2017年12月30日土曜日

2017.12.02 Pinocchio parte uno Dance and Musical SR Project終了報告

2017.12.02 Pinocchio parte uno Dance and Musical SR Project終了報告

2016年から2年がかりの長い旅でした。http://m-aquastaff.blogspot.jp/2016/12/20161204-pinocchio-parte-uno-dance-and.html

演出の先生とは、もう20年近くお仕事していますが、毎回毎回、大きな勉強をさせていただいています。




ピノキオ=ディズニーのイメージしかなかった私でした。
原作が伝えたかったもの、今それぞれが、もがき苦しみ、何か望むものに変わろうという意思。

会場は栃木市文化会館大ホールでした。




秋口から動き始めました。

このセットは最強。

録音機材一式。

こんな感じの配置。

まだ緑が青々としていますね。


今回のプランです。
大きな部分では、客席のオペレート位置を最後部にしました。
 Input系は、舞台つらに11本、吊りが4本、両脇袖 仕込み2本、WL6波と1人でオペをするにはギリギリかなと。
Outは特に昨年と変わらずですが、ケーブルの引き回しを考えて、Ampを下上に振り分けました。(8ch+8ch)。







昨年はなかった、dBX、AFSがめっちゃ便利、『そうそうココココ』みたいなポイントに穴を開けてくれます。

こちらは会館の音響室の資料。
プロセのみの借用でした。

会館のアナログ800mhzWL 受信機です。


多分このあたりの画像は、ホール練習時。
25mでここまで届くよの覚書。


こちらは、客席最後方の連端板。


ホール練習時も、なるべく離れてオペしようと、中通路後ろ4-5列でやってみる。
慣れですな、慣れ。
ステージまで20mはある。


今回リハーサル時に重宝したのが、しんへいきMackie Big Knob Passiveです。

LiveのABや、レベルコントロール、Monoチェックもありがたい機能です。

ただし、アンバラです。

会館の袖卓。

下上渡りを確認。

PC台ってのを、初めて持ち出し用に購入してみた。

そしてここからは、本番週。
だいぶ遠いなあ。

当日FOHの積み方を変更。

演出からの要望で、花道の前を役者が通れるようにしてほしい。


音的には、、、。アリでした。

音響のセオリーとして、『壁からある程度離す』&『演奏者の位置より前にFOHを設置』
この二つを守らないとだいたいいろんな不具合が出るんですが、十分に調整できる時間があれば、プロセニアム&大臣の壁をうまく反射板として利用できる。

特にFOHはAuto EQを基本としてるので、やっぱ楽でした。

今回の特筆もう一点。
WLをデジタル化しました。

Shure QLXD 800mhzのB帯デジタルです。

アンテナの花が咲いてる。

電源を敷くのが少しこのホールは遠いんですが(12-3m)この感じなら、バラシも早いです。


卓周りはこんな感じ。
一番右側は予備。


この一年は雨の多い一年でしたが、11月中頃から12月は、とってもいい天気の日が多かったな。





お芝居やミュージカルなど、専門外ではあるけれど、演出の意図やメッセージが納得できれば、全力でお引き受けします。

次の宿題はなんだろう。
2018/1/1 記 Tomi


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