2010.01.23 Choir Recording Day1 Project 38RP STAFF REPORT
研修に参加させて頂き、ありがとうございました。
今回は、Choirのレコーディングで人数は全員で18人、マイクは1人1本で行いました。
場所は、体育館のようなスタジオで行いました。並び方は当日に決める事になっていたのですが、普通に2列になって前を向いて歌うものだと思っていました。しかし、実際には円になって皆がお互いの顔が見え、更にテナー担当の方たちは一歩前へ出る形で行いました。そんなに大きな円ではないので、マイクやHPのケーブルが、けっこうごちゃごちゃになってしまって、セッティングが大変でした。
マイクは、ソプラノがSM57、アルトがBeta57、テナーがSM58を使用しました。これも、当日に変更しました。
HP Ampは4つ使い、ボリュームは各自で調節されていました。
Multiは18chを使用しました。ケーブルが多いので、先に各々の立ち位置にマイクを付けたスタンドを置きケーブルを繋げるのは最後にしました。回線チェックは、マイクを繋いだケーブルを1本使い、Multiの1から順に差し替えて、先に済ませました。
レコーディングをする機材は、Pro ToolsではなくHDDを使用しました。その為、録り直しは、パンチインという方法で行いました。これは、部分的に録り直す際に、その部分に上から重ね録りをします。なので、やり直しができませんし、タイミングが非常に大切です。今回、幾度となく行い、最後の方では同じ箇所を10回以上繰り返し録っていたと思うのですが、毎回、富さんがパパッとやっているので、隣で見ていて驚くばかりでした。
このレコーディングは、今回と2週間後の2回に分けて行われますが、可能な限り今回と同じ音を次回も録らなければなりません。そうしなければ不自然になってしまいますし、今回録った曲を部分的に録り直す事になった場合、1曲の中で音が異なってします。ですので、今回は、次回に向けてメモを取る事が大変重要でした。立ち位置、使用するマイク、HA Ampのボリュームのつまみの位置など、メモ出来る事はしました。
また、私はレコーディングを見ていて「歌に対する真剣さ」を感じました。
歌い手さん18人と、指示を出す方が1人(木島さんとおっしゃいます)の総勢19人だったのですが、遊んでいる時と歌う時の切り替えが木島さんの声ひとつで出来ます。録音したものをみんなでモニターした後でのダメ出しも木島さんが言う時もあれば Choirの方が言う時もあります。もっとこうした方が良い、このパートが聞こえない、などと意見を言っていて、大体は決まった人なのですが、でも、みんなで意見をし合って良い作品を作り上げようとしている姿が印象的でした。また、歌っている時に、本当に楽しそうに歌っているので、音楽って素敵だな、と改めて感じました。
ありがとうございました。
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