2009.10.11-13 BRASS BAND LIVE REC&GOSPEL LIVE SR STAFF REPORT 38RP
10月10~11日 英国式スタイル金管バンド Live Recording(栃木県宇都宮市)
今回使った主な機材
01V、HD24、R-44、YAMAHAのSP、ONYX800R、DI(VTR用)、CondencerMic(DPA4006、KM184、C-391(C-414から変更))
今回が自分にとって初のプロの現場への参加で、最初に結論を言ってしまうと分からない事が分からないという痛々しい結果に終わりましたが、これを経験するかしないかでは明らかに違ってくるのでは、と思える程いい経験になりました。
初日は池袋から合流し、途中次回の現場の下見をしつつ現場に到着。アーティストの方々の到着と共に館内に搬入開始。まずは音響室で使うものを音響室に移動させてから、ステージ上のセッティングでした。何からしていけばいいのかわからず完全に支持待ち状態でした。しかもケーブルをひっぱって来てDIにつながずなどの2度出間をしたりして迷惑ばかりかけてしまいました。事前にアーティストの楽器の上をまたぐような状況は無いだろうけど高価なものだから気をつけてね、といわれていたので楽器が近くにあるときはとても緊張しました。
ステージのセッティングが終了して今度は音響室のセッティング。ステージ上にセッティングしたマイクからHAに接続し、01VとHD24にADATで接続し、更にHD24から01Vに接続。陰アナとWLの信号だけパラって01Vと音響室のミキサーに送りました。また、01Vからダイレクトミックスしたものを音響室のミキサーに運営系としてモノで送るものと、バックアップ用にR-44を使用。
ここら辺のセッティングが終了してからは完全に見学状態で何をしていいかも分からず、01Vを操作しているところを見ても正直何をしているのか分からず、ただただ時間が過ぎていくだけでした。たびたび何か質問無いといわれたのにも関わらずほぼ答えられませんでした。リハーサルが終わって3点吊りのマイク以外を回収しホテルへ向かい、ホテルで次の日の打ち合わせをして就寝。
次の日は朝8時にホテルをチェックアウトし朝ごはんを食べて、現場へ。ここでもアーティストの到着と共に中へ入り、マイクのセッティングをして音響室へ。リハーサルが始まる前にワイヤレスとカゲアナのマイクチェック。リハーサルが終わってからワイヤレスとカゲアナのマイクで司会の方に話してもらいチェック。これが終わって本番まで休憩。本番前にホールの音響担当の人と富さんが会話をしていたが、話に全然ついていけなかった。本番が始まり、前日のように01Vなどを操作しているところを見てもよく分からずといった感じであっという間に本番は終わってしまった。撤収作業に取り掛かるも、何が重要化を理解しておらず、マイクをとりあえず安全な場所に移動させたり、重い台車が通るところのケーブルを先に片付けることができず等、やはり迷惑ばかりかけてしまった。撤収が完了し、そのまま帰路へ。帰りの車の中で色々と今回の振り返り。しかしやはり何がなんだかわからないという状態で、結局富さんに気づかされてばかりでした。
音への意識が全然できていなかったり、ただ指示通りに動くだけでその支持はなぜだろうと考えられなかったり、一つ一つのことには意味があるということを認識できていない。また説明のときにわからないことがあるのにそのままにしてしまった。本当に分からないことが分かってないといった感じでした。
片付けのときにマイクをすぐに安全な場所に逃がしたり、踏まれちゃいやな場所は先に片したり、効率的に動いたりなど音響への気遣い。また機材の名前等分からないものを一つずつでもなくすこと。マイクスタンドやケーブル巻きを体に馴染ませる。言うタイミング、聞くタイミングの計り方。これはしてるけどこれはしてないをなくす。その日の色々なやり方をまねする。その他にも沢山教えてもらったり気づかせてもらったりと本当にお世話になりました。これからも色々と迷惑をかけると思いますが、よろしくお願いします。
10月12日 Urayasu Gospel Live SR
使用した主な機材
DM1000、ONYX800R、マイク(SM58、SM57、Beta57、WH20XLR)、DI(ベース、キーボード用)、スピーカー(Eliminator、502A、FMX1202、QRX115)
今回の現場もまた自分にとって初のSRの現場でした。セッティングの時間や撤収の時間が短かったため、あっという間に終わり前回以上に分からないこと分からないといった感じでした。
朝8時前に集合し現場のホテルの近くで打ち合わせをし、8時半頃搬入開始。アーティストの方々が搬入の手伝いをしてくれた。セッティングが始まってやはり支持待ちといった状態になった。なんとか自分に出来ることはないか動こうとするも、ただあたふたするだけだった。本番が始まりステージ上をずっと見ていたが、本当にステージは危険がいっぱいだと思った。特に子供がステージ付近を走り回ることもあったので、とても緊張しました。前からステージは危険がいっぱいと聞いていたが、本当に改めて認識しました。また、演奏の合間にステージ上にイベントの司会者が上がってきたりすることがあったときにうまくスタンドを移動させたりいけないのにできなかった。どのタイミングで動くのかとても難しかった。
あっという間に本番が終わり、撤収作業へ。とりあえず前日にあったレコーディングでの撤収を踏まえて、やってみたこともあったが結局は指示待ちになっているという状態。また、ケーブル巻き等の基本的なことが本当に体に馴染んでいない。迷惑をかけてばかりだった。終わってから気づいたが、また音を意識することなく終わってしまった。もっと心に余裕を持てるようになりたい。それにはやはり普段からどれだけ意識が出来ているかということだなと感じた。アーティストの方々が撤収作業を手伝ってくれたこともあり、二時半には撤収完了。最初の打ち合わせのときに何か質問ある?と聞かれたときに気づくべきだったが、今になっていろいろと疑問が出てきた。
・スピーカーが二対向だったのは何故か?
・クワイヤにだけ両サイドにスタンドで立てたモニターがあったのは何故か?フットモニターではダメなのか?
・クワイヤのマイクのケーブルが下にまかれてなかったのは何故か?(最初に後ろの部分にばらしてしまった自分のせいかも。)
・ソプラノ、ソロのマイクだけSM58なのは何故か?
・マイクスタンドがソプラノだけST+Miniだったのは何故か?
・ドラムがギターとベースより前なのは何故か?
もっと速く気づけるようにいつも何事にも意味があり、それは何か考えられるように意識したい。
また、今回は自分意外にもスタッフの方が二人いて、それぞれ違う動きをしていたが本当に効率的に動くし、知識や慣れが自分とは段違いでした。そしてとても参考になりました。真似は大事という言葉が本当に身に染みました。やはり今回もリハーサルや本番になると見学状態になってしまったが、どんどんそれをなくしていきたいと思う。
今回この三日間を通して感じたことは自分の知識のなさ、慣れてない、疑問を感じ取れてない、ただ作業をするだけ、落ち着いて判断が出来てないなど本当に山ほどの課題を改めて実感した。一つずつ一つずつ解消していきたいと思います。
そしてこの仕事はとても楽しいと感じ取ることができました。とにかく大変ですが、とてもやりがいがあるなと思います。そして上に行けば行くほど、また楽しくなるようなきがしました。このような機会を与えていただき本当にありがとうございました。またお世話になることが多々あると思いますが、よろしくお願いします。
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