2007年5月16日水曜日

2007.5.4-5 BRASS BAND LIVERECORDING&SR STAFF REPORT 35RP

2007.5.4-5 BRASS BAND LIVERECORDING&SR STAFF REPORT 35RP

前回の研修では「2424取って」と言われても、
どれがその機器かわからなかったし
それが何につかわれるのかも知らなかった。

今回は事前に、M-AQUAのホームページやインターネットで
回線表に書かれていた機材やケーブル、マイクスタンドの姿や、
何の為に使われる物なのかを調べた。

しかし、富さんに「このマイクは何を録るのにむいてる」と訊かれて、
答えることが出来なかった。

自分は姿を見ただけで、ホントにちゃんと機材を調べれていなかった

何の為に機材を使うのか???
『たまたまあったから使う』ではだめなわけで、
今回なら3点吊りの位置が高く、ステージの上にあるマイクと比べて、
音が入って来るのが遅い。
3点吊りのメインマイクと、各パートの補助マイクのバランス(音色・音量・時間)を取るために、
音をしっかり聴くには、(聴かせるには)マイクの入力の時間軸を、
合わせないといけない、だから時間遅延のためにディレイを使う。

ステージ上のマイクは数が多く、その全てにディレイを掛けなければならない
だからデジタルの卓を使う。

機材についてしっかり調べていれば、なんかしらの問題を解決するために
その問題に見合った機材をちゃんと使うことが出来る。

わからないことや、曖昧なことは質問した方がいい
撤収のとき富さんにトラックを前に動かしてと言われた
MT車でサイドブレーキが教習所で、一度しか乗ったことがないタイプのやつだった。
曖昧な記憶をもとにサイドブレーキを解除したと思ったが
実際はかかったままで走ってしまい、富さんもういいと言われてしまった。
わからないこと、曖昧なことは危険だと思った。

また今回のように、ホールの音響室をお借りすると、初めて触れる機材もある。
富さんもわからないことをホールの音響さんに訊いていた。

このときの訊き方や訊く姿勢が大切で、何回も訊いたり
考えればわかるようなことを訊いたりしない。
考えた上で訊く時は、いきなり「???ですか」より「ですよね」と、
ある程度までは自分で考えたことを伝える。

何かする時はよく考えないと危ない。
今回、自分はSRの卓をさせていただきましたが、4日のリハーサルの日
もうすぐ撤収だからということで卓のフェーダーを下げたが、
その中にほかのスタッフさんのところや、楽屋にホールの音を出すためのフェーダーがあって
富さんにすぐそのことを言われて慌てて戻した。

もしそのまま下げていたら何か事故が起きたかもしれない
フェーダーやミュートスイッチ一つ押すときに、
そうしたらどんなことが起こるのかしっかり考えて行動する。

今回は吹奏楽のSRということで、いくつかの楽器にマイクが立てられていたけど
実際にその全てのフェーダーを上げたりはしなかった
客席で演奏を聴いてハープの音が聞こえなかった
けれど別にそのときのハープのメロディがそんなに重要でなければ
フェーダーを上げる必要はない。

今回の場合マイクはあくまで補助で、何が何でも上げなきゃいけないということではない
こういうこともしっかり考えないといけない。

今回よかったと思ったことは音響室から、ステージ側のスタッフの人たちの、
転換のときの動きなどを見ることができた。

自分がやっていると気がつかないことも、離れてみるとよくわかる。
また音響室に自分が一人だったときにステージの上からディレクターの人が何か言っていて
でも音響に言っているの照明さんに言っているのかがわからなくて
とっさにPFLでディレクターの方の近くにあるマイクで音を聴き、
音響に言っていたので、デミトスでステージにいるスタッフに伝えることが出来た

今回初めて後輩の子達と研修が出来て、彼らが出来なくて自分も出来ない、
多くのことを確認できた

今回の研修は多くのことを考えることが出来て、本当によかったと思います。

若山さんから一度や二度研修に出て、いきなり何でも出来たりはしないと言われました。
今回の反省点を次の研修で出来るようにしていこうと思います

今回も貴重な経験をさせて頂きありがとうございました
次の研修のときもお願いします。


================
以下富のコメントです。

機器の名前を覚える事、重要ですね。
現場で目にするものについて、常に興味を持っていた方が良いと思います。

トラックの運転についても、こう考えて下さい。
今まで何回か、私の助手席にのったことがあれば、
『あの、トラックのサイドブレーキはどうなっているのだろう?』
『自分が操作するとしたらどうすれば良いのだろう?』
音響に似ていると思いませんか?
ある日突然、チャンスはくる。
しかも、卓に座って、フェーダー操作しろ・・・。
そこまで何回も、見る機会、聞く機会もあったのに、
自分には廻ってこないだろうとか、その時に順番が来たらやれば良い・・・。
とか、考えていませんか?

常に、自分だったらどうするか?
自分だったら、どの部分を、理解していないか?

