2007.11.(2)3-4学園祭SR STAFF REPORT 35RP-2
今回は自分の都合もあり、3日4日の本番日に参加させて頂きました。
自分は屋外ステージのステージマンでした。
・ステージはワイヤレス2本、Beta58をワイヤードで6本、AR-116のD.Iを2本。全10回線をデフォルトで使用し、アーティストさん持ち込み機材に関しては、機材に合わせ対応しました。
2日間の中での持ち込み機材は、3日はワイヤレスマイクPGXを4本、4日はワイヤレスマイクPGXを2本、パイオニア製の赤外線ワイヤレスマイクを2本使用しました。PGXは以前使用したことがありましたが、完全に使い方を忘れてしまっていました。受信機から空いているチャンネルを探す方法、チャンネルを自分で選択する方法、そして送信機の合わせ方。一度使用したことがある機材の使い方は覚えておかなければならないと感じました。
赤外線のワイヤレスマイクは初めてでした。4日目は6本ワイヤレスが必要なアーティストさんがいましたが、全てのワイヤレスマイクを生かしたまま、赤外線のワイヤレスが生きるかが問題でした。何回かテストを行った結果、受信機からの距離に大きく左右されることがわかりました。また壁による赤外線の跳ね返りも関係しているのではないかと思います。一番驚いた点が、マイクを垂直状態から少しでも傾けると生きなくなってしまうということでした。
・本番中に一人で下上を行き来することがあり、かなり困惑してしまうことがありました。その時にマイクスタンドからマイクを外して使用する場面があり、スタンドにケーブルが絡まってしまいました。どんなに困惑してしまっている時にも、一つ一つのことを抜かり無く作業をしなくてはならないと感じました。
・台本通りに上手く進行しないことが多々あり、アーティストさんと制作サイドの間でかなり板挟み状態になっていました。ステージマンとしてどこまで制作サイド、アーティストさんに口を出していいのかわからなくなってしまうことがありました。イベント運営という点において、常にステージ側に制作サイドのスタッフがいるべきだと思いました。
・ステージ側から音響卓側に連絡を取る際には、発言する言葉を整理してから言うべきだと思いました。急ぎの場合は仕方が無いのかもしれませんが、それでもわかり易く伝達事項を確実に伝達しなくてはならないと思いました。また、回線変更やアーティストさん達がどのマイクを使っているかも、持ち込み機材に記載されている番号(今回の場合ビニテで色分けされてました)に左右されずに、混乱しないように音響卓の番号で伝達すべきだと感じました。
・今回仕込みに参加していないため、どの機材が自分達の機材かわからないことがありました。仕込みに参加していることで、撤収の際に、どこにどの機材があるかを把握して作業に取りかかることができ、より早く撤収作業を終えることもできると思います。
今回もお疲れ様でした。
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富です。参加された研修生のかたと、プランニングについて意見を交換する事がありましたので、掲載しておきます。
立教大学新座キャンパスの学園祭に関しては、ハウススピーカーの位置がステージ面より後ろだったのが良くなかったと思います。事前に演目を確認しましたが、チアリーディングやダンスは演目に見合ったステージの広さが必要であると感じましたし、当然MC等にマイクを使用するであることは予測できました。照明や電源ケーブル、ステージ上手の階段の関係からかもしれませんが、やはりハウススピーカーは歌位置より前に出した方が良かったと思います。
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