2008年11月5日水曜日

2008.11.3 Utsunomiya Akamon Rakkei Siki SR 終了報告

2008.11.3 Utsunomiya Akamon Rakkei Siki SR 終了報告
11.3に行われた、宇都宮市慈光寺の赤門落慶式のSRを担当しました。




慈光寺は宇都宮市にある寺院で、由緒正しい浄土宗の名刹である。
13:00からのお寺での庭儀式という、山門落慶(落成)のための式典の音響の一部と、
17:00からの、市内のホテルで行われた披露パーティのSRを担当した。


慈光寺庭儀式のSystem概要
山門の外での儀式はWLMicを使用。
山門の内側は、SM57を6本、結界内の卓上Mic1本、MD1系統、以上を01Vでまとめた。
01Vから本線の山門PA Mixerまでは、ワイヤレスの送信を予定していたが前日のテストの結果、有線を直引きとなった。

ケーブル長は,
50m+50m+15m+12m+25m+25m 約200m弱となった。
駐車場を一周おおそと回しで回した。

他のシステムについては、慈光寺所有物であり、詳細の説明は省かせていただきます。

12:45 笙と、鐘、笛のなる中、お練りという、行列を作り儀式は始まった。
13:00 山門前での開儀式、これは、山門両側の像に魂をいれ、寺院の玄関としての様々な役目をはたすための、注魂の式のようなものであった。

WLは合計2波あったが、山門での高い位置での受信であったので、問題なかった。

13:40前後、山門内に、僧侶たちが入ると、庭儀式のクライマックスとなる。


僧侶6人の、読経はとても厳かなもので、院内に響く鳥の音さえ聞こえる位、皆静まり返り聞き入っていた。
かなりのオフマイクであったが、リードお経シンガーの位置を、知らされていたので、まあまあのバランスでとれた。
風も微風で、SM57の風防で足りたが、SM58のウレタン風防も、今後の野外イベントのため購入しても良いかな?と思った。
終了後、吉田住職の講話のあと、今度は僧侶たちが山の上の本院に移動するため、一つサプライズのアトラクションがあった。

声楽家浅香薫子さんの、サラバンドの演奏である。
演奏終了後全員の僧侶が本院に上がったのを確認して、バラシ開始。
時間は14:00過ぎであった。(15分位押していた)

今後外イベント等で、大げさなケーブルジャケットは買えないが、
↓こういった単引き用のケーブルマットがあれば購入したい。



14:30慈光寺出発、15:10過ぎには、披露会場ホテルに到着。


搬入口に救急車が止まっていたが、ほどなくして搬入スペースが空いたので搬入開始。

搬入はいつものとおり、飲食関係のサービスと同じ導線での搬入であった。
こつは、ワゴンがすれ違える様に、あまり幅を大きくとらずに細長く台車に積むこと。
あと、ホテルの方に、『裏導線で走らないで』と、Tomyが怒られました。
あー、どうしても走っちゃいますね。ごめんなさい。




ホテル内でのセットアップは、写真の左方向に卓を組んだ。
こちらは、HouseのSX以外は、全てウチのSystemなので、仕込みにも気合いが入ります。
SPの置き位置でマネージャーさんといろいろありながらも、セットアップを続ける。
ホテルの300MhzのWLは、状態がよろしくなく、却下。
かろうじてB帯のPana4100のWLHandのみが使えそうだった。

コンソールはDM1000/OUTに2031、AMPはP3500Sを2台、HouseがSX300が対向(フルテン)、SideMonがBOSE502Aが1対向(-3か-6dB)マイクケーブルは全てマルチ使わず直引き。
Houseはスピコン20mで届く位置にアンプを置いた。Sideは10+15mで届いた。
会場の電源はT型を平行に変換していた先からもらった。
配電盤からのバラ線での配電も勧められたが、ケーブル無いのでいつもどおり、平行でもらった。
VOCAL KEYはひも付き。WLは1波が司会、1波が住職用でした。

ミックス要点
あまりチューニングに時間をかけていられなく、リハしながらとなった。
SX300直進性が高く、ちと痛い。
マージンはとれるが、Plasticキャビネットならではの中音域の『コー』がめだつ。
しかし、あきらかにEliminatorよりは、聞き取りやすい音色。
もっとマージンがシビアな現場であったらどうかと思うが、Woodキャビネットとの借用時には、キャラクターの違いが浮き彫りになるので、チョト注意。
AmpがP3500Sフルテンの、相性も良いのだと思う。本番時-2dBに変更。




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