2013年3月15日金曜日

2013.02.16 Fujihara Big Band Festival SR Project終了報告

2013.02.16 Fujihara Big Band Festival SR Project終了報告

日光市は藤原町でのアマチュアビッグバンドイベント、(こちらは昨年のブログ
『他人には聴かせられないコンサートin鬼怒川』 三年目です。

今年は仕込みから三人で行いました。




お昼にがっこを出発したので、到着は16:30、少々事件はあったが、道路に雪も無くすんなり到着。仕込み。
足湯は入らず。


こちらが図面。






電源は、照明直回路下手に二口でお願いしました。C-Cの延長はホールから借りました。

本番こんな感じ。客席の半分はフラットなので、少し目線が上る感じなんですね。
後ろ半分は階段座席、いつもながら面白い構造です。


床がカーペットではなく、リノリウムなのが、いい。
お客さんが入るとちょうどよくなる。


少し逆戻りして、当日の朝。雪こそなかったものの、路面はつるつるーー。
こんなに寒いのも、日光らしくていいかな。
だいやがわをわたる。

マルチの余長と、動線に気をつけなければ。








最近、ピアノ=ステレオのセオリーについてちょっと疑問があったので、monoでやって見る機会を探してました。

ステレオでのデメリット、音像ボケる、ハンマーまでの距離感など、蓋を閉めてしまえば利点もあるだろうと、やってみました。

サウンドチェックでは蓋を閉めて、演奏者にはFOOT MONで自分の音を聞いてもらう予定だったんですが、本番始まって、気づいたら蓋が空いていてあたふたしました・・・。

しかし、ピアノの蓋があいたことによる、ピアノの箱感(よくないはこかん)が、低減され、実は良いことばかりでした。
やっぱり、無理なEQはいいことない。
しかも、シンバル類のかぶりがきれいとまではいかなくても、自然。

教科書通りの結果です。
KM184 質感
57 音量感

ピアノ収録の目的は、ステレオで収録すべき楽器。
楽器の大きさ、音域、近接したマイクの相関関係ですが、モノラルの利点もある。これを確認したかったのです。

もういっこ。
この会場ステージが高いので、管の響きが、ステージ上と客席でかなり異なります。また、客席の床がつるつるなので、フツーのホールの状況と違います。
フツー(ステージライブ→客席デッド)
ここ(ステージライブだけど袖舞台→客席ライブ)

SAXは朝顔が上向いてる楽器
TB TPは朝顔が前向いている楽器

Saxがとびにくい。もちろんマイクは朝顔に向かっているが、木管楽器は朝顔だけから音が出ているわけではない。
かなり、ヒントを持ち帰りました。

そして、それぞれの楽器がもともと持っている音量感、音質感、和声感を考えさせられる、イベントでした。

7月にもこういった複数のビッグバンドが出るイベントSRをやります、むちゃむちゃたのしみです。




ほい、またまた戻って本番中の画像。
下手から。





帰りは久々のぎょうざ、今市まさしで腹一杯。
厳冬期の日光でしたが、あたたかい一日となりました、たまには温泉入って帰りたいです。


STAFF
大橋 麻里、嶽下 あい、富 正和

2013年3月12日火曜日

2013.01.07-17 09 Tokyo Sonic Art Weeks 共感覚実験劇場 41RP STAFF REPORT

2013.01.07-17 09 Tokyo Sonic Art Weeks 共感覚実験劇場 41RP STAFF REPORT



仕込みの段階を含めると3週間程に渡る長期の現場でした。
実際私が参加させて頂いたのはほんの数日だったのですが、美術や音楽・音響学などに通ずる興味深い企画でした。
まず驚くべき点はスピーカーの数。ジェネレックの5.1ch用のスピーカーが6台と、8カ所に設置した計32台にわたる小さいモニタリングスピーカー普段あまり身近に無いパワードスピーカという事で電源の配線を考えるのに苦労した。
音を聴いた私の印象は上品。これにつきます。元来PA用のスピーカでは無い事もあってか繊細で鋭い印象でした
実際開演すると意外にパワフルで衝撃的な音がした。これは実際聞いてる人にしか伝わりませんね。
また内容が内容だけにという部分もあります。
今回初めて5.1ch?サラウンドを経験させて頂いて音像の移り変わり方、学生の方々が持ってくる音源の奥深さ、雰囲気に飲み込まれそうになりました。
会場の床は固く残響感が美しい。実に芸術的だな…としみじみ感じたのでした。音響的にはどうなのでしょうか?フラットな音場という訳ではありませんでした。



