2007.12.15 Soul&Gospel Concert SR STAFF REPORT 36RP
初めてm-aquaの研修に行って思ったこと、勉強になったことをレポートにまとめます。
去年行った、今回とまったく同じコンサートのレポートがあったので、それを読んで予習していきました。そのためか、ある程度のイメージはできていたので、特に焦ることはなかったと思います。
しかしリハーサル途中で57と184の列を変える時に、把握するまでに時間がかかってしまったり、機材やケーブルの呼び名、特に混乱したのはスピコン=ノイトリックと呼ぶことです。ノイトリック=XLR という固定観念が自分にあったため、ノイトリック持ってきて!と言われた時、マイクケーブルを持っていってしまいました。スピコンはノイトリック社の製品。この他の機材も色々な呼び名があって、そのようなところで余計な時間かかってしまいました。又、2U、3Uなどの大きさがまだ自信がないことに気づきました。
マルチケーブルを敷く際、2階から1階に降ろす作業ひとつでも、必ずひとりでやらないこと、それはケーブルだけを降ろすならまだ良いが、コネクターがあるものならコネクターを痛めるほか、怪我をしかねないから、下の人がコネクターを受け取ってからケーブルを降ろしていく。これも当然のことですが、周りが忙しそうだったら、一人でやってしまうかも、と思いました。
コンサートホールだったので、客席側のケーブル養生には養生テープを使っていました。自前で持っていった白のビニテは一切使わず、ステージ側でも使ったのは黒のビニテでした。自分も白・黒ビニテ、養生テープをいずれ揃えるべきかな、と思いました。
リハ前、富さんがハウリングポイントを聴いて、僕は指示を受けながらGEQをカットしていって、少しずつハウリングが消えていくのがよくわかって、すごいなと思いました。自分はここを切るかな、次はここかな、と思って指示を聞いていたのですが、的はずれなことが多く、難しく感じましたが、もっと耳を鍛えようと思いました。
プレイヤーの方とコミュニケーションをもっと取っておけば良かったな、といまさらですが思います。特にモニタースピーカーについて、先に聞いておけばより早く追加のモニタースピーカーを出せたことに気づけたと思いました。
それと、前半の部の途中から車いすの足が、マイクスタンドにぶつかってマイクスタンドが揺れていたので少しずらしたのですが、後半の部が始まってまたぶつかっていることが何度かあり、倒れることはなかったにしても、休憩時間の時に富さんに確認しておくべきだった、そして絶対にぶつからない位置に動かすべきだったなと思いました。
去年、先輩が書いていたラッシングベルトの締め方については、実際現場では危険な作業だったため自分はやらなかったけれど、前日のホテルの部屋で試行錯誤して、富さんに聞いて締め方を覚えました。
撤収の際、いち早く富さんが駆け込んでいったのはバトンの下にあるマイクスタンドでした。
よくわからず、しかしすごく急いでいたので、自分もできるかぎり急いでマイクスタンドをステージつらに持っていき、モニタースピーカーもスタンドから下ろして端に寄せました。後になって聞いてわかったことなのですが、そういう機材を一番にどかさないと、照明さんがバトンを降ろせないということでした。よく考えれば当たり前のことなのですが、自分は音響のことしか考えていませんでした。そのような気遣いは音響の技術以前に大事なんだと思いました。
前回の人も書いていますが、弁当を早く食べることは冗談ではなく本当に大切だと思いました。
次回、お手伝いする時はもっと動けるようになりたいと思いました。
また宜しくお願い致します。
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