2008.2 High School New Song Recording 終了報告
栃木県内で統合される高等学校の新校歌のレコーディングを担当しました。
2月23日(土)
栃木県総合文化センターリハーサル室
9:00 都内発
13:00 ホール搬入
18:00 ホール退館
栃木県東部の小さな町にある2校の高等学校が、統合合併されるため、校歌を新しく作曲、録音することとなりました。
その2校は、高等学校は、創立100年の男子校と、創立80年の女子校です。
録音の時に、もっと意識した方が良かったなと思う所がありました。
今までそれぞれ、男子校、女子校と別々に過ごしていた生徒達のことを、もっと意識すれば良かったなと思いました。
校歌ですから、シンプルにパートに別れているわけでもなく、唄いやすいアレンジでしたが、一番意識するべきところは、一体感でしょう。
テンポの大きな変更がありました。
人数が少なすぎれば、あまりゆったりとしたテンポでは、息が続かないし、将来少子化の影響で、かなり少ない人数で歌うことになる可能性もあったのでしょう。
現在ミックス中ですが、楽譜の上部に、『のびやかに』とあるように、
ミックスに心がけます。
私個人のお話ですが、栃木に転勤して3日目ぐらいに、この町の大きなお祭りの中継に参加しました。
その後も、BS等で何度かそのお祭りを取材したり、いろいろつながりの深い土地でした。
完成の折には、この学校の所在地のあたりの、温泉にでもいきたいですね。
そういえば、転勤して1年くらいたち、両親をその町の温泉に連れて行った事を思い出しました。
ピアノを、部屋の中央に配置しました。
初期反射(PreEcho)については、やはり問題がありますね、限りなく自然な減衰が、
私にとっては録音に重要な事を再確認しました。
ものすごくデッドな部屋での録音は、別に私が担当しなくても、誰でもできますよね。
空調の暗騒音が多少問題でしたが、この録音のダイナミクスだと、クリアしていました。
録音に使用するのであれば、春&秋が良いと思います。
空調は個別で暖房のみを切ってもらいました。
ヘッドフォンアンプのガリが多少あるが、マイキングの確認時に必ずあった方が良い。
ミックス室ですが、控室をミックス室として、使いました。
今回は小編成でしたので、大音量でのモニターも必要ありませんでしたが、やはりこのくらいの容積であっても、部屋鳴り(RoomEquarization)の為、正しい判断は難しく感じました。
録音データ
Piano DPA4006×2 STEINWAY&SONS
SOP&Tenor C-414×2
IRT Cross Surround&Ambient KM184×4
Recorder HD24&Digi002Rack
PreAmp ONYX800R
STAFF:チェジェファン、斉藤健太
http://www.sobun-tochigi.jp/01/ind02/riha.html
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