チューニングをさせて頂くと、難しい。どんどん削られてしまう。うまい見極めが必要だな、ともっとやらなくてはと感じさせられたのでした。そしてチューニングは下の音域から。私は低い音が(低い声が)出づらく、工夫が必要です。チューニングをしていくうちに自分の声の特徴も分かって来たきがします。普段自分自身が聞いている声とはたから聞いた声は違う物で、私はこんな声をしていたのか!という違和感が、特徴をとらえるという点で理解できてきた。最初にスピーカーから音を出すTBでの自分の声をもっと大事に発して、聞きたいと思う。
共感覚劇場の内容は毎日違う学生さん(学生さん意外もいらっしゃいました)が毎日違う演目を持ってくるというもので、音響の補助または出演者の方と一緒になって作品をつくり上げる内容でした。
本格的なサラウンドでは無いにしても音像が動く音源や反響を利用した演目・生音と電子音を組み合わせた内容など興味深いものはかりでした。
また急遽ケーブル作りをお手伝いさせて頂いたのですが、これがやらなきゃ忘れるな!と感じたものでした。こういう能力も大事だと思った。やらなきゃできなくなってしまう。

今回の現場ではPAシステム・電源(電力)供給・サラウンドシステムを理解する事が必要でした。新たな事が始まる時、頭を柔軟に動かして素早い判断ができるようになりたい。

2013年3月11日月曜日

2012.12.24 Gospel Live Event SR 41RP STAFF REPORT

2012.12.24 Gospel Live Event SR 41RP STAFF REPORT

尾山台北教会クリスマスコンサートのレポートです。

小さな教会でのクリスマスミサのプログラム内にあるゴスペルコンサートのPA業務。
当日仕込み、リハーサル、本番という内容でした。
ステージもあまり広くなく、モニターはchoir・Key・Dr+E.Bに一つずつでした。
ステージが少し奥まっているせいか音が籠りやすい印象。またフットが一台だとセンターから離れてしまう場合モニターの音形がぼやけてしまったようにも感じた。(でも一台が限界)
全体が密集していた為A80の表への影響も大きかった。
リハーサルでは会場が住宅街の為ハウスから音を出してのリハは短かったがそれでも出来る事は多く、生音をよく聞くチャンスにもなった。
ただ本番までハウスから音が出せないというのは大分恐怖でフェーダーを上げた時、音が出るのか・大きすぎないか・小さすぎないかという不安に駆られた。短いリハでも集中してデータを取る事が重要であると実感。そして本番マイクを通す音がどれだけ重く重要なのかも改めて感じた。
今回は会場もそこまで広くなく、教会の席には十分生音が届く距離であった為あくまで補助的なSRだったと思う。

ついスピーカーから出る音やヘッドホンで聞く音に気を取られがちだがその場に存在する全体の音を意識する。
これがとっても難しいのだが、「見る」という事で報われる箇所があった。ステージをまっすぐ見つめると音楽が見えてくるような、こうしたい、このままがいいという思いが見えてくる。
そんな発見がありました。
皆さん温かくて優しい人ばかり、音楽も力強くかっこ良かった、そんなイベントでした。

2013年3月10日日曜日

2013.02.24 Chorus Recording STAFF REPORT

2013.02.24 Chorus Recording STAFF REPORT

(2013.2.24 @松代文化ホール)
今回初めて録音の現場に同行させていただきました。
ドキュメンタリー映画の劇伴の合唱録音ということで、ストレートで深いメッセージ性のある音楽でした。
微力ながらもお手伝いさせていただいたこと、特に印象に残ったことを書かせていただきます。

