2012年2月6日月曜日

2012.02.05 Amature Big Band Live Rec Project終了報告 『不安と安心』








2012.02.05 Amature Big Band Live Rec Project終了報告
たぶん7回目くらいやってる、栃木県は日光市の社会人Big Band『Nismo』さんの、発表録音会にいってきました。
いい天気。


今日は切り口を変えて、自分自身の確認から。
『教えることはとても根気が必要、しかしおもしろい』
『人は正論をかざされ確信をつかれたとき、そのまま受け入れることなんてむずかしい』
『毎年毎年新しいスタッフが現れて、毎年毎年一からやりなおす。その中で革新と継承のバランスをとること、あくまで平静・平常心で』

さて、帰りの道すがら、話していたことのメモ。
・『見る・聞く・話す→そして考える』
・『人は忘れやすい生き物、音もまた忘れやすいもの』
・『一度聞いて知ってしまった話は、理解した気になってしまう。演奏も一度目と二度目は違う。何度話すときにも、一から説明できるように自分の中で整理する。→これはメモでは解決しない、やってみること』
・『音響の仕事は不安との戦い、不安を払拭するには、自信を得るには?多角的に自信を得る方法を考える、自分自身の実感、他人からの評価、形に残るもの』
・『え?なになに?と、すんなり聞ける環境づくり、好奇心とはどこからくるか?』
・minami said『mixing中に基準が解らなくなった?』→『では、自分で基準を作ればいい』『そもそも基準とはなんだ?』『Refを作る前にImageがあるか?』
・『Ch Faderが増えたとき、Faderが規定では、HAが絞れてしまう。
1khz=0dB×100ch=爆発?』
・『同じようなことがPAでも言える。1本のマイク→SP100系統・・・でも、マイクは一本マイクレベル。
・『客席での臨場感リアリティ←→作り込んでいく』どちらをもとめ、どのようなバランスで作品に反映させるか?
・takahashi said『なぜBassはLineどり?』 ←先入観を失くし、理由を考える。理由を考える。
・『楽器の特性・声の特性も含めて・・・らしさを常に求め確認する』
・『定石と革新』『StanderdとVanguard』
・『あたりまえだと思っていた方法をぶっこわし、疑問をもつ、理由を考える』
・『ピアノのマイクにはコンデンサー?、ダイナミックもやってみたほうがいい。理由を考えるから』
・『2本のマイクの音量・音質を揃えるとき、Panをうまく使う』
・『Tuningは、音叉と同時にTuningする方法、音叉を止めてTuningする方法どちらも必要、変調・同調』
・『Clock、時間差』
・『楽器の配置とMic Arrで音の大部分は決まる』
・『かぶりを考えた配置、コの字型、円形の利点』













いつもどおり、14:30ランチ終了までMix室の組み上げと、Inputチェック。

あとはマイクの準備でした。今回もSaxはClip Mic。


HAはこんな感じ。




昨年末、東京芸術大学音楽環境創造科の西岡教授を訪ねたときに、1つ質問したことがある。
『演奏家(STAFFも含めて)がどのようにして、本番に向けてテンションを高めて行くのか?どのようにしてコンディションを整えて行くのか?』
『ステージング及びスタジオ等の創作作業において、メンタル面での学問はありますか?』といった質問を投げかけた。

答えを聞きたい人は、直接お話ししたいです。

不安と自信(安心)のバランスを気にかけることはぜんぜん悪いことじゃない。
かっこわるいは、かっこわるくない。
恥ずかしいは、ぜんぜん恥ずかしくない。


STAFF:日下 南、高橋 洸、とみー

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