常に、アシスタントでも、自分がミックスする前提で、
物事に参加しないと、いつまでたっても、アシスタントです。

有能なアシスタントは、フェーダーを触っていなくても、
マイク1本立てながらも、ミクシングに参加しているのです。
そういった、心持ちで、望んで下さい。

そうすると、ちょっとした現場の見学でも、
なんでも、見方が変わってきます。

2007年5月12日土曜日

2007.5.11 GOSPEL CONCERT SR 終了報告



2007.5.11 GOSPEL CONCERT SR終了報告
日時:5月11日(金)
   19:15本番
   20:45撤収
   22:00完全退館
場所:ハーモニーホール座間小ホール
内容:Chris Verdell Gospel Concert←本物です。
ミシシッピー出身のボーカリストクリスバーデルの、
ゴスペルライブでした。。
http://www.chrisverdell.com/japanese/


搬入は、角材使用で、レベルOK。
角材があれば、後部ゲートは、位置が決まってからでも、
あけられる事が解った。
搬入口



現場は、中規模ホールと言った所。
会館の音響の方から、何度か指摘されたのは、
音響専用の電源がないとのこと。

下手上手のアンプは、C型がでるものの、
照明の調光卓を通り、(DIM)が、かかった物しか無い。
実際何の問題も出なかったが、やはり、照明と同じ床回路から、
音響電源をとるのは、ちと怖かった。

卓電はいつものとおり、客席からとった。
写真の盤からとったが、今回、2.0スケアの平行電源ケーブル15mを作成した。
今後は楽器電源と、卓電源はこれで行こうと思う。

やはりいままでの平行1.25スケアでは、細すぎる。
どうしても、という時は、1.25も使うが、
テスターの電圧には現れない、音の太さを実感できたかも???




マルチは3本、主に16Pはバンド&Choirで収まった。
8P-A B共に、アンプの出力と、フロントの2本。
このくらいのマイクの本数が扱いやすかった。
いずれも、ボックスと先バラを併用して使用した。
立ち上げのパッチケーブルは、短くてやりやすそうだが、
結局まとめて縛るのに、時間がかかる。
マルチー先バラでいけるところは、先バラの方が、撤収が容易。
テッポー玉をしまったりするよりも、マルチで両方でていた方が、
便利であった。


アウトボードはいつもの通り。
今回はDX38推奨の、ご指定EQをデフォルトにしてみた。
もちろん、GEQで調整もするが、
X-Overの出口はHi-5 Lo-5
で、アンプは0dBでした。
今後、ホールではハウスは0dB基本にしようと思います。



ステージはこんな感じです。

2007年5月9日水曜日

2007.5.4-5 BRASS BAND LIVERECORDING&SR STAFF REPORT 36RP-1

2007.5.4-5 BRASS BAND LIVERECORDING&SR STAFF REPORT 36RP-1

募集を見て、音響に関する知識がほとんどないまま参加希望を出しました。
打ち合わせの段階では何をするのか、何が分からないかも分からない状況で、
非常に不安でしたが、リハ・本番の2日間を終えた今、無茶と思いながらも
積極的に参加して本当に良かったなと思います。


打ち合わせの段階で富さんに言われていたのは、
「8の字巻きは必ずできるようにしておくこと」。
先輩方に放課後教えていただいたり、授業でも練習し、とりあえず習得し、
現場へ挑みました。

この2日間で実感したのが、巻けても解くことが出来なくては、
意味がないということです。
解くというのは引っ張れば良いように思っていましたが経験してみると、
間違った方向に引っ張ってしまったり、ケーブル同士が変なところを通っていると
引っ張ったときに絡まって結ばれ、とんでもないことになるのです。
これは人にやり方を聞くよりも自分で失敗・研究して習得するべきだと思い、
あえて質問しませんでした。
ケーブルを巻く、解く機会は2日間で何度もありましたが、
ちゃんとしたやり方を身に付けられなかったので要練習です。

会場で機材搬入が終わると音響はまず、
とりあえずマイク・スタンド・ケーブルを結線しての、
回線チェックから始まりました。

マイクを叩いたりするのは絶対にタブーなことだと思っていたので、
はじめに回線チェックの光景を見たときは「え!?」と思いました。
爪を使ってガリガリ引っかいていたのです。この工程を「ガリ」と呼ぶそうです。

この行為の意味は・・・
声だけだと、近くにあるマイクに入ってしまった音で、
メーターが触れている可能性がある

マイクに直接触れてガリガリすること(かぶりが発生しない)で、
対象のマイクが生きていることを確認。

ガリOKの合図が出ると続いて声によるチェックです。

アンコールボーカル用、SM58の場合の例
「アンコールボーカルマイク、SM58です。
 いかがでしょうか、いかがでしょうか。」

またマイクからおよそ何センチ離れているかを伝えるのも重要。
「アンコールボーカルマイク、約30センチ地点で話しています。
 いかがでしょうか。」
このような言葉を音響室での調整が終わるまで連呼します。

マイクチェックは、ただ回線が生きているかを確認するだけだと
思っていましたが、同時音質まで調整しているのですね。

またクラシック録音等で使う3点吊マイクのマイクチェック法は…
ステージセンターで同じように連呼


音像チェックのために(通常)下手から手を叩きながら徐々に上手へ移動。
ちなみに3点吊の位置は「勘だ!」とのこと。
音響のことを考えてベストポジションに配置すると、
照明に不都合が出てしまうことも。
そこで「ここじゃなきゃ駄目だ!」とムキにならずに、
回りの仕事に配慮することも円滑に進める重要な心がけのようです。

今回、照明との兼ね合いで3点吊はとても高い位置にありました。
音響的には良くない、しかし照明のためには仕方がないという理由で、
マイクの位置をずらすならば、スポット等を使わず、
照明に影響がない1部だけでも、
音響的に良い位置にマイクを持っていけばいいのに…と疑問に思いました。