搬入出
・天候が雪だったこともあり、予定していた近い搬入口よりも、距離はあるがフラットで安全に搬入できる扉から搬入しました。
・ホールの方に確認して台車をお借りする。返す場所も同時に確認できました。
・段差は丁寧に、2人で。
・ケースの向きも崩れにくいよう工夫して乗せる。
仕込み、本番、バラシ
・伴奏者が弾き振りされるということで、客席に背を向けたPfの配置が新鮮でした。
・Pfの蓋の開き方でノイズも響き方が変わる!
・譜面を追いながらノイズ等の気になった箇所、時間を書き込みました。
演奏者のコンディションに合わせて臨機応変に対応することが大切でした。あえて休憩を入れないこともひとつの方法。
・自分の出来ること、出来ないことを把握する。自主的には動きたいですが確認や指示を仰ぐことは大切。タイミングも。
Pfの横に指示用のマイクがあるだけでスムーズにやり取りができる。直接完成する音には関係がないところにも工夫された仕組みがたくさんありました。
始めは不安もあり緊張していましたが、皆様とても温かく迎えてくださりとても楽しく学ばせていただきました。
同時に、現場では研修だろうとアシスタントだろうと「音響さん」と呼ばれることに変わりはないのだと実感いたしました。
音楽を形に残していく現場に携わるということをもう一度噛み締めたいです。
実際に完成した映画を観たときにはまた感動してしまいそうです。
今回は素晴らしい機会に同行させていただいてありがとうございました。

2013年3月9日土曜日

2013.02.09 Kaze No Eki Live Event SR Project終了報告

2013.02.09 Kaze No Eki Live Event SR Project終了報告

あれから一ヶ月程経ってしまいましたが、思い出しながら書いてみます。
DUCメンバー、いわからさそわれた芋フェス。
遊びに行くつもりで、いってきました。

場所は、三鷹かぜのえきというカフェ、昨年から何度か訪れて、フリーライブからはじまり、10月のジブリ美術館・緑化フェアイベントまで繋がった、とても思いで深いお店です。


そして、やっぱりこの感じ。勉強の為にやらせてもらうこの感じ。
これだよこれ。
ルーティンじゃない、何かおみやげは自分で見つけてくる。
今回はダイレクト2に拘った。


 あまり大音量にしてしまうと迷惑かかるので、実験的においてみました。
 コチラはゲストの方のアイリッシュハープ

なんと、客席にバス停です。 
 そうそう、テスト的にUstやったんですが、保存わすれちゃいましたー。


今回Inputが少なかった。
同じマイクを使って、AD後をパッチで別ちゃんねるにも立ち上げました。
リハでやったことが反映できるっていい。
反面HA頭決めがシビアだ。動かせねー。



スピーカーが見えにくいのは、スタンドで立てずにころがしているためです。


11時ごろの搬入時、これを落っことしてしまいまして、凹みました。


皆さん怪我には気をつけましょう、受け止めなくてよかったです。
逃げるのも大事な要素です、「受け取っちゃダメ!ゼッタイ!」
安全第一だね。

そして、まとめの感想はこう。
楽器にマイクを立てて、その場で音を聞いて、ミクシングしてる瞬間。
その瞬間こそが、大きく得るものがあり、やらなきゃ忘れちゃうのだ。
一人でやってみて、M-AQUA STAFFの偉大さがわかりました。自分でどうにかすると、やっぱり良く聞く。
時々、こうやって、一人でやってみるのがとても刺激でいい感じでした。

いわさん、貴重な機械をありがとうございました。
つぎはいつかな?

