2010年12月16日木曜日

2010.12.16『意味』があることをやる。『マイク1本でもMixing!』を始めたわけ。

2010.12.16『意味』があることをやる。『マイク1本でもMixing!』を始めたわけ。




『マイク1本でもMixing!』を、始めたわけ。
入局したてで回ってくる仕事は、華やかなスタジオで何人もの演奏家に、何本もマイクを立てるような仕事じゃなかった。
そういうのは年功序列で、同期の文系大卒&理系大卒の同期二人に割り当てられててね、私は1本のブームを持ってロケいったり、ピンマイク1本の立ちリポだったり、およそ想像していた放送局の仕事の右斜め上の仕事をしてました。(いや、左斜め下かな・・・)

んでもね、やりたいことが有った。
音楽も、ドキュメンタリーも、ドラマも、Liveも『何か』の手段なわけ。
その『何かのメッセージ』を、伝えることのお手伝いをするのが、この仕事なわけ。
その中心に音があれば、マイク1本でもあれば、楽しかった。

話し変わるけど、最近愛情をそそいでいる、『Dreamers' Union Choir』『moment Strings Qurtet』どちらも、アンサンブル。
そもそもJazzのComboは、個々の『人』を尊重しながらも、それぞれの和と関係を感じる。

それぞれの演奏家は、無伴奏のSolist、Solo Singerとしても『何か』を持っていて、自分に向き合い、音に向き合う姿が、興味深く楽しい。

何が言いたいのかというと、何かが欠けていてもだめ。出過ぎていてもダメ。
どんなかたちでも唄い続けることにのみ、成立する。

それだけは言える、続けることが大事だ。
『意味』があることを、続けることが大事だ。

『希望なんて持たなくていい?』
目に見える浅いちっぽけな希望よりも、現実を見つめて、ホントの音を聞いて、いまわやらなければいけないことに邁進して、やるんだ。

実感を感じとれるようになれば、そこに後付けで、『希望』が生まれてくるはず。
『自信』は、自分を信じるこころ。
『実感』は、自分で実際にこころで感じること。

マイク1本でも伝わるものは、伝わる。

画像は、今読んでる本です。
『希望難民ご一行様』

全部ひっくるめて『マイク1本でもMixing!』だし、『意味』があることをやろう。でも、『意味』が無いことも、あえてやってみてからの話ですがね。

以下、ちょっとだけTwitterから。
『気持ちを切り替える』って、なかなか学生に教えること、難しい。でも、諦めてないよ。すべては『自信』だ。自分を信じるこころ。継続によってのみ、その信じるこころが深くなっていく。

聞き出そう、聞き出そうと問いつめちゃだめ。そのうちすっと、どっかからでてくるはず。黒とか白とかとはっきりできるものなんてない。 でもやるなら今だよ。後じゃおそい。その瞬発力だけで生きてます。

『自分の音が作れるEngineer』『何色にでもなれるEngineer』後者になりたい、とうめいになりたい。演奏家は違う。血のにじむような努力で自分の色を作っている。『この色をちょびっと混ぜてみれば?』とか、『違う景色を見る』意見が交わせる距離感でいたいと思う。

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