2009.11.23 Jazz Quartet Recording 38RP STAFF REPORT
研修に参加させて頂き、ありがとうございました。
実際の現場は初めてでしたし、機材の搬入や撤収も初めてだったので、行く前は何をどうやったら良いのか全く分かりませんでした。しかし、現場に着いたらやる事は、搬入・セッティング・本番、と1つひとつの仕事がはっきりしているので、自分が何をやるべきかについて戸惑ったりせずに出来たと思います。搬入・撤収の際に感じた事は、機敏な行動が大切、という事です。限られた時間の中で終わらせなければならないので、急ぐところは急ぐ。走れるところは走って、だらだらとした行動はしない事。機材も重いので、少しでも気を抜いていると思わぬ怪我をしてしまいますし、一緒に仕事をしている方も不愉快だし迷惑です。常にテキパキとした動きをしなければならないと感じました。体力勝負だと思います。あと、やはり声掛けは非常に大切だと思いました。授業の際にも幾度となく言われてきましたが、実際にやってみて改めて感じました。はっきりとした声で返事をする事、何人かで作業をする際にはお互いに声を掛け合う事、これはセッティングの時も同様で何よりも重要だと思いま
す。
本番では、隣で見ていて感じた事は、いかに演奏者の方の意図を汲み取るか、という事です。今回は録音でいくつも録ったので、アーティストの方のペースで進んでいきました。曲を始める、となった時には録音を開始していなければならなくて、開始の合図も特になく始まった曲もあって、いつスタートのボタンを押したら良いのか、私にはさっぱり分かりませんでしたが、タイミングを見て先読みして録音を開始している様子を隣で見ていて、すごいと思いました。そして、ヘッドフォンでモニターしている音について、「この楽器の音を大きめで下さい」という要望にも自分の判断で調節しなければならないので、演奏者の方の考えを理解する事が大切だと感じました。しっかりとコミュニケーションを取る事の大切さを実感しました。
今回ご一緒させて頂き、勉強になる事が本当に沢山ありました。百聞は一見に如かず、という言葉通り1度現場を見た方が感覚を掴めます。もちろん、今までの授業を受けた上で、ですが。
反省点はいくつもありますが、機材の名前が分からなくて大変だったので、これからしっかりと覚えたいです。
今回学んだ事を、終わった事にしないで、これからに活かせるよう頑張ります。
ありがとうございました。
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