2013年3月8日金曜日

2013.03.08 Sound Consideration 『意味』は自分で探す『依頼と意志』は考える。

2013.03.08 Sound Consideration 『意味』は自分で探す『依頼と意志』は考える。


その違和感は、マイクとマイクが、離れすぎているから起こっているのか、それとも近すぎているからなのか。
音源・マイク・耳。

FBで同級生とつながる。
介護や社会福祉、必要とされる仕事について考える。

音の仕事はどうだろう。
先日嫁の祖父が96歳で亡くなりました。
お正月に施設に会いに行った時、偶然・突然唄い出した賛美歌の一説、携帯の動画に納める。

放送の仕事の中で、みんなが必要としている公共性について認識するのは、シンプルだった。視聴率0パーセントを目指し、0パーセントでもやる番組がある。
PAはどうだろう、多くの人に今伝えなければならないメッセージがあり、それをお手伝いする。伝える情報・伝えない情報を整理する。
録音は、演奏家が客観的に時間を超えて自己の演奏を見直すためにも、ろくおんのぎじゅつはひつようだし、なにより、聞いてくれるひと、録ってくれるひとがいる時の演奏や演技は違うはず。

技術者が何のためにいるのかそれぞれ意味を考える。

多くの音響の仕事は、『依頼があってこそ』のことと、『これが必要だ、こうしなければならない、こうしたい』というふたつに分かれると思う。

『依頼』と『自己の意思』

『相手がしてほしいこと』『自分がしたいこと』

『相手がしてほしくないこと』『自分がしちゃいけないこと』

『意味を考える、意味は探す』
最初から、何が向いていて、はっきり道が決まってたら面白くねーべ?

先週の日曜日の吹奏楽部演奏会のミックスをチェックしながらがっこへむかう。
この3月でご退職される顧問の先生。
三部で、合唱がはいる。
曲は『明日という日が』、リハでマイクを立てようか迷う、スタッフにも追加のマイクを指示して準備してもらう。

本番、演奏のダイナミクスの配慮もあるが、Aメロ、Bメロと進むうちにだんだんとうもれる。
これでいい。
これから進む道世界の荒波って、こういうこと。
音を大きくすることも、大きくしないこともPAでだいじなこと。

録音はどうするか?
3年後、30年後のためのバランスを考える。
舞台つらの録音用の補助マイクは、多くの要素をとじこめる。
ホールで起こったことそのまんまじゃなくて、後で客観的に聞いた時どう思うか?

音響の仕事は、だから面白い、だから難しい、自分のやりたい勉強は、誰か欲する人の依頼から始まって、そのバランスが大事なのだ。
『なにやってもいい』
ただ、自分でそのバランスを感じてとることがだいじなのだ。

いつも読んでくださっている皆さん、いつもありがとうございます。
今日は甘えてしまいますと、いいねがほしいです。
共感したいからです。

2013年3月6日水曜日

2013.03.06 Sound Consideration『まだまだ、こんなんじゃない、こんなもんじゃない』

2013.03.06 Sound Consideration『まだまだ、こんなんじゃない、こんなもんじゃない』

なんかフォントがおかしかったので、更新してみました。
御成門勉強会

きんきゅうおなりもんべんきょうかいを開催。
そのかえりみち、忘れてしまわないためにめもめも。

『何のために働くのか』『仕事のおもしろさ・人生のおもしろさ』
などなど。

思うことはこういうこと。

『まだまだ、こんなんじゃない、こんなもんじゃない』

自分が目指したもの、想像していたもの、違ってもいいじゃない。
違わないと困る。

音楽とか、ドラマとか、既成概念とか、社会の仕組みとか、就職のじゆうとか。

『まだまだ、自分こんなんじゃない、こんなもんじゃない』
枠組みを勝手に決めて、勝手に誰かに決められても困る。

そのアイデアとして、『誰かに話すこと』『誰かの話を聞くこと』
一方通行でもいい、相互通行でもいい、聞き耳立てて盗み聞きでも、自分がパワーを得られて、人に影響を与えればそれでいいじゃない。