若山さんに投げかけてみると、

・それも有りだけどあの位置ですでにEQ等の調整を済ませている
・よっぽど精度の良い3点吊でないと動かした時に、
 左右上下だけでなくマイクの角度まで予期できない方向に曲がってしまう。

と、いくつか問題があるそうです。

音響室でそのメインマイクで集音した音は聞きましたが、
違う位置での音と比較できなかったのが残念でした。
いつか様々な位置での音を聴くチャンスがあればいいなと思いました。

ステージ上でいくつものマイクを使用すると
ケーブルの配線がごちゃごちゃします。
そのためにマルチボックスという機材を使用していました。
片側は長方形の箱でそれぞれの回線オスメスどちらでもさせるようになっています。
今回は8chのマルチボックス。
その箱にステージ上の各マイクケーブルがキャノンでつながれます。

箱から舞台袖へと伸びるケーブルは8ch分なので、
ペットボトルのキャップ程の太さ、
壁にさすコネクタは3Pキャノンの3倍はあろうかという直径で、
それだけピンの数も多いです。
ピン自体の太さは3Pよりも細いらしく接続の際、慎重にやらないと
すぐ折れてしまうそうです。
同じ8chでも先バラを使うとステージ上での見栄えが悪い、かつ結線しにくいです。

またマルチボックスからの配線も、
ペアケーブルという2対の先バラを利用していました。
これは演奏者に出来るだけ邪魔にならないように、
という配慮が含まれているのでしょうか。

学生の吹奏楽の演奏会では約2時間の内に、
いろいろな内容をお客さんに見せるために
ステージの配置も少なからず変化します。

また予定していた配置図通りにゲネプロを行った結果、
サウンド作りの問題で「30センチ上手側に移動!」
なんていうことも多々あります。

舞台監督が「ユーフォ移動して!」という指示を出した際、
私は客席で音を聞いていたのですが、
「自分は関係ない」とスルーしてしまったのです。
当たり前に考えると
配置が変わる→マイク位置も変わる

のは分かることです。

たとえマイク位置が変わらなくても、
移動に際して邪魔になる可能性もあります。
気を抜いてボケッと音楽鑑賞していた自分が悔しいです。
ユーフォが数十センチ動いた結果ケーブル長が少し足りなくなり、
間に延長ケーブルを挟みました。
家庭用コンセントで延長だったらつないで「はいOK!」と終わってしまいますが、
音響では回線上に少しでも変化があれば何度でも回線チェックを行うのです。

一旦舞台袖にはけ、再びステージ上で結線、そして回線チェック。
この作業は何度もありました。
それだけ「音を出す」ということに本気になっている証拠です。

現場では事前の図面通りには行きません。
変更が何度あってもすぐに対応できる柔軟性が必要だと思いました。
柔軟性といってもそれは経験なので、
とりあえず気をつけなければいけないのは
「絶えず周囲にアンテナを張る」ことでしょうか。


また今回はホルン6本に対してマイク2本、となるとどうしても
2人のみの音が中心に集音されてしまいます。

マイクが自分のベルに向けてあるとどうしても不安になるし、
よりによって1年であるとなお吹きづらくなります。

録音とはいえステージ上にマイクが乱立し目立つのは見栄え的にも、
奏者の精神的にもいいものではありません。

スタンドをセッティングしていたとき、
ホルンの1年生が不安そうにしていたので
気にしなくて大丈夫だよ的に声をかけたことが、
果たして彼女の精神面にどう影響したのかずっと気になっています。

下手に声をかけないほうがよかったのでしょうか…。

舞台裏には私たち音響だけでなく、照明もいれば手伝いのOB・OG、
会館職員やら舞台監督などなど様々な役割のスタッフがいます。

しかし高校生から見ればみんな似たような服装をしていて、
特に音響=照明=会館職員に思われていたようです。

そのためか何度も高校生から「椅子どこですか?」など、
音響スタッフには分からないことを聞かれました。
そこで分からないからといって自分まで戸惑っていればダメなのですね。

分からないなら分からないなりにちゃんとその旨を伝える、
分かる人に聞く等の処置を取らないと悪循環…。

3部ミュージカルのリハ時に舞台裏で待機していると、
1年生に「花売りはどこからでるんですか!?」
と焦った様子で尋ねられました。

客席への入り口ならともかく、
脚本を見たこともない私が分かるはずがありません。
結局そのシーンが終わるまで彼女は舞台裏で待機することになりました。

「音響」としては何もしてやれませんでしたが、
歳が近い&演奏会を出演側として経験していたことを活かして、
彼女目線に立って励ましてあげられたことはとても嬉しかったです。

「音響だけやってればいい」といったようではいけないと思います。


舞台袖から引き伸ばす回線の他に、
ステージ床に設置してある回線も使用しました。
ステージ床の回線は普段は邪魔にならないように蓋に覆われており、
つなぐ時だけ蓋を開け、
ケーブルだけ小窓のようなところから出しておく仕組みになっていました。

