2006年8月21日月曜日

2006.8.19-20 BRASS BAND LIVE REC&SR REPORT 34RP

2006.8.19-20 BRASS BAND LIVE REC&SR REPORT 34RP

今市文化会館 吹奏楽 録音・SR

だいぶ遅れましたが、レポートを提出させていただきます。
あそこではいろいろと学ぶことがありましたが、あの経験が自分にとって確実にプラ
スになったと思います。

まず、チームの中での動き方について
・機材の積み下ろしなどはみんなで息を合わせ、流れを作り効率よくやる。
 バラバラに動かない。無理をしてたくさん持とうとせず、確実に安全に運ぶ。
・現場ではアシスタントも全体のことを把握していなければいけないので、
 ミキサーが演奏者や舞台監督と話していることは一緒に聞いておき、
 状況の変化などにも俊敏に対応できるようにする。

〈反省点〉
・自分の不勉強により、富さんの言っていることが良くわからないことや、
 理解するまでに時間がかかり少しもたつくことがあった。
 鎮(しず)が一瞬わからなかった。
・トランシーバーでの意思疎通が難しかった。
・弁当を食べるのが遅かった。
・実は2日目の本番のとき、強い睡魔に襲われていました。


次は、ミキサーテクニックについて
・司会者へのモニター返しは近いほうのスピーカーを下げ、
 遠いほうを上げでハウリング回避。マイクが遠いとき、声が小さいときは
 (わざと?とは言ってもレベルを上げれば必然的ですが)
 ハウリングさせることによりちゃんとしてくれることもある。
・ソロマイクにディレイタイムの設定をすることで、生音より先に
 SR音が出ないようにする。
・ホールのスピーカーが上方にあるため、別のスピーカーも持ち込み、
 定位を下げる。
・突然マイクから音が出なくなったとしても慌てず原因を探す。

Bruel & Kjaerのマイクがサンレコに出ていました。
ビンテージなのですね。富さんが大切にしている理由がわかりました。
学校にも同メーカーの測定器があり、録音ゼミで使いました。
遅くなったわりにはあまりボリュームのないレポートですが、
字で書いて説明できないことも多く学べたと思います。
それは演奏者や舞台監督との接し方から、ホールの電池は使っちゃ駄目とか、
ミキシングしやすいフェーダー(レイヤー)割り当てなど細かいことまでです。

いくつものミックスを1台のミキサーでつくり、
録音とSRを同時にひとりでやっているのを目の前で見られたことは、
とても価値のある経験だったと思います。ありがとうございました。

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