『関わり』って大切なこと、それが責任。
春は少しゆっくりこういうこと考えられるいい季節。
いつも通り、とりとめもないメモとして残します。

『まだまだこんなんじゃない、自分も周りも世界も』

2013年3月4日月曜日

2013.02.02-03 Takanawa Church Choir Concert 36RP STAFF REPORT

2013.02.02-03 Takanawa Church Choir Concert 36RP STAFF REPORT


卒業して早くも丸4年が終わろうとしています。
音響を志し、上京し御成門へ通い始めたことを考えると、もうまもなく7年目に突入です。

そんな音響人生スタート直後の5月。(北高吹奏楽部演奏会)
意気込みだけで富さんの現場にご一緒したのを今でもはっきり覚えています。

「意気込みだけ」というのは体裁ではなく、いわゆる「何が分からないのか分からない」状況であったのはいうまでもありません。

それが今、気がついてみると現在の職場では直属の上司が一人辞め二人辞め、幸運なのか不運なのか、いつの間にか年上後輩ばかりの一番上の立場になってしまっています。

私には技術面での絶対的師匠の存在がありません。
しかし探究心、好奇心や吸収力はそれをカバーできるほどにあるという自負はあります。
ですから、仕事で出会うすべての音響関係者、もっと言えば音響に限らず全ての方々が師匠であり、反面教師です。


入社当初の上司は当時、いやもちろん今でも技術力は私より遥か上なのは当然のこと。
それなのに私は教えてもらう内容に、心の中で常に疑いばかりかけていました。

なんで?
え?これがホントにいい音?
もっといいアプローチがあんじゃないの?

No Ginger No Lifeな私は裏付けをしなければ気が済まない性格のようです。

教えられても絶対に鵜呑みにしない。
自分でやって同じ結果がでて初めて正解と見なす。

ただこのとき、上司と同じ結果がでないことの方が多いものなのです。
むしろ自分なりには別のアプローチの方が断然良いと思えることが大多数。

自信を持って自分なりのアプローチを現場に持ち込む。
しかしなぜかここで頓挫することも日常茶飯事。
結局、二つのアプローチを掛け合わせてやっと1つの自分のやり方が見いだされます。

これをこの4年間で蓄積してきた量はかなりのものがあるはずです。

前置きが長くなりましたが、何を書きたいかというと、「富さんの現場を見たかった」の一言なのです。

前述のように自分の中で蓄積し続けると、それが一般的に良しとするものなのか、否とするものなのかがなかなか判別できません。
「教えてもらう」ではなく、「人のやり方を(同じ目線で)みる」ことは、給水ポイントにいる我流が多かった私には求めてやまないものなのです。

入学当時の自分と、今の自分では同じ富さんの現場でも、吸収するものが180度違うはずです。それを心底求めていました。

入社してまもなく5年とはいえ、所謂「小屋付き」。
小屋付きだからといって、多くの同業者と接する生活は決してレベルが低いとは思いませんが、搬入搬出を繰り返す仮設現場に慣れているとはとても言えません。

まず富さん自身も初めていく(下見もできなかった)会場での状況把握。
付いて歩いていただけの私ですが「教会」という慣れないものに内心戸惑っていました。
ホールにはホールの、教会には教会のしきたりや常識が、当たり前ですが存在しますね。

小規模な聖歌隊のSRということで、機材物量は多いものではありません。
富さんのシステムを知らない中でどれだけ食いついていけるかなと小心者の面も若干出てはいたのですが、時間にも余裕があり丁寧な解説付き!
こういう時間に以前とは違う大きな収穫が得られるものです。
機材の組み合わせやセッティング等、なぜこういう風にしたのか、今なら(偉そうですが)対等な気持ちで聞くことができます。富さんの工夫も盗み見ることができました。

富さんがどういう思いであったかは分かりかねますが、とても嬉しかった瞬間がありました。簡単なRHが始まったあたりで、その出音のアプローチについて意見を交わせたことです。
内容は本当に些細なことですが、絶対に7年前はできなかったことでしょう。
EQDELAYなど、自分なりの小さなノウハウが他の現場でも少なからず通用すると思えた瞬間でした。


