2014年12月23日火曜日

2014.12.14 Karaoke School Live SR Project終了報告

2014.12.14 Karaoke School Live SR Project終了報告

演歌カラオケ教室の発表会、場所は赤坂のドイツ文化会館です。
昨日のGospelよりもOutの仕込み量が多い。
Inputはカラオケ叩き以外には、バンド演奏(Dr Ba Key Gtr)、16chマルチ収録にVTR分配。



しばらく振りのドイツでしたが、発見あり。
Mainを舞台上に1/1で組みましたが、これが程よいバランスで良かった。
当初のプランでは舞台下から2/1で組もうと思っていたのだが、当日仕込み時に変更。
このくらいの高さがあれば十分。Hiで3dB Loで-6dB程落として運用したが、問題ありませんでした。


とはいえ、奥行き2間程のステージ、MonitorはDr FMX、下手EB FMX、上手Key FMX、Side LRにA80、FootにSTXでしたが、狭い!



STXの高さ、見栄えがいい。


VoはLine 6でした。






今回カラオケマシン出し、このミキサーをサブ卓で使用しました。


以下はバンドセット、7月と同じ。




かっこいい。

しかし、『あーー、こんなにセッティングによって音が違うのか、、、』と感嘆の現場でした。

このスピーカーを使い始めて10年くらい?
・理想的な高さ
・なるべく少ない跳ね返り
・サブローがあることによる余裕(MCもね)
・HPFの考え方
・今まで、数種類のRev and Deleyつかっても解らなかった。

入口(YAMAHA QL1 and ONYX)が変わり、出口(Power Soft3台導入、Eliminatorを卒業)も変わり、こう思う。


『聞こえてなくては何も出来ない』
時には大きなモニター音量で、時には個別のSolo/Cueで。
どうすれば良いか解らない、何が良いか解らない時、何を感じて良いか解らない時。

そこで鳴っている音楽には何かがあると思って、マイクも動かすし、つまみも動かす。
演奏家の話も聞くし、スタッフのEngineerとしての耳も信頼する。
『感じなくては何も出来ない』


Mixing Engineerの仕事って面白いよ。
ただ、いろんなやり方、やりがいについて、それぞれが考えて、無理しない方法をやったほうがいい。


2014年12月21日日曜日

2014.12.13 OOTA Gospel Concert SR Project終了報告

2014.12.13 OOTA Gospel Concert SR Project終了報告

ディレクター斎藤直江さん率いる、蒲田大田大森を活動の中心とした、ゴスペルグループ『Precious Praise』のクリスマスコンサートでした。



この会場で行うのは、三回目。

昨年の大田ゴスペル祭り
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2013/11/20131104-o-ta-gospel-matsuri-project.html

一昨年の10周年記念コンサート
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2012/12/20121215-oota-gospel-concert-sr-project.html

ディレクター 斎藤直江さんは、(画像は2012年12月)日本のゴスペルの第一人者、ラニーラッカーさんのもとで、Choir Memberとして、Directorとして、そしてもちろん敬虔なクリスチャンとして、長年活動されています。
斎藤さんとの出会いは、約12年前、Dreamers Union Choir Directorの木島タロー氏が、ある4人Chorus GroupのPAをお願いしたいとのことから始まりました。
名前はVessel、4人のSingerが集まった素晴らしいGroupでした。
その後、斎藤さんは、蒲田大田の周辺でChoir Groupを指揮し、M-AQUAの発展の足取りと友に、音響を担当させていただいておりました。

90年代後半のGospel ブーム、『天使にラブソングを』『MAMA I Want to Sing』など、日本各地に多くのChoirが生まれ活動が盛んでした。

ただ、宗教感に近づくだけで、繊細な国民性なのでしょう、多くは『ホンモノのゴスペルは、ホンモノの信仰』であり、そこに気づいた人達は少しづつ離れていきました。

M-AQUAの基本的な姿勢としては、政教については、偏らず、そして否定をしません。

Gospelの魅力のひとつは、何かを信じて、許し、許されるという純粋な気持ちの人達が集まっているのだと私は思います。

音楽の神様しかり、それぞれが信じる神様しかり、信じることのInspiratinalは、とても大切で、美しいと私は考えます。

その音楽の手助けをすることが、基本的なスタンスです。

さて、本題です。
今回午後入りのよる本番、仕込み時間がタイトでした。
Main SPはHall常設のもの、Foot Monも3発借用、他のMONは持ちこみ、Input40前後。
私を含めて4人で取りかかったら、意外に早く立ち上がりました。