マイクをセットし使用する時は何の問題もなく完了。
しかし片付ける際、回線を外し蓋を閉め、その後にケーブル用の小窓を
閉めることを忘れてしまったのです。

その小窓はせいぜい幅3センチ程度の小さなものです。

それでも万が一、本番中に出演者が穴につまづいて転んだら…と考えると、
自分の小さなミスが小さなミスで無かったんだなとつくづく思います。

研修中、富さんは2~3回「マイクは片耳と同じ」
という言葉をおっしゃっていました。
確かにステージ上の演奏を片耳を押さえて聴くと、
1本のマイクで単純に録った音に近い…と率直に思いました。

=2本のマイクで録れば人間に聴こえる音をそっくりそのまま録音できる!
というようにならないのはなぜなのでしょう…。

「舞台裏は静かにする」
これは誰もが知っている常識です。
自分も知らないわけではありません。
本番中に舞台配置図をチェックしようと資料をポケットから取り出したとき、
紙の刷れる音が出てしまいました。

その瞬間に若山さんに注意されました。
音がでるかもしれない…という先を読んだ予測が出来なかった自分が
またまた悔しいです。

アンコール時、1人がステージ中央で歌うというシーンがありました。
演奏時の彼女のポジションから立ち上がり、上手でマイクを受け取って
ケーブルを引っ張りながら中央まで歩いていくという流れです。

また疑問です。司会や校長の挨拶はワイヤレスマイクを使用しているのに、
なぜ見栄えが悪いにも関わらず、
上手から中央まで長いケーブルをわざわざ引っ張る必要があったのでしょうか。

ものすごく謎で若山さんにも富さんにも同じ質問を投げかけました。

・信頼性の問題
・有線に比べると無線は例え数十万するものでも音質がとても悪い、
 喋りなら良いが歌等の音楽には向かない。

とのことでした。
質問の答えを聞いたときは「あーそうなんだ」と思いましたが、
今考えるとなぜ無線はそんなに音質が落ちるのだろう?とまた新しい謎が…。


音響室に入ってモニタースピーカーから出る音を聴いていました。
明らかに違います。生音に携わってきた立場からすれば本当にショックでした。
音の速度と電気の速度を比べると 音<電気
なので音響室に先に聴こえてくるのはスピーカーからの音です。

その数十msec後に生音が聴こえてくるので電気音と生音が混じり余計混乱します。
数値的に見るとわずかな時間ですが実際に聞くと意外と大きな時間差がありました。

そのため本番中のミックスは、
生音を聴き比較しながら…ということが出来ないそうです。
リハの内に演奏のバランスや音を記憶しておき、本番に臨む流れです。

プロならばリハも本番も極端に演奏は変わらないはずなので、
記憶できるなら問題ないと思います。
しかし今回のように学生はどうでしょう。
リハと本番ではメンタル面での意気込みが全く違うため、その差は天地ほどあります。

もちろんバランスも違えば音質も違います。
コンサート会場で客席の後方に卓をセッティングしているのを見る時がありますが、
それはこの問題を解決するためなのでしょうか。

「養生」という言葉を何度か耳にしましたがこの言葉を知りませんでした。
恥ずかしながら業界用語なのか一般的な言葉なのかさえも…。

聴いているうちにケーブルの保護、安全、外見の向上の目的で、
ケーブルをマット等で覆い隠すことのようでした。
その他に「ばめる」も現場で使われていた言葉です。

リハ時に決めたマイクスタンドの位置を示すためにビニテに[WW L]などと記し張ることです。
よってビニテとマジックは必需品!

それから持っていたとしてもいざ使う!
というときにパッと出ないと意味がないのですね。
どのポケットに入れたっけ?などとキョロキョロしている暇はありません。
自己管理能力が問われます・・・!!

走り回って作業していると腰バックやポケットから知らぬ間に、
道具や資料を落としていることがありました。

小学校から「自分の物には名前をつけましょう」と言われ続けているのが、
まさかここで役に立つのとは…。
落としてしまうのは良いことではありませんが、
しょうがないと言えばしょうがないと思います。
しかし名前が書いてあると誰かが届けてくれる可能性もあるし、
自分のらしき物を拾った時に確認ができます。

書類がホチキスで留めてあっても、
1枚1枚に名前を書くべきだとつくづく思いました。
これで数回痛い目にあいました…。

2日間をすべて文章にすることは不可能ですが、大事なことや、
特に印象に残っていることを自分の考えを交えながら作成しました。

現場の雰囲気が参加しなかった方々に100%のうち少しでも多く伝わればいいなと思います。

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以下、富のコメントです。
@ケーブル巻き→体で覚える
@マイクチェックの仕方→なぜ、ここまで詳しくチェックするのか?
@ペアケーブル使う→楽だから、奇麗に設置できるから。

@3点吊りの位置→ヨーロッパのフィリップス方式や、オノスコルツェ方式等、
マイクの種類、マイクの幅、角度、距離等すべて、決まっている録音方式もあります。
しかし、これは数字では決められません。
全てのマイクロフォンのアレンジに関して、絶対これで100%というのは無いし、
エンジニアの考え方、ミュージシャンによっても違います。
しかし何より、3点吊りはその設置位置の特異性により、長距離を伝送しなければならないし、
ノイズの問題等も、とても危ういのです。
ですから、なるべくホールにいる間に、3点の音を長くいろんな角度から聞いて、
平均点を上げるのです。
しかしながら『勘と経験』が大きく作用します。
あとは、開場している、お客さんの頭の上で、そんな危ない事しません。
バトン等もそうですが、動いている間が、一番モノが落ちる可能性があるのです。

