2011年7月2日土曜日

2011.06.30 Classic Orchestra Vc SR 40RP-1 STAFF REPORT

2011.06.30 Classic Orchestra Vc SR 40RP-1 STAFF REPORT

東日本大災害・復興支援チャリティーコンサート~音楽に愛と希望をのせて~

主催:東京室内管弦楽団
出演者:チェロ/溝口 肇さん
    指揮/橘 直貴さん
    コンマス/瀬崎 明日香さん
    東京室内管弦楽団
裏方:PA/楠田 和仁さん
      富 正和さん
   ステマネ/橘川さん

会場:なかのZERO大ホール
日時:23年06月29日(水)
   19時開演(18時30分開場)

仕事内容
現場に着いた時にはほぼ準備は終わっていたので機材だし、ケーブルの結線などすることはありませんでした。作業したことはケーブル巻き、ケーブルをパンチで養生、転換、録音、バラシ、機材の詰め込みをしました。

録音手順
1RECを押してREC待機状態にする。
2再生を押して録音する。
3ちゃんと録音できているかチェックする。
4停止を押す
5ファイナライズをする

転換
今回は緞帳が降りずにお客様に見える状態での作業でした。

教えてもらった内容
・ステマネが譜面台と椅子の位置を決める
・デジタル卓は1ヶ所でも駄目になると原因を調べられないので使えなくなる。
・リハーサルでの曲目や内容についてはマエストロが決める。
・ケーブル巻きして最後にゴムがあればそれで縛る。なければオスの方でケーブルを縛る。なぜかというと縛るとクセができてしまうのでマイクに結線するのはメスの方なので舞台に出した時にクセがあると見た目が良くないからです。
・転換の時にマイクを舞台に配置する際にマイクを持ってる人とケーブルを持ってる人で目などでコミュニケーションとる。ケーブルはまっすぐになるように引っ張る。まっすぐでないと見た目が良くないからです。
・ホールによってはスピーカが壁に内蔵されているところもある。
・トランシーバー持つ際は作業の邪魔にならないようにたすきがけする。
・何か臨時で予備のマイクを使わざるを得ない時はトランシーバーなどで報告する。
・台車を片付ける時は殺す。
・その現場で誰が仕切っているかわかるようにする。
・聞く時には「次これしますか?」と聞く。
・作業をしている場所ではメモや会話をしてはいけない。
・機材を詰め込む時に段差がある場所では全て降ろしやすいようにする。

覚えた用語
・ステマネ=ステージマネージャー
・コンマス=コンサートマスター
・転換=舞台を変えること。
・ADC=アナログデジタルコンバータ=アナログ信号をデジタル信号に変換する。
・DAC=デジダルアナログコンバータ=デジタル信号をアナログ信号に変換する。
・バトン=舞台上部に昇降可能なように設備されたパイプ
・山台=舞台の後ろの方を見やすくするためにひな壇状に組む木組みのこと。
・ファイナライズ=CDを録音を行った機器以外のプレイヤーで再生可能にする最終処理のこと。
・一ベル=通常開演5分前に鳴らす予鈴のこと。
・adat=ADCしたものを最大8チャンネルまでを1つにまとめて送ることができる。
・LAYER=フェーダーの機能を切り替える。

反省点
・富さんのことを間違えて先生と呼んでしまったこと。
・リハーサルの時に転換作業でマイクを舞台に持っていくのでケーブルの方を担当したのですが、ケーブルにしか目がいかずケーブルが曲がったままOKサインをもらうことなくはけてしまったこと。
・本番での転換の時に後ろポケットに軍手がむき出しのまましまっていたのでだらしない感じになってしまったこと。
・仕切っている人に指示を聞きにいかなかったこと。
・搬入出入口でメモをとったり、会話をしてしまったこと。
・機材の詰め込みの時に気遣いができなかったこと。

感想

今回初めて参加させていただいたのですが、とても勉強になりました。初めてだったのでM-AQUAのサイトを見て少しは予習したのですが、無意識に富さんのことを先生と呼んでしまったことにまだまだなと思いました。自分はリハーサルの時にヴィブラフォンのコンチェルトがすごく印象的でした。ヴィブラフォンがこんなにすごいとは思いませんでした。それに『世界の車窓から』のテーマ曲を作曲した溝口肇さんの生演奏も聴けてすごく運が良かったです。転換は軍手の失敗こそありましたが、テンパることなく無事作業することができよかったです。次参加する時は今回の失敗してしまったことをしないように行動します。

1 件のコメント:

M-AQUA Live-Sound さんのコメント...

予習が無駄になることは無いと思います。ただ、もうこれからは勉強ではなく、仕事として向き合う必要があります。
わかりやすくいえば、情報のInputだと思います。