2018年7月7日土曜日

2018.01.25-26 RHIZOME Hall Recording Project終了報告

2018.01.25-26 RHIZOME Hall Recording Project終了報告




これまで、ベースの吉木さんとは、何度かのホールレコーディングに挑戦してきました。



今回は吉木さんリーダーのBand、RHIZOMEのCD Recordingです。



「ビートルズの愛と平和のメッセージと、斬新なサウンドを未来へつなげてゆきたい。 ソロボーカル、ハーモニー、インストありで、聴き慣れたビートルズサウンドが、ジャズとして存在している。"RHIZOME"には、そんな世界がある」

録音は1月下旬、今年の一月といえば。



大雪に次ぐ大雪でした。





前日に西東京市近くの、東久留米に宿泊。
翌朝一番心配がこれ、コインパーキングのゲートが上がらなかったら、、、。

無事上がり、会場へ。

でっかいかまくらの後。
日なたは溶けていました。

録音は丸二日間。


Mix室はいつもの奥の楽屋に設置。

下手袖にHA兼Stage BoxをDante30mで。


この録音スタイルが定着して来ました。

プランはこんな感じ。




HAの記録

Piano 4011で24dB

Vocは36dB

BaはAmpegのTube、ラインは一切録音しません。
Ampの前にRE320とC214を。




Drは下手の奥。

RE320のショックマウントは自作です。


PianoはDPA4011Cをペアがメイン。
2本の4099Pをいろいろ工夫。









猫たちには悪いけれど、同じく東久留米に二泊目。



翌日も快晴、だんだん溶けて来た。

その後いくつかの作業を経てミックスは5月末まで、年度の前半を目一杯この音楽に駆けました。


昨年は初めてのJazz録音から100年目、DixiJazzに挑戦でしたが、今年はビートルズ。
吉木さんと何回ものミックスの中でたどり着いたのは、『録音とはなんなのか?』という
禅ワールド。

しかし、これまでの経験の中で、一番ベースの音がよく仕上がっています。
ぜひお手に取ってください。

ホール一発録音、大空間一発録音は楽しい。
そして、Jazzは生き様ですね。

0 件のコメント: