2010年3月6日土曜日

2010.01.24 Karaoke School Live SR Project終了報告

2010.01.24 Karaoke School Live SR Project終了報告
昨年からお手伝いさせていただいている、カラオケ歌謡教室の入学式SRのProject報告です。
場所は浜離宮朝日ホールの小ホールです。

今回MixはPakumaさんなので、M-AQUAは機材出しとフロアを担当しました。
ハイ、皆さんご存知Pakumaさんです。

宇都宮の時から本当にお世話になってます。
放送局ではPAが必要なときは基本的に簡易なPA(V音やCDをStudioに流す等)以外は、PA会社に依頼する場合が多いです。(機材も含めて)

大きく分ければ、局内(テレビスタジオ)or局外(ホールや屋外のイベント)に分かれます。
1本のマイクを、放送とPAで頭分けで分岐して、放送はもちろん生放送や収録系のミキサーに、PAはそのままその会場の拡声に使われる訳です。

ホントにPakumaさんにお世話になり、一緒にやりました。

私はSRについては、興味はあったのですが、会社に入ってから学んだようなものでした。
ただし放送局という会社のシステム上、SRを教えてくれる人は誰一人いなかったので、いろんな場面で様々なPA会社の方が、下っ端の私にもいろいろ教えてくれました。
教えてくれるといっても、別々の会社です、しかも放送局から依頼するクライアントでは、手取り足取りではありませんでした。むしろ遠慮して、ヘマしてもうまくいっても、何にも言ってくれない状態ですね。
20代前半のずんぐりむっくりした若者が、フロアをバタバタ走り回っていて、何だかわからないけど、的外れな事を聞いてくる。
それを、いやな顔せず、媚びず『ハイヨ!』と、いろいろ見せてくれたり、教えてくれたりしました。あ、無理もいろいろ言いました。すんません。

ここに書いたPakumaさん以外にも、自分の所属していた音声の先輩からはもちろん、他のセクションの先輩方から教えてもらう事多かったです。
教える等とおこがましい感じでなくても何となく、現場の若手は、みんなで育てていく・・・、みたいな雰囲気が昔はありました。

・・・いや、今もあります。今もありますよーー、あります。
何だか冒頭で語ってますが、スタッフからも、出演者からも、お客さんからも学ぶ事は多いのです。それは、個人個人、一人一人、真摯に音に向き合い、意地をはらずに良いモノに指定校という気持ちは、今も昔もこれからも変わっていかないと思います。

ま、そんなこんなで長いおつき合いだってことを言いたいだけでした。

HOUSEはQRXスタンド使いです。耐加重40kgまでのスタンドに、35kgのSPは、ちょっと危険なので壁沿いに立たせてあります。築地の時には、ホントにあぶないので大臣柱にぴったりくっつけてました。あー、スピーカーと壁にスポンジでもはさんでもいいかもね。
下手Ampで、20mで届きまっせ。



今回セッティングに時間の余裕があったので、Tuning特訓を実施しました。
こういう時間を設ける為に、我々は早くセッティングをするんだなー、なんてことも思いました。

やっぱ、やらなきゃわかんないっすね。
ワタシがまだまだ教えてもらいたいです。




さてさて、出待ちの出演者の方です。全員下手出です。



これ参考資料、あれに使うキーボードです。


アンプは下手に固めてます。
C型〜平行まで借りて、一口だったかな?

ワイヤレスは、PakumaさんのMaxon×2(GuestとVO)とPana4100(MC)でした。

内容は入学式ですので挨拶等の式典の内容に、Guestの歌のステージと、成績優秀者?の方の歌唱が1〜2曲、後は歌唱指導が15分位だったかな?
という中身です。

SideはEliminator(別アンプ)、FootはFMX(4Ω)です。運営系を作って、録音は基本的に無しでした。



手元に資料が残っていたので、ちょっとまとめてみます。いや、つらつらと書いてみます。

Tuningは『フラット=音が良い』の先入観を無くす事から始まる。
・そもそもなんでTuning必要?
 feedback、レベルダイヤの整理、部屋の特性、マイクの特性。
・どんな高性能な、どんな特性の良いシステムでも、場所によって違う、セッティングによって違う。
・頭決め→F.O.Hのレベルダイヤ整理(Tさん言うところのつじつまあわせ)
・HA→Ch Fader→Mast Fader→Mix Out→GEQ→C/D→Amp→SP
・音量が確保できたら、あやしいfをさぐる。TBはその為の道具、音痴じゃ出来ない。
・実際のMic使用場所状況を作ってみる。
・MONの系統チェック。おんなじことやる。

フロアの仕事
・無線やインカムでマイクの出や、出演者、楽器、ステージの情報を伝える。
・『司会でまーす』『◯◯マイク抜けてます、出ます』
・WLマイク等の行方不明にならないようにする。
・出演者が迷っていたら手を挙げて受け取る。
・マイクを渡すとき、『◯◯さんですね?』問いって渡す。
・モニターバランス聞くのなら1cho後、OKなら、隙があれば、ハウスの音聞く為にもいろいろ走る。
・出演者の前でこっくりこっくり寝ない。→顔洗う。

以下は、参考資料です。
浜離宮朝日ホールにはリハ室があるようです。
撮影にも使えそうなホリゾントとテレビ照明がつってありました。
懐かしい感じです。





無事に終わって良かったねーー。次は6月の卒業式です。

STAFF
Chief Mix:楠田和仁さん(Pakuma)、Floor:荻根沢実嘉子、長瀬千里、機材:とみー

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