@全てのマイクは、もう一度つなぎ直した時に、
きちんと働くかなんて、わからないのです。
いろんな、作用が働き、一度のマイクの抜き差しで、
マイクが死んでしまうもよくあります。
ですから、抜き差ししたら、必ずマイクチェックは原則です。
マイク自身が本気で収音に向き合ってくれればいいのですがね、
以外とマイクはドライな性格です。

@ワイヤレスを使わない理由→自分の耳で確かめるのが良いと思います。
エンジニアを目指す者ならば、耳で聞いて判断するべし。
チーフがこうだから・・・、といっても、
その場はその通りにやる。

しかし、全ての事象に疑問をもち、先人たちのノウハウに敬意をはらい、
新しいモノづくりにチャレンジしなければ何も生まれません。
よって、ワイヤレスを使わない理由だけでなく、多くの音響の事に関して、
必ず、自分の耳を信じる事が大切だと思います。
『自分が聞いて、それがよければ、一番いいじゃん』
ただし、人がどうしてそうやってるのかを、そういった手法を取り入れてるのかを、
徹底的に、研究する事。

@=2本のマイクで録れば人間に聴こえる音をそっくりそのまま録音できる!
というようにならないのはなぜなのでしょう…。
人間の脳はとても精巧にできています、耳もまたしかり、
耳より高性能なマイクは沢山あると思いますが、
人間は高度な解析をしているのです。
これは、興味があれば調べてみて下さい、これだけを学問にしている先生が、
世の中には沢山います。

@レコーディングは、その場でいくら良い音をしていても、
良い音でした・・・、でも録音には残っていない・・・。
ではすまされません。
もちろん、生の方が良いに決まっている。

では、何故録音するのか?
何故記録するのか?

僕らの仕事は・・・
SRでも録音でも、その場そのものをただ記録や操作するのではない。
だから、僕はオペレーターという言葉が嫌いなのです。

SRならば、ライブが終わって、3時間後の帰り道、
3日後、3年後、心に残る音を、その場に提供する為に、行っているのです。
ジャズのスタンダードで、
『There Will Never Be Another You』
という曲があります。
もちろん、恋愛の歌ですが、日本語にすると『あなたなしでは・・・』です。
そんなエンジニアリングを私は目指してます。

録音は、録音機が回っていなければ、『あの時の演奏はこーーんなに素晴らしかった!!』
だけで終わってしまう。
使っている機器は、音波を電気信号に変えて記録する為の機器ですが、
こんな考え方もあります。

あの日、その北高の部員達ひとりひとりが、朝どんな顔をして、朝食を食べ、
この演奏会に向かったか?、そこまでどんな練習や、生活をしてたどりついたか?
そして、この録音を聞き返し、DVDを見直して、どう思うか?

もちろん、ステージではいつでもマジックがおこる可能性がある。
録音は、録音を録る前から、録った後も続いていて、人と人が関わるツールにすぎない。
だから、録音する時に、ミックスする時に、編集する時に、
その、ディスクの先の誰かを思い出して録音するのです。

会場の客席にコンソールや録音機をおいて録音しているエンジニアや、
ビデオ屋さんもいると思います。
ただし、同時に2つの音は聞き分けられません。
本来ならば、ステージから遠く離れた、音声中継車や、
ミックス室を作るべきです。

また、高度な事を言えば、どうしても、会場と録音する場所が離れていても、
収音したマイクのひとつひとつから、その様子を、汲み取らなければならないのです。
そういった耳で聞かないと、ホールそのものは、
もっといろいろな情報が飛び交って(良い情報&悪い情報)おり、録音とは別物です。
ここでも、聞き方を自分の意志で整理しないといけないのです。
たとえば、本番、演奏がどう変わったか?を判断するのは、
実際に収録しているマイクしか無いという事です。
他の視覚的な情報や、生音の情報も必要ですが、いちばん大事なのは、
そのマイクに入ってくる音なのです。

しかも以外と、冷静に客観視(客観聴?)するのは、
訓練が必要です、だいたい最初は手が震えます。

長くなりましたが、また応募してみてください。
ここまで、富のコメントでした。
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2007.5.19 GOSPEL WORKSHOP SR 終了報告

2007.5.19 GOSPEL WORKSHOP SR 終了報告
日時:5月19日(土)9時〜17時
場所:蕨市市民会館大ホール
内容:ゴスペルワークショップSR
   クワイヤ300人
   編成Dr、EB、EG、Key、GuestWL
スタッフ:鳥居香英、塩谷高弘、富 正和

今回画像がありません。
風邪のため、デジカメ忘れ物を多々してしまいました。
この1週間、久々に強烈な風邪をひいて、
正直、音が全然解らなかったです。
この、蕨のホールに入った時には、体調はだいぶ落ち着いてましたが、
なにより、健康第一だと実感しました。

今回コンソールを、袖に設置しました。
今回、ホールの退館が、16:30、終演は16時と、
撤収時間が大幅に短いため、ハウスとサイドを借用しました。

参加の2名に、かなり長時間(本番も)コンソールを操作してもらいました。
そのあたりは、レポートを読んでいただけると解ると思います。

2007年5月6日日曜日

2007.5.4-5 BRASS BAND LIVERECORDING&SR 終了報告

2007.5.4-5 BRASS BAND LIVERECORDING&SR 終了報告
日時:5月4日(金)
   5月5日(土)
   5月3日 夕刻都内出発、前泊
   ビジネスホテル2泊
場所:栃木県宇都宮市文化会館大ホール
内容:栃木県立宇都宮北高等学校吹奏楽部定期演奏会
   ライブレコーディング&SR
スタッフ:
鳥居香英
岡部めぐみ
齋藤健太
杉浦綾
若山岳雄