理由のひとつは、会館の回線を全面的に借用していること。
ただ、マルチの方向性とプリパッチをしておくことだいじです。
客席側も、ステージ側も、FK37-32 オスがでています。
だから、卓側のInputは方向性があってますが、ステージ側は必ずパラパラボックスで出さないと、繋がらない。

3年前の初使用時にちゃんと下見をしているのですが、やっぱり不安。
電話でホールと打ち合わせしてもやっぱり不安。


資料の画像残しておきます。








Inputについて。
Choirが41Pなので、2人に一本でChoir Mic21本、久しぶりのMass Choir編成でした。
事前の準備はStandのMicホルダー付け。
7本×3列のMicAssignだが、丸皿の有用性を再認識、丸皿のスタンドって場所をとらなくていい。あきらかに3本足のスタンドを開くより時間はかかるし、重いけど、場所とらなくていい、←これ大事。

山台上のスタンドって、一段下からセッティングするか、そのままのレベルでセッティングするか迷う。

今年機材の入れ替えが多少ありましたが、Mass Choir対応の場合のMicとStandは、こう。
Micは、Beta57×21本、SM57×6、Perception170×6
Standは、ST201+Mini Boom×20本、丸皿11本、ST210×13本


Big BandとMass Choirどちらにも対応出来るよう、員数の整備を行います。
WLは今回1本のみの借用、TB816 Ramsaがやっぱりいい。

Outputについて。
立ち位置が、もう少し奥だとMonitor良い感じかも知れません。(ちょっと超えてた)
JBLのSTX812Mを導入しました。(PS15は買えません)これがなんかいい。

Mixing周辺
当日客席最後方より、Stage Mixの為Wifi電波発射、特に問題ありませんでした。
01Vを単体HAとして使用。


来年この会場は残念ながら抽選に漏れてしまったみたいです。
One Voice蒲田、プレプレ、発足のころのように体育館とか、いろんな場所でもやってみたい、あったかグループの皆さんでした。

スタッフの皆さん、舞台監督はじめちゃん、そして、Director直江さん、お世話になりました。



2014年12月17日水曜日

2014.12.17 Big Band Mixing Technique One Self Vol.4

2014.12.17 Big Band Mixing Technique One Self Vol.4

Studio入り2日目

MON音量の確認
作業の基本は+3dB
L3と33609の時0dB
Dim=-20dB

2013年録音分5曲を、開いてみてチェック。

Mixの時に心がけてること。
1:作業において環境が変わることを想定して、音量のメモを取る。
そもそも、そのモニターレベルの時に何を聞くかを考える。
2:Mixに取り掛かる順番ちょー大事。
a-あるときはやりやすい曲から、好きな曲から、演奏に問題のない曲。
b-困難な曲から、苦手な曲から、演奏に問題のない曲。

a-b共に、全体を把握する。
『木を見て森を見ず』という言葉があるが、森を見る。全体像の森を見る。

すんなり作業できそうで、Mixに仮にM1-M5を割りあてる。
これは、何曲もループで作業を続ける時に、順番を決めておくと良いから。
ちなみに
M1"F"
M2"D"
M3"So"
M4"Su"
M5"L"

ここで、耳の休憩
Gospel
Israel New Season
VJO Forever Lastingを聞く

作業時間内でどこまでやるか決める。
M1"F"のSection Balanceを確認、どんどん先に進みたくなる。
Kさんのアレンジは、どこまでも追っかけていけばいくほど、どんどん発見がある。
冷静さを失いたくないので、スコアを見ながら、今後指摘されるであろうSectionの確認。

Basic balanceといいながら、Sectionで区切りをつけながら、聞けるレベルに整理していく。

Mixの中でBalance→EQ/Dyn/Spatialと続くが、そんな簡単なことではない。

M2"D"のリズムセクションを確認する。
M1はWb、M2はEbでDrum Setをあえて、ラウドでグランジで、どべーっっとしたセットに録音時に変えたのだ。だから、求めているものがかなり違う。
しかも、この曲のBottomはとってもだいじ。
VocalのあったかLoも少し寄り添ってもらう。

