2013年2月11日月曜日

2013.01.07-17 09 Tokyo Sonic Art Weeks 共感覚実験劇場 Project終了報告

2013.01.07-17 09 Tokyo Sonic Art Weeks 共感覚実験劇場 Project終了報告



去る、1/7〜1/17まで東京芸術大学美術館地下で行われた、アートと音楽のコラボレーションイベント、『Tokyo Sonic Art 共感覚実験劇場』。M-AQUAでは、様々なアーティストとの音響オペレート・サポート、Install・管理を担当しました。
そもそもこのお話をいただいたのは、昨年10月にさかのぼります。
Dreamers Union Choir 東京芸術大学 北千住校舎での公演の下見の時、依頼もとの西岡教授から、こんなひとことが。
『とみさん、ケーブル40本貸してくれませんか?』

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そう、『スピーカーをいっぱい使い、美術館でなにかやる』そのくらいの情報から始まったこのプロジェクト、終わってみたらほんとにほんとに実験でした。

年末から、多くの電源ケーブルを整備、XLRメス〜オス×2の変換ケーブルを作成、ステレオミニフォンジャックのPC変換用ケーブルもいくつか整備、バタ丼を食べ、バタ丼を食べ、バタ丼を食べ・・・。

その間に、レギュラーのカラオケ、オケ、会議、リハ、そして雪。
この冬忘れられない出来事でした。

なんて、えーと簡単にまとめます。
・GENELEC 40本
いわずと知れたレコーディング用のスタジオモニターですが、これでPAする経験を出来たのは貴重です。
自然な減衰が良い、ただしCD HORNのPAスピーカーの用には音が飛ばない。
特にサブウーハーの(LFEか)感じは、やはりPAスピーカーとは違うと思った。
また、床に設置した多くのスピーカは、とても素直な反応を示していた。
・芸大地下美術館
ホールでいったら小ホール。客席もステージもなく、展示のための壁と、固い床。
こりゃおもしろい。残響はそのまま、あまり吸音、減衰もない。
前述のGENELECのことにも通じるが、SPから放射された音が、通常ホール等では、客席最後方の壁等に反射するのだが、その反射があまり無かった。

会期11日間、毎日芸大の普段は油彩など、音楽を専門に勉強している訳ではない学生の皆さんや、多くのOBなど、とにかく毎日が刺激的でした。
この刺激の熱が引いていくまで、かなりの時間がかかりました。
















































































美術館のちょうど上に食堂があります、その食堂のおじさんと何回か話したこと。
『こういうのはいい、美術の学生と音楽の学生が、この上野でなにかやる』
この言葉を、仕込み2日目に聞いた時、とても印象的だった。
ジャンルが違うからとか、担当が違うからとか、エンジニアだとか演奏家だとか、関係ない。
また、来年も何かあるといいな。

画像:バタ丼スペシャル(たまごつき)


STAFF
今井 大輔
嶽下 あい
高橋 萌
畠山 かおり
大橋 麻理
富 正和

書き足りないこと沢山あるけど、もう季節が変わってます。
どんどん、がんばろー!





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