2023.2.6 フリーランスになるということ1 経験
2月です、毎年この頃になると、世間は冬眠モード、フリーランスは確定申告地獄。
音響技術に関することは、それぞれの記事やらなんやらでいいんですが、それ以外のことについて『フリーランスになるということ』のタグ#フリーランスになるということ。
で色々書いていこうと思います。
NOTEとかでやればいいと思うんですが、やっぱりこのブログの中にごっちゃ混ぜに入ってるのが私らしいので、1回限りで終わるかもしれませんが、どうぞお付き合いください。
24歳から31歳まで、栃木県宇都宮市に転勤していました。
転勤に至る経緯や諸々は置いといて、会社に入って初めて自席(自分の机)が与えられ、今までスタジオの音声業務しかやっていなかった環境からは大きく変わりました。
『自分の専門は音声だ!』でも、地方局に音声の仕事はほとんどないんです。
どっちかというと運行やテレビ番組に関すること、放送所の管理。
幸い音声の先輩が2名いて、最初の1-2年はその先輩たちに色々幅広く仕事を教えていただきました。
2-3年するとその先輩たちは居なくなり、10人の技術職員の中で、音声を責任もって担当するのは必然的にわたしになりました。
大きな会社ではわからないことが、小さな会社では皆が担当するようになる。
一番大きかったのはお金のこと。
いわゆる『調達』という作業、会社が会社としてモノ(機材や消耗品など)を買うということです。
そこで得た経験が、のちにフリーになる時にすごく為になったんです。
『見積書』『納品書』『請求書』
『売掛』『あいみつ』
実際に現金を扱うことはなかったけれども、会社が何かを調達しようとした時、どのような手順を踏んで、実行されるのか。
大きな会社と小さな会社、個人事業フリーランスでは違うかもしれませんが、全くそんなことを学ばずに来たんですよね。
学生時代のバイトで、領収書は書いたことがあるが、果たしてそれがなんの目的で使われるのか全く知らなかった。
のちに、軍手買うのも、ガムテープ買うのも、全部自分の財布から出ていくってのが、きついけど面白い。
フリーでは自由なわけです。
他人のお金でものを買う、正しく計画し、正しく調達し、正しく代金が先方に支払われるように処理をする。
これは、会社でないと出来ないことでした。
飲み会の割り勘監事や、サークルなどの会計業務をしてたらそういう経験ができたのかもしれません。
外部の音響業者にPA業務を発注したり、音声分野に関わることが全般でしたし、東京渋谷にお伺いを立てないと出来ない部分も多々ありましたが、この経験がその後フリーになってみようかな?→ここに役立っています。
学生から社会に出る時。
社会で、会社員からフリーランスや事業を起こそうとした時。
今まで知らなかったことは世の中にいっぱいあって、そういうことひっくるめて、『苦しいけどたのしい』っていうのがフリーランスなのです。
2023.2.6 フリーランスになるということ1 経験
『お金の経験』でした。
また書きます。
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