2006年8月19日土曜日

2006.8.19 BRASS BAND LIVE RECORDING REPORT 34RP

2006.8.19 BRASS BAND LIVE RECORDING REPORT 34RP
今市文化会館 吹奏楽 録音・SR   34RP
    
だいぶ遅れましたが、レポートを提出させていただきます。
あそこではいろいろと学ぶことがありましたが、あの経験が自分にとって確実にプラ
スになったと思います。

まず、チームの中での動き方について
・ 機材の積み下ろしなどはみんなで息を合わせ、流れを作り効率よくやる。バラバ
ラに動かない。無理をしてたくさん持とうとせず、確実に安全に運ぶ。
・ 現場ではアシスタントも全体のことを把握していなければいけないのでミキサー
が演奏者や舞台監督と話していることは一緒に聞いておき、状況の変化などにも俊敏
に対応できるようにする。
〈反省点〉
・ 自分の不勉強により、富さんの言っていることが良くわからないことや、理解す
るまでに時間がかかり少しもたつくことがあった。鎮(しず)が一瞬わからなかっ
た。
・ トランシーバーでの意思疎通が難しかった。
・ 弁当を食べるのが遅かった。
・ 実は2日目の本番のとき、強い睡魔に襲われていました。


次は、ミキサーテクニックについて
・ 司会者へのモニター返しは近いほうのスピーカーを下げ、遠いほうを上げでハウ
リング回避。マイクが遠いとき、声が小さいときは(わざと?とは言ってもレベルを
上げれば必然的ですが)ハウリングさせることによりちゃんとしてくれることもあ
る。
・ ソロマイクにディレイタイムの設定をすることで生音より先にSR音が出ないよう
にする。
・ ホールのスピーカーが上方にあるため、別のスピーカーも持ち込み、定位を下げ
る。
・ 突然マイクから音が出なくなったとしても慌てず原因を探す。


Bruel & Kjaerのマイクがサンレコに出ていました。ビンテージなのですね。富さん
が大切にしている理由がわかりました。学校にも同メーカーの測定器があり、録音ゼ
ミで使いました。
遅くなったわりにはあまりボリュームのないレポートですが、字で書いて説明できな
いことも多く学べたと思います。それは演奏者や舞台監督との接し方から、ホールの
電池は使っちゃ駄目とか、ミキシングしやすいフェーダー(レイヤー)割り当てなど
細かいことまでです。
いくつものミックスを1台のミキサーでつくり、録音とSRを同時にひとりでやってい
るのを目の前で見られたことはとても価値のある経験だったと思います。ありがとう
ございました。

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