Total Comp Lim
Rev2種類
Pan

M3"So"
Tp/TbのFallがかっこいい。

StudioでPlug inのタイムラグで、HHが二重に聞こえた。
遅延補正と、タイムアライメントとしてのDelayを確認。

Studioでは時間切れ。

帰宅して再度Open NS10M -25dBのMON Levelで始める。

M3"So"からやり直す。
SSLの中域Midが濃密すぎるので調整、なるべくEQを見渡す。
そして、作業のしやすさ50%、Mix上のこんな感じで行こう50%のPan配置が決まる。
この曲はH君の標準的なDrセット、Wbとの兼ね合いも考え、Rhythem Sectionでもバランス確認。

気づけばM4"Su"
TbとTSのソロがあるスタンダード。
WbでRhythm Section チェック、とてもダイナミクスが大きいのと、PerをDrとどのような位置関係にするか。
この曲もIntroからThemeでCheckする。
Sax以外の木管の扱いが難し、
早くAutomation書きたい。

Soliでバランスか、曲によって、Refのバランスとる場所を決めるのは経験かと思う。

そして、続けざまにM5"E"
5曲をリレーのように、連続して聞き比べられる環境を早く整える。
大きく編成が違う場合を除き、こんな風に早く進めたい。
Rim Shotの処理。
5曲目はEB

ここで、リズムセクションをまとめる。
Drは、ドラムキットが違う曲がある。あと、Sub Snの扱い
Baは M3 Wb M4 Wb M5EB


聞き込みの結果がでている。
例えば一時的にRhythmセクションのバランスチェックになった時、既に上にのるSolo Soli リフが頭に浮かんでいる。そうそう、こうならないと一緒に音楽が出来ない。
だから、録音時のサウンドチェックとはまた違うけれど、Big BandのRhythmセクションも、『こうウワモノを建築したい』から『土台はこう!』となるには、いきなりMix始めないこと。

Tp C Sectionで Balance Check
Sectionのバランスをとる時、真ん中を意識する。もちろん1番Altoだったりするし、Tpは下手から2番目だが、かぶりが多いけど、リズムはしっかりしているはず。
後大事なのは、Tpでも5番、かなり低いパートを吹いていたりする。

Tbも同じく C Sectionで Balance Check
ただし、Saxとの兼ね合いも聞いておく。

BUSのRevの送りレベルのルールを決める。

整理出来た。
週末は栃木出張なので、週明けまでFixして、Kさんのチェックが入ります。
アレンジがだいぶ頭に入って来て、ソロ唄えます。
今日はここまで。

2014.12.12 Big Band Mixing Technique One Self Vol.3

2014.12.12 Big Band Mixing Technique One Self Vol.3

M1 "F"を開く。
BassがFat、KickもFat,
Lo-EndのEQ作業に入らず、とにかく1本に絞ってみる、WbはうえからのCMC64Uに、KickはOn ATM25 0dB+ 87 -10dBに
EQの決まり、上中下

この曲、WWのアレンジが美しい、TpのDynamicsが難しい。

FlとClの役割とかぶりの確認

B'のTp バランス
CのTb/Tp バランス

MON
作業の基本は+3dB
L3と33609の時0dB
Dim=-20dB

かぶりを自然にするためあれやこれや

SSのかぶりが問題。
FlのめろCl把握
EGのBack groundを整理マダ

M2 "D"を開くが、やり過ぎ聞き過ぎと判断。
M3 "So"はTpの役割確認必要。

土日の現場に備えて、今日はココまで。

2014年12月11日木曜日

2014.12.11 Big Band Mixing Technique One Self Vol.2

2014.12.11 Big Band Mixing Technique One Self Vol.2

年末の現場の数と見通しがついて来て、いよいよMixに入ります。
私の中ではRough Mixを聞き込むところからMixは始まっているのですが、明日初めてMixのスタジオでファイルを開きます。

その前に自宅で作業。

まだ、前後のお掃除だけにする。
そして、Rough Mixの為にTotalで入れていたL3をはずす。

確認事項
・Panはまだ曲によって試行錯誤、配置によってどうかぶりがあり、どうすればいいか。
ソロを真ん中にしたいけど、実はバランスが曖昧な時には、Centerでない方が気づきやすいのだ。
特に間の手みたいにやっているアレンジ(サシ楽器としてのVとV)は、左右に大きく分けておく。
今回通してTomのPanに注目したい。
前の会社の先輩がこのようなPanを推奨していた。


Floor Tomが真ん中なのだ。
この15年その意味が全く分からなかった。
通常であれば、見た目のこんな感じが定説だろう。

これには、かぶりが関係している。
もともと、Rack Tomと呼ばれる、H Tom M Tomは近接していますよね、だからかぶりが多い。
反面、F Tomは少し離れている、
だから、その近接したマイクは左右にPanを離すことで、分離を良くする。

