2016年2月14日日曜日

2016.02.11 Furuya Hirotoshi Concert SR Project終了報告

2016.02.11 Furuya  Hirotoshi Concert SR Project終了報告

2/11に千葉市 美浜文化ホールで行われた、古屋博敏さんのコンサートについてレポートいたします。


会場は千葉市美浜区の音楽ホール、編成はVocalとPianoでした。


今回ご依頼の古屋博敏さんは、Clasicalな唱法から、Popsまで幅広い表現力豊かなSingerです。そしてさらにさらに、機材への造詣がとても深く、打ち合わせの時から当日のサウンドシステムについて検討を重ねてきました。

ご本人持ち込みの機材として、ゼンハイザーD9000のワイヤレスマイクシステム
(画像はゼンハイザージャパンHPからいただきました)

そして、EAW KF200NTをFOHとして1対向。これSR Speakerなのに、密閉型です。
RecordingのMonitor Speakerのような繊細で締まりのある音が出ます。

ワイヤレスシステムについては後述するとして、当日のシステムをお伝えしますと。



Input系は、通常通りMackieのDL32RをStage Boxとして使い、Dante CAT-5でYAMAHA QL1へ、Outの4系統は持ち込みEAW Poweredと、JBLのSTX812Mへ。
その他イヤモニ持ち込みをStereoで1系統でした。




下見をしていなかったので、搬入で少し考えながらいれました。
搬入口からの搬入では、扉の枚数とバックスペースの関係から、中通路までが比較的近いです。
ステージボックスWL周りの画像です。(雑然としてますが、、、)



上から、Power Soft M50Q(Mon Amp)、Mackie DL32R、イヤモニ送信機、ゼンハイザー受信機。


まず所感として、古屋さんの低域から高域の伸びが素晴らしいのと、ダイナミクスも幅が広い。

古屋さんは、”このマイクの特性を知り尽くしているのだな”というのが感想として挙げられます。
近接効果と唱法上のマイクテクニック、ワイヤレスマイクの考え方が変わりました。

今まで、ワイヤレスマイクがワイヤードマイクを超えることなどないだろうと私は考えていました。ワイヤードマイクをマイクレベルで伝送するときのノイズ、HAとの質感など、このワイヤレスマイクでは解決しています。

・最短の距離でA/D変換されていること
・専用のHA
・ゼンハイザーの高品位なマイクヘッド
・非圧縮の伝送

もちろん、無線というリスクはあるのですが、それも非圧縮の伝送と天秤にかければ、使用の価値はあると思いました。

欲を言えば、全体の価格がもう少し下がってくれるといいとは思うのですが、最先端のLiveSoundの機器がここまで発展しているのだと考えさせられる現場でした。

そして、FOH スピーカーEAWについて。
こちらは、あまり会場では感じなかったのですが、思い返してみるとこんなことが。
『会場客席後方からの跳ね返りがとても少なかった』
CDホーンタイプのスピーカーでありがちな、ある一定以上の音圧音量を超えると、明らかに客席後方からの跳ね返りを感じます。特に中域にかんして400-700hzくらいのあたりでしょうけれど、今回これがほとんど感じられなかった。
『あっ、これくらいFaderついちゃうとマズイなー』っていう感じにならなかったのです。
しかも、スクエアなClassicホールでまずまずの音質、桁が違うスピーカーは、考え方も違うのだなと素直に思いました。
そして、そのEAW KF200NTについては、前述しましたがNS-10Mなどとも同じく密閉型。
10インチというジャストなサイズも、中ホールアコースティックであれば、かなり良い感触を持ちました。


機材に関して言えば、本当にこの数年で、LiveSoundとRecordingの世界がとても近く、密接に影響を与えているのだなと感じました。

画像は早朝出発時の湾岸線。


古屋様、榊原様、坂本様出演者の皆様、ありがとうございました。
重ねてゼンハイザージャパン 山上様、アシスタントとして田中さん、ありがとうございました。









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