2009.2.8 Amature Big Band Live Recording STAFF REPORT 37RP-2
今回BIG BANDのSR及びレコーディングのお手伝いをさせてもらいました。
そのとき感じた反省点はまず、楽器の音を知らないことを痛感しました。今回音を聴ける道具がヘッドホンのみで、視覚からの情報が全くない状態でした。聴覚のみで楽器を判別する難しさを知りました。どの楽器がソロを演奏しているか判断するのに時間がかかりレベル調節が遅れ、音がつぶれてしまうのが何度もありました。
このような環境で作業をして、音を知らなければ仕事ができないと実感しました。どんな時でも自分が求めている環境で作業はできないし、どんな環境でも作業しなければいけないのだと知りました。
次にヘッドホンのみでの作業で知ったことは、音のレベルについてです。自分の耳で聴いた音のレベルとミキサーのメーターの差についてです。本番前に自分の耳で聴いて大きいと感じた音とメーターの差を埋め合わせることができたらいいなと思いました。フェーダーの位置、ヘッドホンのボリューム、ミキサーのメーターの関係が本番中に混乱してしまい、どれを調節していいのかわからなくなってしまいました。大きいと感じた時のメーターの位置を常に把握しなければいけないということに気づきました。前の話に戻りますが、演奏風景が見られないから視覚的情報が全くないということではないということにも気づかされました。手元にあるメーターからもかなりの情報を得られると知りました。
最後に帰りの車の中で自分が録音したものを聴いて、何度も音がつぶれてしまっていることに反省しました。そしてそれから、音を下げた後に安心してしまい、フェーダーの位置をそのままにしてしまったことにも反省しました。
SR、レコーディングは音が出ているときは常に緊張しなければいけないことを改めて実感し、これからはさらに真剣に音に向き合おうと決意した一日になりました。音色だけでなく音圧にも視線がいくようになりました。
今回は貴重な体験をさせていただきありがとうございました。
0 件のコメント:
コメントを投稿