もちろんその外側にF Tomを開いても良いのだが、それだと居場所が無いし、F Tomの量感が出ない。

ドラマーのよくあるリフで、SnareとF Tomをダダってやるときがあるわけ、その時、左右に気持ちよくわかれていても良いが、こうすることで音像とタイミングが一致する。

どっちもうまく使い分けられると良いね。

・必ずリズムセクションだけで音づくりを行う。
個々のキット(ドラムはもちろん、Bassは LineとMicとか、Wbの上下とか、Pfのマイクの整理とか)の好みもあるが、このリズムセクションのチェックを行うことで、土台がどうなっているのかが解る。リファレンスの音符の位置を知り、どう乗っかっているのか。
これは、VJOのMixで必ず行っていたこと。
どの曲もIntroからThemeを必ずリズムセクションだけで聞く。

今日はこのくらいにする。
大事なのは『聞きすぎないこと』音楽の可能性やきらめきを失った中でMixなんて出来ない。
しかも、操作に振り回されるのであれば、まず曲を聞き込む。
どうしても個々の楽器のEQやらDynやらSpatial処理とか、Blanceに行きたくなるが、まだやらない。

ただ、今日聞いて思ったことは、録音時の記憶とこの1ヶ月聞き込んだことで、演奏のエナジーは既に沢山貯金されている。

Maximizerで荒れていた音も、Bypassすることにより、元の良さを体感し、Mixで必要なTotalの処理方法の手段の想定もついてくる。
今回Masteringを外部で行う予定なので、その辺り年を越えて完成までいっぱいメモしていこうと思います。

2014.12.10 Big Band Mixing Technique One Self Vol.1

2014.12.10 Big Band Mixing Technique One Self Vol.1

こんばんは。
8月から、スポーツクラブに週2で通っていますが、一向に痩せません、、、、。
ただ、ふとやってみたかったことを思いつきました。

現在取りかかっているBig Band のCD Mixがあります、完成は2月−3月なのですが、その手法を自己自己流のメモとして連載、公開してみることにします。

以前先輩のMixing Enigneer 三木康弘さんが言いました。
『真似されて困るような技術はホンモノじゃない』
そして、録音ってどうしても、『鶴の恩返し』的な、見せちゃ行けない裏側。

もちろん舞台芸術や、ストーリー性のあるもので、ネタがバレてしまうようなことであったら公開はまずいのだけれど、ではどうやったらいい?

Big Bandって、RecordingでもLive Sound(PA)でも、一人のEngineerが一生にどれだけ出来るのだろう?

もちろん私自身の技術に自信があるわけでもないけれど、ホントは2011年制作のコレで、そういうことを検証したかったのです。

そして、Big Bandという音楽のスタイルが、どれだけLegacyを大切にしながら、Inovateに向かっているかも皆さんに知って欲しい。
アレンジを紐解きながら混ぜていく様は、まるで宝の地図のようでもありました。
私自身がその希有な経験をさせて頂いたことを、やっとシェア出来る準備が整ったのです。


文章も、言葉もまとめるのがヘタクソなので、読みにくいこともあるかもしれません。
このタイトルの投稿時には、ご遠慮くださっても良いかと思います。
ただ、自身がやっていることの検証を、時系列に制作の中でメモとして書いてくことが大切だと思いやってみます。

以下、本日の本題に入ります。

録音は10-11月の3日間で5曲、そのうち2曲を12/31までに仕上げます。残りの3曲を年明けに提出、マスタリングの後入稿の予定。

ラフミックスを12月初旬にProducerに送りました。

ここでひとつ。
『Rough Mixってなに?』
少し乱暴な言い方をすれば、録音時の記憶と共に要素を確認する為のモノ、かと。
だから、マキシマイザーがどっかん効いていても、良いと思う。
だって、小さかったら聞こえないのだ、べったりと、食材がぎっしり詰まっているかんじ。
そこからどうするか。

そして今日はもうひとつ。
『Mixの本作業はすぐに始めない』
これむっちゃだいじ。

実はその12月1日に送った5曲のRough Mixを、ずっとずっと聞いています。
だって、ProToolsに向かうといらんことを考えるし、いらんことをやり出してしまう。
だから敢えて、すぐに操作出来るようしない環境で、とにかく聞く。

