2007年6月11日月曜日

2007.6.9-10 GOSPEL CONCERT SR 終了報告










2007.6.9-10 GOSPEL CONCERT SR 終了報告
日時:6月9日(土)
   6月10日(日)
場所:栃木県総合文化センターメインホール
内容:ゴスペルコンサートSR

モニター卓を組んで行う、ゴスペルコンサートでした。
エムアクアで行うホールコンサートでは、最大の規模です。

以下 富の終了報告です。
今回で、エムアクアが関わるようになって、
4回目のBrownBllessedVoiceコンサートです。

昨年度と大きく変わったところは、
ステージ上のバンドセットは昨年と同じだが、反響板がなく、
東西幕で、下上の袖が塞がれているので、音響的にはデッドでした。
舞台スタッフに感謝です。

バンド編成は、
Dr、EB、EG(AG)、KEY、SAX、TP、TP、TB
です。
クワイヤは51人です。

インプットから、振り返ります。
クワイヤのマイクは32本
ソロ2本ひも付き、ワイヤレスはMCで1本としました。

ソロ2本は、より音質の安定を目指すのと、やはり15dB近くのフォローを考え、
Beta58のひも付きにした。このあたりは、このグループのシンガーでは、
SM58でもよかったかもしれない。クワイヤのマイクの音質を考えると、
Beta58は、クワイヤの中に入れてもいいかもしれない。
テナーやアルトに、Betaのマイクを今後入れたい。

ワイヤレスは、当初使用を予定したマイクに、原因不明のノイズがありました。
電界不足でもないので、他の無線、電波の漏れ込みだと思いますが、
実態わからず。これは、ホールの方に後ほど報告しておきます。

クワイヤマイクは、マルチABの16本を、モニターにも送り、マルチCDの16本は、
ハウス単独とした。

ABは、満遍なくとれていたが、
Cの遅番は音が遠く、DはTPのかぶりが大きかった。
ABは、全てマルチ収録、CDは、パートに分けてマルチに収録した。
ABの中のパートについて、テナーよりに、1〜2本修正しても良かった。

マイクはSM58を8本、BSとケーブル付きで使用したが、
やはりありもの(ホールや、手持ち、PA屋さん)であれば、レンタルで十分だと思います。
かわりに、コンソールの入力は、入力増の必要性を感じた。

今回も、トラブルがあったら、会館のマイダスベニスを借りようと思っていたが、
クワイヤの音作りの根幹である、デジ卓として、LS−9を検討したい。

かわりに、MG16の弱点が今回わかったので、後述したい。
バンドは入力増を見越して、マルチを16→24Pにしてもらった。

今回マルチに関して、左右の可動壁の操作板の、大外をまわす事が多く、
モニター卓からは、20m程度が必要と感じられた。

ドラムのマイクは、スネアATM25、ハイハットKM185等が変わったところだったが、
スネアは太い感じ、ハットはかぶりが軽減できてよい感じだった。
タムが今回歪みをだしていた。
これは、MG16の9、10チャンネルのヘッドアンプが、
歪みやすく、原因としては、1〜8に対して、14dBもヘッドルームが狭い。

結局OHのマイク414に−10dBパッドを入れて、
タムの2本を入れ替えたら、良い感じになった。
マイクのパッドも、より安価なコンソールを使うときには便利だと思った。
タムは419より418の方が良い感じです。
撤収時にケーブル長過ぎて、スパゲティになりました。
4本くらいは短くしようと思います。

ベースは、出口が大きい人が多い。
今回アバロンの出口がでかかったので、−20dBを入れて対応した。
1176を使用した。

キックとベースは、ポップスでは76必須だとおもった。
もう1台欲しいです。

キーボードも、出口が大きいので、BOSSの入力でパッドを入れた。
キーボードミキサーの出口は、アンバラだったり怪しいので、
やはり、安心して使うにはDIが必要です。
オルガンの演出的な歪みは、判断に迷うところでしたが、
音量差もあり、その音色のみのフォローで対応した。

管は、全員419でした。
サックスのマイクにスネアがもろかぶりでしたので、
EQ等で対応した。

今回、アクリルパネルを、ベース&ギターの前においた。
照明チーフにはご迷惑をかけてますが、音的には非常に好評であった。

TP&TBのためには、ドーナツ型のフレクターパネルを持ってきていれば良かったと、
後悔した。

ブラスサックスの少人数のときには、かぶりの対応も含めて、
今後の課題としたい。
フレクターパネルを使用する事によって、自分の音も返ってくるし、
他の楽器のマイクへの直撃も、軽減できるはず。

バンド全体としては、モニターエンジニアの小川さんと、フロア2名の素早い対応により、
非常にうまくいった。

アウトプット系のまとめです。
ハウスはいつもの通り、EAWの650の2/1、水平角度が60度だそうです。
やはりウイング向けの、QRXとの併用が望ましい。水平は75度です。
ハウスは他に、プロサスにフライングしました。
ウイングと、フライング、そして会館のプロセには、ソロとクワイヤのみしか送らず。
これがうまくいった。
今回、ステージがデッドなので、なるべく切り過ぎないように心がけた。

本番中、客席でも、106dBspl程度に抑えて、スピーカーを分散させた形になる。
感想であるが、やはり、安心してハウスミックスに打ち込めるスピーカーだと思いました。

うちの1/2もこのくらいならしこめるように、今後ユニットやアンプ、ケーブル等も含めて、
トータルで修正したい。

ハウスはDriveRack→MX800(EAWのプロセッサー&C/D)で、
約5〜6ミリは遅れていると思います。

1部の休憩中、友人のクワイヤの方が、卓のところに来て、
2階もよく聞こえていますよ!とのこと。 うれしかった。

撤収の方法について、検討の余地あり。
機材の収納・使用方法を検討します。

6月8日(金)
18:00 横浜発 川崎 板橋

6月9日(土)
 8:35 ホール到着 搬入
15:00 バンドリハーサル
18:00 クワイヤリハーサル
22:00 ビジネスホテル宿泊

6月10日(日)
 8:30 ホテル発
 9:00 リハーサル
14:00 Open
15:00 開演
17:20 終演予定
19:30 宇都宮発

22:30 都内、自宅近くまで送迎
24:00 mikimix機材返却の後、横浜到着

宿泊費をこちらで、負担いたします。



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