2014年12月10日水曜日

2014.12.09 Vol to Gain Damasareta to Omotte My Favorite tone

2014.12.09 Vol to Gain Damasareta to Omotte My Favorite tone

最近考えていることのメモです。

1:VolumeとGain
『演奏家がどのように音量感を学んでいるのか?』
『演奏家のモニター音量の基準は?』

録音でよく言うことは、CUE BOX(演奏家の手元にあるミキサーみたいなやつで個別の音が聞こえる)では、なるべく2mix(エンジニアが仮にまとめた音)を聞いてくださいとお願いする。
それぞれ楽器の担当も違い、必要なバランスが違うのは解る、ただ、一つのものを作っているのだから、出来ればエンジニアはその要求に応えられるバランスを作る必要があるのだ。
そして、これは師匠が言った言葉だが、『CUE BOXの出現はレコーディングエンジニアがモニターミックスの仕事(マルチ録音している時に取るバランス)を放棄した』

そして、PAやLive Soundではどうか?
なぜ、演奏家はバラバラのバランスで聞いているのだろうか?
もちろん、いつもリハスタでやっているバランスを『いつもの感じ』で出してあげたい気持ちはある。
ただ、その『いつもの感じ』は、どうやってバランスをとっているのだろうか?

これから、これをどうにか乗り越えていきたい。
演奏家とともに歩きたいから、RecordingでもLive Soundでも今はいろんなことができるテクノロジーが進化した。ただ、自分の楽器、他の楽器を『聴く』という作業に関して、あまりにも基準がなさすぎる。

Engineerはタイコ持ちでも、便利屋でもない。だから、共にその演奏が良くなるために、いろいろ勉強したい、その意思がある人と一緒に音作りをしたいと願います。

2:ここからはちょっと話が変わる。
『騙されたと思ってやってみることの大切さ』
『聴こえてないフリ、気付いて無いフリ』感じてるけど、その解決策に向けて、すっと何も言わずやる人がかっこいいと思う。

3:最後に、『じゃ、あなたの求める音はなんなの?』と思った。
言い換えれば、どんな音が好きでどんな音にしたいのか?

私自身が好きな音。
『懐かしい音』
『温度の解る音』
『優しい音』

Mixingに必要な要素は本当に本当にたくさんある、
Arrangeか、Legacy and TradなSoundからの紐解きか、Inovation か、、、、。



この寒い時期に、いろいろ実験して、いろいろ試行錯誤して、力をつけたい。
春が待ち遠しいね!


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