2015年2月20日金曜日

2015.2.19 Okurayama Kinenkan SR Live Sound Report Mic Arr Project終了報告

2015.2.19 Okurayama Kinenkan SR Live Sound Report Mic Arr Project終了報告

今回は、K氏のLive Sound機材貸出(Out系)と運搬。
前々から気になっていた、横浜は北部の瀟酒な建物、大倉山記念館にいってきました。

とにかく、きれいで重厚、撮影にも適していて、気分の良い一日になりました。





仕込み後は梅林散策などしちゃいました。





当日のシステムを簡単に説明すると
Input5+Aud2→Analogue Mixer→GEQ→Power Soft M50Q→STX812M×2 A80×2
そう、FOHにもMONにもレイテンシー(システムディレイ)の無いシステムなので、ものすごい発見があった。

サウンドチェックから気になっていたことは、『音が早い』andセッティング上の問題で、間口が広く左右のSPの間隔が、会場の広さの割には開いてしまった。

2Artistとも、VoとAGのマイクどり。



まあ、DSPの出現によりシステム上のディレイは、今はある意味アライメントディレイ。
音源からスピーカーまでの距離についての保成分として当たり前になってるが、昔はこんなことなかった。

リハに比べて、本番中2Artistとも、15cm→30cmくらいにAGがOff Micに。
しっかりと、片岡さんのTuningで聞こえているから、本人たちもなんとなく離れていたのだけれど、これがしっくりきた。

リハ中はVo AG共に『SPから鳴っている感、SPから音が出ている感』が強かったのだが、本番のOffマイク加減で、距離感も変わり、それが結果的に良いディレイ(タイムアライメントとしての)になったのだ。


『はっ!』とした。

今まで、Mic Arrange、マイクを遠ざけると何が起こるか?マイクを近づけると何が起こるのか?
1:音量
2:外来音(かぶり)とのバランス
3:周波数特性(近接効果としての)

ばかりを語っていたけれど。

4:時間差について、あまり説明を出来ていなかったなど反省。
『距離感』という、曖昧でもあり、的確かもしれない言語だが。
そこには、決定的な時間差が生まれる。

せっかく音速1秒=340mを習っていて、常に録音でもPAでも、システム上のディレイ(レイテンシー)や、積極的なタイムアライメント(時間補正)ができる世の中なのだから、こう伝えなければね。

『マイクの距離を変えたなら、音源からマイクまでの時間差も変わる』
特に、今回弾き語りというジャンルであったからこそ、その差がはっきりとわかったのかも。

 ライオンは玄関ホールの天井にいました。
ロールケーキ。

ちょっとしたことで、音に気付く。
まだまだやることいっぱいあります。

そうそう、画像中の『FootのA80を縦にしてみました』は、日本人的 Lo-Hi縦配置は、落ち着きますな。

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