタイプだと、爆発しちゃう。
・声に重きをおくBose社の特性
・本当は水平120度のスピーカーを仰向けで使い、床に響かせる。
そして、今回のもう一つのモニタースピーカーの目玉。
というほどでもないが、小型のモニターというと、BOSEの101か、YAMAHA MS101と相場が決まっているが、そこそこの値段で整備できるあのスピーカー。
ドームタイプのツイータなので、あんまり無理しちゃいかんのだけれど、音が自然でサイズも小さい。
見た目を気にしなければピアノの上においてしまおうかとも考えましたが、PfとPerにそれぞれ259でセッティング。
そして、HAはRecでもLive Soundでも同じく、Mackie ONYX800R。
先だって、32bit浮動小数点 48kを試した時に書いたことなのだが、自分の耳がそのA/Dに慣れていて、それでないと音作りが出来ない。もちろん高品質の方が良いけれど、作るのは音楽だ。
Head Ampも同じなのかと。MicとHAもいわば、Engineerの耳。
そんなに簡単に変えられないし、そこまで使い切るのにある程度の時間も必要。
Head AmpもPower Ampも、ただの道具の一つかもしれないが、それがあってこそのこの音作りかと。
撮影Yohikawa Akiさん
ここからは、YAMAHA QL1についての、使用感。
確実にビニテを使わなくなりました。
屋外など見にくい時もあるのだが、全般的にカラーリングからの操作感は抜群だと思います。
そして、特筆すべきは、Assinableな、Fader。
InputやOutput Send Masterを並べらるのも便利だが、一番はこれ。
通常、右側の2本はMaster FaderでStereoとMonoなのだが、ここに、よく使うFaderを割り当てるのが抜群に使いやすい。
あと、こちらのようにDCAでSop Alto Tenorと割り当てることもできる。
一点だけあるとすれば、InputにMixを直接割り当てられないこと。
要はMix11-12で作ったChoir Masterからは、StereoやMonoにしか送れない。
惜しい。というか、導入後いろいろ試した後の、DUC公演でよかった。
まもなくVer3が発表とのことだが、ますます期待です。
GEQはいつもこのようなセッティング。
Mix 10系統と、Stereo(FOH)とMono(プロセ)
こんな感じで使うものをまとめられる。
QL5に出来なかったのが悔やまれるが、このサイズでDM1000で出来ること、出来なくなったことの相殺でも、満足度は150%。
Danteについても、もし本体にDanteがついていなかったら、DVSへの移行など全く考えられなかった。
そして、別の記事でも書くけれども、Digital Gainがいい。
今まで、HAの無いInputについては、EQのATTで対処していた。
01Vシリーズだと、EQ ATTでGain Upも出来たが、M7 LS CL QLではどうも出来ないが、本来のConsoleの操作位置である、Digital Gainすなわち入り口に近いところで操作ができる。
これなら、EQのPreだろうがPostだろうが、急にレベルが変わることもない。
公演本来の話に戻ろう。
本番前の2回について、QL1+Choir Mic+BOSEなど機材を持ち込んだことで、当日のトラブルにはスムーズに対応できた、何せデータが取れているのだから。
そこも、落ち着いてできた一つの要因は、Output PortにDelayとLevel調整がある。どうもシーンリコールと連動していないような気もするので、毎回Delayを確認するつもりで、Levelも見るのもクセにしておこう。
内容はM27の、存分にDUCの魅力が楽しめる公演、卒業の石見も含めて、テナー陣でこの曲をライブでできたのが感動的だった。
本当に、不思議な音楽にとりこまれてしまった。
和声については、なんとなく興味はあったが、皆で声を合わせて唄うこの音楽、どこへ向かうか、まだ出会っていない皆さんといつ出会うのか。
撮影Yohikawa Akiさん
そして、Dreamers Union Choirを経て、今も歌い続けているSingerたちへのメッセージでもあるような公演でした。
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