2013年12月26日木曜日

2013.12.23 Utsunomiya Flamenco SR Project終了報告

2013.12.23 Utsunomiya Flamenco SR Project終了報告

今日は12/26です、やっとやっと落ち着いてきました。
12月の現場を順次レポートして行こうと思います。

そのまえに。

思い出深いホールです、宇都宮市文化会館小ホール。
2011 年3月11日
二胡のコンサートでした。
本番2曲目の途中で、その時刻を迎えました。

幸いにも当日のスタッフは学生ではなく、元教え子であったPA会社の塩谷君。

袖には、その塩谷君しかおりませんでした。
揺れの途中、高さ2.5mに積み上げたスピーカーを支えるため、卓を放棄して階段を駆け下りた。

誰一人として怪我すること無かったこと。
余震におびえながら、会館の素晴らしいスタッフの皆さんに、安全管理をゆだねながら、全ての機材を16時過ぎには運び出し、積み込み、まだ状況の解らない都内への帰路へ出発できました。

そのころ、わたしはTwitterをやっていまして、震災当日の夕方から夜にかけ、いろいろと都内へ向かう状況をつぶやいてたこと、後々になって、ホールのスタッフの方に聞いて、ありがたく思いました。

若い頃(もちろんNHK時代)から、とても様々なことを教えていただいたホール、そして、震災から2年8ヶ月ぶりに、このホールに戻って来た。

生きているって、いい。



さてさて、本題は請負の関係がありますので、詳細は書くことが出来ませんが、メモとしてのこしておきます。

Input
・足音狙いのガンマイク
・57は風防外す

Mixing and Processing
・余韻を切りすぎない
・足音のアタック感つーか、Gtr、足音、パルマ、カンテ、どれもパーカッシブであるけれど、ある程度の音量感が欲しい音源。
・ONYXはLine受け、アンバラ受けは要注意。
 また、ベリのADA8000のインプットに、アンバラ回線が混ざると、ファンタム落ちます。

Output
・MainはQrxを2対向、ただし丈夫だけ鳴らす。
 舞台面から760mm高さが上がるのだが、この距離がちょうど良かった。
 AmpはM50Q 3時
・L1のDelay SPは、別途チューニング。サブローは無し。
・MonitorはFMX1202×4

そういえば、在職中の内職で、宇都宮出身のフラメンコダンサー須永実季さん、ご主人のギタリスト西井顕二さんのフラメンココンサートやったのは、もう何年前か、、、。
今は伊豆から沖縄へ移り住んでいるようですが、いつかフラメンコでお会い出来たらなと思い出す一日でした。

次のフラメンコは年明け2月の新宿、担当はモニターとステージですが、こちらも楽しみです。





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