『車の中』『ランニングマシンに乗りながら』『IpadとかI Phoneのスピーカー』

そういえば、以前個人レッスンを持っていたひろし君には、このことを『Fixする』と、教えたのを思い出した。

ただ、聞き過ぎも良く無い。『耳には限界があり、判断力が変わってくる』

録音から1ヶ月、やっと今週金曜日スタジオに入ります。
『自宅』『スタジオ』『移動中』『スピーカー』『イヤフォン』と、いろんな環境でその5曲を聴くのだ。

Final Mixの最後まで、それぞれの聴取環境については、イーブンで同じ割合だと私は思います。選択肢が多過ぎてもいけないが、少な過ぎてもいけない。

あしたも多分、『まだProToolsは開かない!』←でも、そのテキトーに混ざった、音楽の素材のそれぞれの色合いとか、形とかを、ちょっとづつ聞き分けています。

市場でいうとこの、目利きかも。
早くその素材を使って、料理に進みたいけれど、まだ調理に入らない。
まな板の上でその野菜を生かす方法を、見て、感じて、考えています。

つづく。

2014年12月10日水曜日

2014.12.09 Vol to Gain Damasareta to Omotte My Favorite tone

2014.12.09 Vol to Gain Damasareta to Omotte My Favorite tone

最近考えていることのメモです。

1:VolumeとGain
『演奏家がどのように音量感を学んでいるのか?』
『演奏家のモニター音量の基準は?』

録音でよく言うことは、CUE BOX(演奏家の手元にあるミキサーみたいなやつで個別の音が聞こえる)では、なるべく2mix(エンジニアが仮にまとめた音)を聞いてくださいとお願いする。
それぞれ楽器の担当も違い、必要なバランスが違うのは解る、ただ、一つのものを作っているのだから、出来ればエンジニアはその要求に応えられるバランスを作る必要があるのだ。
そして、これは師匠が言った言葉だが、『CUE BOXの出現はレコーディングエンジニアがモニターミックスの仕事(マルチ録音している時に取るバランス)を放棄した』

そして、PAやLive Soundではどうか?
なぜ、演奏家はバラバラのバランスで聞いているのだろうか?
もちろん、いつもリハスタでやっているバランスを『いつもの感じ』で出してあげたい気持ちはある。
ただ、その『いつもの感じ』は、どうやってバランスをとっているのだろうか?

これから、これをどうにか乗り越えていきたい。
演奏家とともに歩きたいから、RecordingでもLive Soundでも今はいろんなことができるテクノロジーが進化した。ただ、自分の楽器、他の楽器を『聴く』という作業に関して、あまりにも基準がなさすぎる。

Engineerはタイコ持ちでも、便利屋でもない。だから、共にその演奏が良くなるために、いろいろ勉強したい、その意思がある人と一緒に音作りをしたいと願います。

2:ここからはちょっと話が変わる。
『騙されたと思ってやってみることの大切さ』
『聴こえてないフリ、気付いて無いフリ』感じてるけど、その解決策に向けて、すっと何も言わずやる人がかっこいいと思う。

3:最後に、『じゃ、あなたの求める音はなんなの?』と思った。
言い換えれば、どんな音が好きでどんな音にしたいのか?

私自身が好きな音。
『懐かしい音』
『温度の解る音』
『優しい音』

Mixingに必要な要素は本当に本当にたくさんある、
Arrangeか、Legacy and TradなSoundからの紐解きか、Inovation か、、、、。



この寒い時期に、いろいろ実験して、いろいろ試行錯誤して、力をつけたい。
春が待ち遠しいね!


2014.12.06 Ibaraki Shimotsuma Classic SR Project終了報告

2014.12.06 Ibaraki Shimotsuma Classic SR Project終了報告

今年で三年目の参加茨城県下妻市でのオーケストラ公演でした。

昨年はブログを書き忘れたので、2年前のがこちらです。
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2012/12/20121208-ibaraki-shimotsuma-classic-sr.html




今回も依頼現場で、アーティストのオペさんいるので、限定して書きます。
電源は下上の壁で60AのA型直回路です。
電源事情よくないのか、静電気なのか、立ち上がりに少しノイズがありましたが、その後は無し。

MainにQRx2/1組んだが正解、ただし、最初からもう少し間口を攻めて、うちぶりで良いかも。プロセは遠中近とHiのみエリアを絞れるが、時間が必要。

MONは予備も含めてFMXを4つ持って行って正解。
影VOも同じFMXで行ったので、設定がそのままコピーできた。
 ただし、反響板の裏はLoの感じが全く違うらしい(今井談)