今回、会館音響室内に録音ミックスも兼用してセッティングした。
楽屋等に、別のミックス室も検討したが、モニターITVの問題、
用意された、舞台要員室の響きの問題から、
音響室内に、録音&SRと同居する形になった。

搬入には、角材を利用した。
搬入口が広く、2〜3台が同時に搬入でき、非常にやりやすい。
ただし、10トンクラスが横付けすると、搬入は順番になってしまう。

会館の回線は、
下手は約16回線
上手は約8回線
上手の増設用に16回線ほどあったが、
音響室との連絡回線は圧倒的に少ない。
しかも、上下の袖を経由していないので、ここの場合は
音響室が、回線的には有利な感じがした。
床の回線も、WW等で使用して有効であった。

音響ローカルのクリカムは無く、デミトスで対応した。
壊れたイヤフォンを整備しておきます。

メインの3点吊りには、KM184を吊ったが、前回同様、
ピンルームからの競り合いにより、かなり跳んだ状態で、
3点を使用、実際には響きメインの感じである。

frontに5本これは、ストレートでも良いかも。
ブームが、人に当たる。しかし、よりオンでとりたいために、
仕方が無いか?

WWにステレオバーで4006を使用したが、今後メインマイクに次ぐメインマイク?
として、高砂のMF230か、フレキスタンドの整備を考慮。
また、DPA4011を本当に欲しくなった。

ハウスは会館にEAW650が片側で4/2と、
十分すぎるほどでした。
サイドは、固定のものは802が可動プロセに吊ってあるようでしたが、
反響板を使うと、何も用を足さないので、自前で花道に立てました。
スタンドはなるべく足が細くなるように工夫した物を使用。
このあたりも、クラシックの演奏会といえども、
ソロマイク&WLのためだけであっても、返しが重要と感じた。





会館のワイヤレスには電池の残量が受信機で確認出来るようになってました。


ハウスのミックスは鳥居君が行いました。




以下は下見時の画像です。












2007年4月25日水曜日

2007.4.29 Surround Live Recording 終了報告

***M-AQUA & surround2011.org のプロジェクトでした。***
日時:2007年4月29日(日) 12:00-22:30
場所:晴れたら空に豆まいて / 渋谷区代官山町20-20モンシェリー代官山B2
内容:moment spring session 2007

Surround2011関連のサラウンドライブレコーディングを行った。
26chのマルチ収録(バックアップはAlesisHD24)で、
SRとの頭分け16回線、SurroudMic8回線、SR OUT2回線
で行った。

回線内訳は
1.Acc
2.Mand
3.Kick
4.SN
5.TOP
6.EB DI
7.EG
8.Pf Near
9.Key L
10.Key R
11.AG1
12.AG2
13.FrontVO下
14.FrontVO中
15.FrontVO上
16.???
17.Sur FL(ステージ上から客席ねらい)
18.Sur FC(ステージ下から客席ねらい)
19.Sur FR(ステージ上から客席ねらい)
20.Sur LFE
21.Sur LS(バトンK&M258)
22.Sur RS(バトンK&M258)
23.Sur LB
24.Sur RB

2007年4月24日火曜日

2007.3.17 教育施設VTR音声収録終了報告

2007.3.17 教育施設VTR音声収録終了報告
町田市内の、幼稚園の卒園式の式典と、謝恩会のVTR収録部分の、
音声収録を行った。

WL (SR)
DynamicMic(SR)
Front MKH416 べたスタンド
RE90H×2 吊りマイクカーテンより

HeadAmp Millenia HV-3D8に入力したマイクを
D2424ハードディスクレコーダーと、MG16/FXに入力。

基本はDirectMixをM-boxMiniに入力して、
その日のうちに、WAV 24/48で出力して渡した。

ベタのスタンドが、足音の影響を受けていた。
吊りのマイクが、カーテンにひっかかった。
一般の方は、幕を使いたがる傾向がある。

収録は問題なかったが、やはりコンプが必要でした。
子供の声は、ダイナミクスが大きく、
おっかけのフェーダー操作は15dBはあたりまえでした。

いずれにしても、MKH-416が一番良いところを拾ってました。

スタッフ:
片桐 聡
富 正和

2007.4.21 GOSPEL CONCERT SR STAFF REPORT 35RP-1

2007.4.21 GOSPEL CONCERT SR STAFF REPORT 35RP-1

・マルチケーブルを引く時はコネクターを持たずケーブルを持つこと。
 当たり前の事であると後になって気づいても遅い。

・スタッフ間の伝達事項を正確に伝える。
 「モニターをあおって」言われた際に、モニターの前側をあおるのか?
 後ろ側をあおるのか?正確に伝達する事で2度出間を防ぐ事ができる。

富)モニタースピーカーの特性、高域ホーンドライバーを考えれば、
 いわずもがなで、わかる事です。
 富に、言われる前に、『木島君へのモニターのエリアが曖昧』と、
 少しでも思っていれば、もう少し手前にエリアを広げたいのか、
 奥にエリアを広げたいのかがわかるはず。
 だから、『今どうなのか?』『自分ならどうするか?』を考えて、
 参加すると良いと思いますよ。

・何も言われてないのに勝手に作業をしない。
 作業には必ず手順(考え)があると思います。
 手順に沿った動きをしなくてはならない。
 手があいていたとしても「次に何をすればよいか?」を
 確認するべきであると思いました。
 この時にもわからない場合は必ず自分から質問する。

・先輩の動きをよく見て、盗むべき所を盗む。
 今何をしているか?次に何をすればよいか?
 常に先を読んだ行動が重要であると感じました。
(富)これはどんな所でしたか?