レポートいうよりは、私自身の気持ちの整理で、かなり偉そうな文脈で書かせていただきました。
まだまだ丸4年の若造です。でも1人のエンジニアです。
技術レベルは低いかもしれませんが、それを表に出してビクビクしていては一緒に仕事をする方々に失礼だし、不安を与えるだけです。だからといって出来ないのに踏ん反り返るという意味ではありません。
大規模で複雑なシステムの打ち合わせの前にはそれはもちろん緊張と不安があります。
しかしそういうときこそステップアップの日になります。話題になりそうな内容の予習と、打ち合わせでいまいち分からなかったことの復習。
そんな積み重ねがあるからこそ、どんな方とも対等に技術の話ができる今の自分の自信へと繋がったと思っています。これは自分への戒めです。
ここでストップすることがないように、仮え音響業界から離れたとしても。

2013、いろんな経験をしようと思うのです。



2013年2月23日土曜日

2013.01.21 Shiki "OYAKO Gekijyou" Dreamers Union Choir and Busy Smile Deliverers Live at Kirari Fujimi Project終了報告

2013.01.21 Shiki "OYAKO Gekijyou" Dreamers Union Choir and Busy Smile Deliverers Live at Kirari Fujimi Project終了報告


2010年9月に行った、志木おやこ劇場でのDUC公演、それから2年とちょっと。
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2010/09/20100904-dreamers-union-choir-concert.html


帰ってきました、さいたまへ。Dreamers Union ChoirはBusy Smile Deliverersとともに。

さいたま県は志木市のとなり、富士見市へ。
その名のごとく、朝ホールに向かう時、はっきりと富士山が見えました。
ワークショップでの木島氏。
ワークショップクワイヤ録音時。

これが、今回のコンサートの前に、ワークショップメンバーで録音された、Bridge Over Troubled Waterです。



ECのリハーサル。

ラッシングの方法について、ちょいと一工夫したい。
Stage上手方向。
アンプ周り、今回からすっきり。
M50Qを本格使用。
志木おやこ劇場のみなさん、そしてそこから派生した、Busy Smile Deliverlers、ちょっとづつ輪が広がってます。



今回の卓位置、どうにか高さをかせいで、やりやすくなりました。




しかし、このスペース狭かった。
高さを稼いだおかげで、視認性はよかったね、目線をあまりずらさなくてもいい。


Sound Planです。





全体的に傾斜のある会場、袖はあるけれども、回転壁、反射とハコハコ感が気になってましたが、ステージをひな壇上に組む等いい感じに上下に音像音源が分かれて、やりやすかった。

可動式の客席が、カーペット式なので、少しデッドな感じもありましたが、減衰もそれほど多くなくいい感じ。
客席後方の跳ね返りなくうまくいった。欲を言えばセンターを吊りたかったね。
無理ならば中抜けA80をFront Footの裏においてみてもいいかな。



これも、ワークショップクワイヤ





いつも、皆さんにいってることがある。
最初に教えることは『音を覚えること』『音を忘れない工夫』そのひとつは、時間をおかない。そう、何でも早い方が、細やかな感情も含めて覚えていられる。

公演から、一ヶ月経っちゃいました、それでも書く意味はあるので、ちょっとアプローチを変えます。
最近、ダイレクトミックスについて深く考えます。
放送屋の性分でもあり、PAはダイレクトミックス、録音も録りの時はダイレクトミックスだね。
2/9の芋フェスで思ったこと、そちらにも書きますが、『Direct Mix宣言』します!
今回は、PA-OUTにAudを足したものを聞きながら各曲を振り返ってみる。
前述したが、会場が多目的ホールの稼働椅子、しかもステージと客席も稼働、かなり難しい会場。
ここでのポイント。
『リバーブ』と『ます感』のかねあい。
唄のツヤ、倍音、のび、サスティン等を生かすために見えるリバーブ。
もう一方のます感は、会場の大きさや、反響、一体感を得るために、自然に付加する、見えないリバーブ。

あ、この言葉いいね。まとめる。
『見えるリバーブ』『付加していることが解るリバーブ』
『見えないリバーブ』『会場でSRすること、音を大きく出すことによって得られる残響』

どこからを、見せて、どこからを見せないか、リバーブの使い方、もっとうまくなりたい。

さてさて、では一曲目から。
Heaven<キーボードのリフがこの曲のイメージを決定づける。
きーぼのりふがわksる
ここのところ、改善点のカホンのまえおと、Perのキット一体感はとれてる。