マルチは下上共に50m必要。頑張れば40mでも届くが、いずれにしても泣き別れの大外回し。

そうそう、卓位置がむっちゃ暑いです。

あとは今回勉強になったのが、百戦錬磨のオペさんとアシさんのチューニング。
いい音にどんどんなっていく。自分のQRxが見違えるように鳴っている。
ワイヤレスについてSONYも本物はイイなというのが印象。

みたらし団子のあんこ入りが超絶に美味しかったです。
来年もあるといいね。
いろいろあるが、がんばろー!

2014年12月3日水曜日

2014.11.27 Latin SR Project終了報告

2014.11.27 Latin SR Project終了報告

今回の現場は、Latinの学校公演。
依頼は知人の柿本さん、実は実は会社に入った時の同期の友人だったのです。

今まで何回か柿本さんのお手伝いや代打に伺いましたが、その度にそのアイデアと、機材に関する考え、そして出ている音から勉強をさせていただきました。

こちらは、数年前の赤煉瓦ペルーフェスティバル。
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2011/08/20110814-yokohama-akarenga-peru.html

学校公演ということで、あまり詳しく書けません。
機材は全てバンドと共に来るので、いつも柿本さんがやっているように、やるのがとても勉強になる。







卓周りなんかは、とてもシンプルで、プロセッサー無し、EQ無し、とてもストレートにその機材の持っている音が知れる。



Labfp2400QとS200の組み合わせ、Latinには十分すぎるし、なんで?こんなに飛ぶのか、どんなドライバーに交換してるのか、知りたいです。


そして、うらやましい1U 6ch WL受信機。
出力がXLR→TRS Phoneに変換されてプリパッチされているので、むっちゃはやい。
TP A.SaxのWLは送信機側で-20dBのATTいれました。


そして、いつものこだわり、スタンドを極力減らしてあるセッティング。
Pro35(使用は旧型のATL-350?)を教えていただいたのも、柿本さんだったか。

あれだけ、RAMSAのS2にしてあるのも、納得。

手上げが大変でしたが、バンドが素晴らしく楽しい半日でした。
また、トラで呼んでくださいー。

2014年12月1日月曜日

2014.12.01 What is essential is invisible to the eye

2014.12.01 What is essential is invisible to the eye 

雨の月曜日です。Rainy Days and Mondaysなんて曲もありましたが、ちょっと夢でみたこと書いておきます。

夢の中の話ですから、ごくごく簡単に書くと、Camera Light Audio Directorの4人で、屋外のLocationをしている。

これだけ。

今朝書いて覚えておきたいことはこういうこと。
Mixing Engineer、Audio Engineer、Sound Engineer 音響に関わる人の多くが、常に常に感じること。演奏家にも少し関係があるのかな。

『目に見えるもの』と『目に見えないもの』

世の中の多くの出来事は目に見えるものに多くを支配されている。
誰々がかっこいいとか、美味しそうな食材があるとか、行ってみたい国があるとか、、、。

ほとんどの予備情報というのが視覚から入ってくる。
人間の感覚の五感、(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)。

その中で、演奏家やEngineerがすべきこと。
『目に見えないもの』を大切に守る。

『目でMixingするのだ』という言葉も聞いたことがある。ものすごく大切なことではあるけれど、『耳でMixingするんだ』も、すごく大事。

ある作曲家の方と、ご飯を食べに行った時に、こんなことを言っていた。
『先生は、どうやって師匠(先生の先生)から、様々なものを学んだのですか?』
その作曲家はこう答えた、『兎に角師匠のやることを近くでよく見ていなさい』だそうだ。

ここでも、『見ること』の重要性ばかりが取り上げられるが、同様に『よく聞くこと』こそが、音や音楽、聴覚の世界を生業にしようという人達の大切なところかと。


寝起きで支離滅裂ですが、お許しください。
例えば、舞台で音を守るのは誰なのか?、放送の現場で音を守っているのは?
ひとたび、音声の問題が出た時に、『音声さんの責任』になったり、録音でEngineerの腕だけで、その録音の質を問われることとか、いろいろあるのだ、いろいろね。

でも、目に見えなくて、追いかけたり、守ったりすることが必要。
音を探して、守って、整えたりするこの仕事は、大いに人生をかける価値がありますよ!