2014年10月19日日曜日

2014.09.28 Inagi Music Event SR STAFF REPORT II

2014.09.28 Inagi Music Event SR STAFF REPORT II




私は9月28日に稲城の山に新しく作られる町のためのイベントの PA の現場へ参加させていただいた。
私自身、PA はもちろん、音響の現場に参加すること自体、今回が初めてだった。そこで私自身の感じたレコーディングと PA の違いを考察していきたい。

当日は、朝から仕込みが始まり、私も機材の運搬などにとりかかった。そのときまず始めに感じたことは、現場は私が思っていた以上に早く動かなければならず、現場の厳しさを感じた。

その次特に気になったことは、普段レコーディングスタジオでは目にすることがなかなか無い、ミキサー、パワーアンプ、スピーカーの結線である。レコーディングスタジオでは目にすることのできないこれらの結線を自らすることにより、以前より信号の流れを理解することができた。

いざ音を出し始めると、当日は野外ステージだったため、やはり気になるのが風の影響。これこそレコーディングスタジオにはほぼ無い悩みである。風の影響を防ぐために当日は、マイクカバーをつけて風をしのいだ。

演奏が始まると、曲にあわせてその場その場で必要な音を動かしていた。この日の前日、富さんのラフミックスを見学する機会があり、そのとき、録音した曲を流しながらリアルタイムでフェーダーを動かしミックスしていた。そのミックスの現場と、PA の演奏中が非常に似ていると感じた。

さらに気になったことは、PA の現場には音場があるということ。当日は野外で行われたため、かなり広い範囲で音を聴くことができた。これがもし屋内だったらどうだろうか、そんな疑問が生まれた。これこそレコーディングスタジオではほぼ無い悩みだろう。

以上の点で、私自身一番大事だと思ったことは、各機材の結線である。これを実際に自分でつなぎ、信号の流れを理解することによって、レコーディングスタジオの信号の流れを意識して役に立たせていきたい。

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