・コンパネとは何か?を最初わからず、無駄な動きをしていました。
 業界用語・舞台用語の知識が、まだまだ足りないという事を実感しました。
(富)一般常識です、酒屋でも使わないかなー?。

・ステージ上のケーブルを養生し過ぎない。
 撤収の事も考えてケーブルを扱い、這わす。

・本番中にマイクスタンドの足がパイプ椅子に重なり、
 スタンドが倒れるという事態が発生しました。
 事前に見えていたにも関わらず、倒れるという最悪の形になってしまい
 申し訳ないです。
 ブームスタンドを使うべきであったような気がします。
 今更言っても後の祭りで、何のためにデミトスを持っていたのか。

(富)倒れるのはしょうがない事です。
『倒れたら→直す』、『マイクが死んだら別のマイクを渡す』
この、シンプルな対応と、判断力は音響全般に言える事でないでしょうか?
いいミックス、をするだいぶ前段階ですが、大事な事と思います。
今回、咄嗟に直しに出れたのは正解です。
あれ、前回もそうだったんですが、ステージ側から、
『ストレートでなく、ブームにしたいです』
という、ステージマンからのリクエストを待ってました。
思っていたならまず合格、後はそれを勇気を持って言える事。
それはこつもあって、チーフを飛び越して、
ミュージシャンに聞く。
ミュージシャンがブーム良いと言えば、
チーフに、『ミュージシャンがブームが良いと言ってます』
と伝える。

これが、波風立てないで良い方法に近づくやり方ですね。

ただ、ブームは駆動部分が多くなり、
お辞儀の可能性も高く、扱いが難しいので、今回の場合
あえてソロマイクはストレートのままにしたのです。

スタンド余ってましたよね?


・撤収後、搬出する際にどのような順番でトラックに積載していくか。
 計算された順番で積んでいかないと、全て積む事ができない。
 この時にもコンパネのサイズを、一目見ただけで判断できるように
 ならなくてはならない。

(富)あの中で正方形の物が3×3しかなかったので、そういっただけで、
皆さん、測り屋ではないので、これは何ミリですとまでは覚えなくて良いです。
ただし、この三つサイズだけは感覚で覚えて下さい。
1尺 3尺 1間 これさえ感覚で覚えれば、OKだと思いますよ。

・出会いは突然起こりうる。打ち合わせの段階から言われていたことですが、
 常にアンテナを張っておく事が大切であると思います。
(富)ミュージシャンやスタッフが話している会話を聞き取って、
言われる前に先回り出来れば、理想です。
自分や、音響に言われる事でなくても、空気を読めという事です。
おのずと、出会いも・・・。

今回は事前の2回の打ち合わせや、配布された資料からも、
 本番当日の光景を自分の中では良くイメージする事ができたと思います。
 しかし、実際には電源の場所や、会場の広さといった、配布されました資料からも
 読み取る事のできない事も多くあり、まだまだ事前の準備が必要であると
 感じました。

次回は今回の反省点・修正点を生かし、より一層精進しようと思います。
本番後のSRならではの充実感のような醍醐味も体験する事ができました。
ありがとうございました。 これからも宜しくお願いします。

2007年4月22日日曜日

2007.4.21 GOSPEL CONCERT SR 終了報告

2007.4.21 GOSPEL CONCERT SR 終了報告
日時:4月21日(土)8時から仕込み
場所:杉並区内中学校体育館
スタッフ:4名
片岡敬
塩谷高宏
森岡謙


・搬入時、養生シートの上を乗せていったりと、
 多少の手間がかかった。
・体育館は床が柔らかいが、上履きがあるとやりやすかった。
 途中で履いたが、最初から履くべきだった。
・電源のトラブルも無く、ノイズも無かった。
・スピーカーの下に3×3のコンパネを引いたが、
 安定度は何も無いより良かった。
 角材をしいてもよかったかも。
・クワイヤの並びが伝えられていたのと違った。
・モニターはやはり、別系統で、最低でも3パート。
 スピーカーの個数も必要だった。ただし、電源を考えると、
 このくらいが適当か?
・エリミネーターのハンドルが折れた。
 経年変化でしょうが、延々移動する場所で無くて良かった。
・アンテナが3本たたなかった。
・アンプのトラブル等も無く、スピーカーケーブルを10m&15mにして正解。
 延長しても、20をmaxとしたい。
・頭で歪む事が多かった。
 ダイナミクスの大きいグループ、
 solo+58+Milleniaの時、Aのみで良い。









2007年4月1日日曜日

2007.3.2-3 GOSPEL LIVE SR STAFF REPORT 35RP/SA2

2007.3.2-3 GOSPEL LIVE SR STAFF REPORT 35RP/SA2

 今回2007年3月3日(土)吉祥寺の武蔵野公会堂にて、
Dreamer's Union Choir(クワイヤー)によって行われた、
チャリティ・ライブに参加させていただきました。

