2011年2月12日土曜日

ちょいやってみよ、No1(mixiより転載)

ちょいやってみよ、No1(mixiより転載)

音響の音質や音量を調整をする機器(音程は調整できない)の下の方に、縦長のつまみがあるんです。

フェーダーといいますが、もし今度見掛ける機会があったら、よくそのつまみの横の目盛りを見てほしい。

一番上は+10dB、上から1/5程度のところに0dB、一番下は-∞dB。

もちろんつまみを一番上にあげた+10dBが音が一番大きくでる。

つまみを一番下にさげた?∞dBは、実質音がでない。

いろんな機器が世の中に溢れているが、ほとんどの機器は0=信号が無い、物量がない、不感、残量が無い等々、『無い』状態を表している。

音響の世界ではその表しかたが真逆なんです。
0=規定といって、フツーの状態、フツーの音量、1:1の状態、音をやり取りするときに機器としてしかるべき位置。

これって、かなーり特殊なことだね。

車のスピードは、0km/h=停止だし、体重なら0kg =空気人間だ。

や、やばい。
こことうまく付き合えないと、音響の仕事ってはまるね。

0=フツー。
0=フツーにやってあたりまえ。
必要だとされない音は下げる=-∞。

うわー。

音楽だって、音符があるところを弾いて、休符は弾かない。

んーーー。
絵をいきなり描き始める前に、白いペンキでキャンバスを塗るようなものなのか?
初期化という意味のformatなのか?

真逆の感覚と常にバランスをとらなきゃいけないんだね。

無音ははじめから音が無い訳じゃなくて(無い場合もある=宇宙)、フェーダー下げて、無音を造り出すときがある。

音の勉強は時間がかかるね。
『マイク一本でもミキシング』
マイクは『耳であり、口でもある』

マイクの次はミキサーか、こりゃ一生かかるかも(笑)

こんなところに、学ぶべきことがあってよかった。

宇宙にはいろんな星があって、いろんな世界がある。

色っぽいってそういう意味もあるのかな?

あ、みぞれだー。

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