2011年11月13日日曜日

2011.10.23 Nikko Fujihara Brass Band SR&Rec Project終了報告

2011.10.23 Nikko Fujihara Brass Band SR&Rec Project終了報告
M-AQUAを始める前(在職中から)からやっていた、中学校の吹奏楽録音。
顧問の小倉さんとは、本当に永い永いおつき合いです。
きっかけは、今市東原中の吹奏楽と、宇都宮のJazz Trioとの共演で、ピアニストの江田直人さんに、頼まれたことからのはじまりでした。

小倉先生を演奏家としても、教壇に立つ先生としても尊敬しています。
近年はNISmOという、日光市を中心とした社会人ビッグバンドを主宰しており、そのNISmOの演奏会記録録音会がメインでしたが、やっとここに戻ってきました。

日光は鬼怒川のF中です。
40年以上も続いている、吹奏楽部を数年前から小倉さんは受け持つことになったのです。
プレッシャーというか、なんというか、とにかく人の仕事を受け継ぐということが、どれだけ大変か身に染みて解ります。
そして、一年一年違うさまざまな生徒と向き合い、直接声を掛け無くても、何か支えていたり、少し遠く離れて見ていること、聞いていることの大切さを小倉さんから学びました。


日光の仕事の時には、小倉さんのお宅か、今市珈茶話で長々と飲みます。
でも、そこで得られることは、ほんとにお酒飲むだけではなくて、とてもとても私の財産になってきました。
上記の画像、既に撤収の時ですが、とても多くの父兄とOBに、しっかりと支えられていると思いました。

さてさて、今回のポイントはこちらです。
えーと、これが3点吊りなのです。
しかも、舞台中から、マイクの芯が客席方向を向いてます。
ノイマン製のケーブルハンガーをデモ借用して美術バトンに吊りました。
DPA4006は軸上45°のところが、フラットなので、音源に直接向いていないように使うのが一般的です。
題名の無い音楽会や、N響で4006をMainMicに使っている時にも、基本はマイクが反響盤正面に向いて、床と平行になっているはずです。
このあたりは、はっきりいって私は真似から入りました。
マイクによる特性なんて、余り気にしようと思っても、なかなか理解するのに時間がかかります。音源が多種多様で、人間の声でももちろんマイクのキャラクターを確認しますが、とにかく、何回もこのアレンジでチャレンジをしました。
20代の後半からずっとこのやり方です。
思えばこのやり方をもう15年近くはやっているということです。
A-B方式ですね。

会場は、貼り出し舞台が結構出ていた&反響板が無く、袖幕であったので、独特の音場でした。

プランはこんな感じです。


 


2部が、恒例のOB共演演奏会みたいです。







STAFF:杉江良太、とみ
機材協力:エレクトリ 平塚敏大

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