 本番までの仕事の流れを、整理すると、
まずチャリティライブが行われるその前の週に、2度、回線図
配置図を元にミーティングに参加しました。
今回研修者が6人という事で、全員がそろってのミーティングは行う事が出来ず、
連日ミーティングが出来るスタッフが集まり、トミさんとの打ち合わせになりましたが、
毎回十分に時間をとっていただき、個人的には前回参加させていただいた研修よりも、
本番であり、チャリティ・ライブと本番までの作業とともに、趣旨、内容、
全体の流れ、注意すべき点、というものなどが、
ミーティング時に理解出来たと感じました。

 しかし、あえて自分でいうのも変ですが、結局の所、それは事前に予想・想定して
プランニングしたものであり、限られた情報と、
”そこ”は”そう”であろうという判断のものであるということです。
まだまだ、現場経験もなく、出演者のスタイル、ホールの特性等も知らない自分が、
ミーティングで打ち合わされた内容だけで、ほとんどが理解出来たと、
自分の中のどこかで思ってしまったに違いありません。

 ミーティングで想定していた者と、実際の現場での内容というものは、
全く同じになるわけがない、おもちろんわかっていたと思いますが、
現場ではまだまだ自分は、動けていませんでした。

 3月3日(土)の前日に、ホールに機材をセッティングし、出演者、
ホール側の音響照明としてのスタッフさんとともに、リハーサルを行いましたが、
思うように動く事が出来なかった要因・対処として。

・突発的に参加が決まった楽器等に対する対応力を身につける。
→現場を数多くこなしていけば、身についてくるものではあるが、
参入することによって、では何が作業として必要となってくるのかを考えることが、
大切である。

・使用している機材、道具等の名前を覚える。
(MICスタンドの種類や、どこに使用するケーブルなのか、ケーブルの仕様箇所)
→機材、道具等の名前は、会社ごとで違い、一つの呼び名に統一できてはいない。
正式な名称一つの呼び名だけではなく、覚え、略称、別名であっても、
何をさしているのかを理解する事が大切である。
それにより、昨日や必要性を理解していくことができる。
(卓側orステージ側で使用する物なのか等)

→もしわからない機材、道具等があっても、それはベーシックなものであり、
オペレートするにあたり、必要最低限なもので、その時に覚えるべきものである。
よって、理解している人間に恥ずかしがらずに、質問し、教えてもらう事が大切である。
・配置図や回線図等事前にもらった資料を覚えたつもりでも、仕込みやリハーサルの緊張している
ときでも、覚えていなければ意味がなくなってしまう。
→公演内容のポイントだけでも、なるべく多くの事を覚えられるようになり、
覚えていなければ、手持ちの図面等を見て、すぐ追えるようにしておくことが重要である。

・公演途中に転換最中に、マイクやモニター楽器等を、一度ハケなければならないという作業が
ありましたが、前に述べた事が出来ていれば、展開、仕事の流れの速さ等、
全般的に戸惑う事がなくなっていくのではないかと思います。


今回、ディレクターの木島さんを含め、出演者、ホール側のスタッフさん、
先輩である片岡さんや、他のスタッフ、富さんと一緒に研修させてもらい個人的に理解出来た点として。
・慣れている人、手順(流れ)を理解している人を見る。(自分が動けていない時)
・タイムテーブルの必要性、リハーサル時、照明さん、音響さんは、タイムテーブルを事前に、
 ディレクターさんからもらいタイムテーブルを見て、操作のポイント、
 オペレートを行いチェックをしてゆく。
 通常、公演順に行うものである。
・今回、HouseSpeakerをステージより、フロアに降ろし、客席と近い為に、
 高音と比べて指向性がなく、回折するLowを、90°内側に向けて設置を行った。
・早くセッティングをしなければ行けない理由として、
 アーティストや他のスタッフに迷惑をかけてしまう。→リハの時間が短くなる。
 自分たちのチューニングが十分にできなくなってしまう、ということがある。
・機材配置など、プランニングをするために、マルチボックスのポジショニングと、
 マイクケーブルの長さを考える。 ケーブルの長さを出来るだけ短くする事で、
 音の質が守られ、引っ掛け防止等安全にもなる。
 マルチボックスを分岐する事もその為に適していれば使用をする。
・マルチケーブルの引き回しについて、事前にホール側のスタッフさんに、
 安全上の確認をとるため、客席からステージへのケーブルのはわせ方を伝える。
 今回は後ろにいくほど、客席はせり上がっていたので、マルチの巻きを後ろにもっていき、
 卓側からステージへ引き降ろした。
 通路上にはケーブルマットを敷き養生をする。
・マルチケーブル(8ch)に、先パラ(XLR)のコネクターをつけそのまま入力する。
 XLRには、入力に応じた番号がふってある。
・ハウススピーカー、TopBottomの分岐、 
 使用するAmpにて、PALALLELにして出力している。
 通常はSTEREOにて出力。どちらになっているか、セッティング時に注意する。
・クワイヤー ゴスペルの場合、コーラスとはいわずに、ゴスペルクワイヤ(聖歌隊)という。

今回も研修に参加させていただきありがとうございました。
また機会がありましたら、よろしくお願いいたします。