Created to Dream<いつもながらに、歌詞にやられる。いい。
この曲は、Aメロを、ソプラノ(ピロ)とアルト(Yumi)が、同じような音域を唄うのだが
声色を合わせすぎてはいけない、しかし途中二人のハモリでは微妙なバランスと見え方を支える。
今回この曲サウンドチェックしなかったので、Bメロタロー君が唄うって忘れてた。
ばれないように、リバーブフォロー。タローヘッドセットに合わせるために、ソロボーカルのLoをすこしけずる。

2曲日本語の曲が続く、届いてるか、歌詞の意味が伝わっているか。

Particle of Heaven<
イントロのChoソフトな感じで、いい。
サビのCho、STAバランス、テナーのあつみがほしい。
Bメロのバックコーラス、クレッシェンド-ディミネンド<>うまく表現できてる。


Nation of Piece
『優しい』と『弱い』の表現は違う。

DUCのオンマイクは、かなり特殊なテクニックと収音アプローチだと思ってます。
ただ、長年、ソウルandブラックミュージックを木島氏とともに研究した結果、あのサウンドを、このChorus Styleでやるには、この形になった。 
このマイクセレクトはとても難しい、音楽をずっと夢中で追っかけなければいけないからだ。わたしは、それがこのグループであれば、何も苦にならないし、メンバーもそのフェーダーフォローを感じながら唄っている。
ここまでこれたのは、M-AQUA STAFFの理解の賜物だと思ってます。

『わたしののぞみはそんなに高いものではない』メッセージは伝わる。

Guitar Boy<転換うまくいった。
ストロークもさることながら、木島のピアノとどういった位置関係にするかいつも迷う。
ピアノのオブリが見えないと行けない、時々支えてる。

昔話<
この曲の肝はこうだ。
どれだけちいさくきかせるか。
どれだけそれぞれのこころのなかにだいじなそんざいだと表現できるか、もみが熱くなっていくなかで、どこまでお互いに我慢できるか。

ジャンベははふかくふかく、ながくながく、大事な記憶。
もーちょっと、まだいける。

Choは『ふー』と『あー』のバランスや表現の違いをどう見せるか。

My I Love you<CDのピアノのバランスより、実際は小さく聞かせたい。
全体のダイナミクスをそういう方向にもっていきたい。
あげられるが、あげない。幸い、細かいニュアンスについて、由君とまっつがやりあってる。Choはどの位置にいる?

Busy Smile Deliverer<いろいろな、声の色の混ざり方が面白い。
そして間奏に飛び出してくる、メンバー岡田あかりのViolin、フィドルチックな音色、突き切れて良かった。

Black Music History<
これは、『解説者としての木島』『アフリカンアメリカン回顧を演じる木島』それぞれの世界をリバーブの量で表現する必要があった。
できれば、リバーブの種類又はディレイでもう少し、その違いを明確に出来ると良かったかな。
リバーブの量を減らすor増やす=意味があること。

あとの、解説は会場に来ていただいたお客様だけにしましょう。





時間の流れ方、夢中、どんなじぶんになりたいか










Dreamers Union Choirの特色として、大事なことがある。
ディレクターのタロー君が指揮をしないということだ。
ゴスペルミュージックの特色の一つは、アドリブ性。
だからミキシング中必ずディレクターを見ていることが多い。何年もゴスペルをやっていて、その音楽の方向性や今何のフェーダーを上げて支える必要があるか、その音楽がどこへいくか、ディレクターを見ている割合がとても多いです。
しかし、Dreamers Union Choirでは、あまりタロー君は指揮をしない、メンバーと同じく客席を向いていることが多い。もちろん要所要所で棒振りすることはあるのだが、あまり指揮はしない。これは、ネイザンイングラムの影響か、それとも又新しいスタイルか、どんどん変わっていく、Dreamers Union Choirを、見逃さないでください。








STAFF
富 正和、高橋 萌、嶽下 あい