2008年6月16日月曜日

2008.6.14-15 OYAMA DANCE PERFORMANCE SR 終了報告








2008.6.14-15 OYAMA DANCE PERFORMANCE SR 終了報告
日時:6月14日(土)15日(日)
場所:栃木県小山市文化会館小ホール
内容:『DanceUnitUndo』のSRを行いました。

6月14日(土)仕込み日=========
:セッティング、搬入について。
搬入は、搬入口でなく、スロープから客席に直接搬入したが、サブウーハーの幅が606mmで、ぎりぎりでした。
セッティングは、舞台上のセッティングが何も無いので、かなりゆっくり行うことが出来た。
メインのアンプが下手で、ケーブルも下手回しにした。これは5月の北高の時に感じたことだが、一般の方に椅子の収納キャスター等を操作していただくと、とんでもない勢いでケーブルの上を通過しますね。
椅子の倉庫が上手側でしたので、今回は下手回しにしました。
しかし、下手回しでアンプまで敷くと、50mではギリだったので、回線変更を行いました。
マルチは8P-30mと4P-50mで、下手上手連絡をホール回線でまかなった。
問題は電源。
今回の持ち込み灯体の電源も、客席平行より電源をとっていたが、上手に操作のおおもと(手作り)があったので、こちらも上手のアンプはハウスのみ(700W程度)で押さえて、正解でした。

ワイヤレスの受信機を、高くしようか迷った所ですが、下手のアンプラック上に設置した。
ボディパーカッション用23F等を追加。

クリカムを音響室から延長して、卓まで延ばした。

:チューニングについて。
このホールは、ホール側がかなりライブです。
しかもほぼ客席が正方形というところで、かなり苦労しました。
ステージ上だけにマイクがあれば良いのですが、客席下のサブステージでワイヤレスピンの使用がある。
とにかく、フツーに音量感ある音量出すと、フツーに『ほわん!』といってしまい、かなり時間がかかりました。
また、QRXのハイがとてもきつくて苦労しました。

もう一つ、今回の反省点で、ハウスのアンプをフルテンで行ったので、
X-OVERのアウトがHiで-16dB Loで-18dBとなってました。
ADのあんまり良くない所で使ってしまったかも?と反省です。
さすがにXの後で-20dB近いってのはどうだろう?と思いました。




こちらは、QRX+DriveRackのデフォルトEQです。





WL PinのみBUSでいったん、GEQに送り、コンソールに戻しました。
MDの曲が、前回の公演時の編集済みのものと、違っていたり、風の音が1個追加になったりとしましたが、概ねOKでした。

6月15日(日)本番日=========
リハはつつがなく進みました。

本番時の演目3で、曲を出し間違えました。
全面的に私のミスです、今後のことも含めて、ここに記しておきます。

1:次の曲のスタンバイの指は、必ず右手=次のMDのPLAYに置いておく、
左手は、現在の曲のフェーダーを持つ。
当日のリハ時に、CCの失敗がありました。これは左手が次の曲のフェーダーを持っていて、
タイミングはあっていたが、絞ってしまった。
必ず自分の、癖としよう。 バレエのKさんが、指置台を工夫しているように、何か新しい工夫をしたい。

2:A−B進行か、A−A−A(イレギュラー時B)進行か、しっかりとロール割りを検討する。
曲が、早終ではける可能性がある、又はFO必要な場合は、必ずAーB進行にする。
曲終わりが長い場合も、AーB進行とする。
他の場合、A−A−A(イレギュラー時B)進行を基本として、もっと見やすいCUEシートを検討する。

スタンバイ時の基本動作と、ロール割りが大きな失敗の理由でした。
MD350は操作上問題が無い機種とすれば、慣れるしか無い。
事前のコピーに関してもCD−MD1の整備で、4倍速コピーを駆使して、基本MDでいきたいと思う。
出演者の皆さんには、本当に申し訳ないことをしましたが、本来の演目の曲がリカバリー後頭からでたことが何よりの幸いでした。

また、後から考えればコンソールとMDの間をもう少し狭めて、傾けても良かったかなと思っています。
今後の課題の3つめにしておきます。
課題1:次曲の確認後の基本動作
課題2:ロール割りの法則
課題3:配置他諸条件

ワイヤレスですが、今回WL185(ハイパーカーディオイド)でなく、WL184(カーディオイド)を使用しました。
しかし、やはりカーディオイドでも、ちょっとした方向性で音が変わってしまいます。
どうしたものか、WL183(オムニ)を購入するか、思い切ってDPAにするか検討中です。

全体の雑感としては、『経験』という2文字を、深く考えさせられた現場でした。
また、もし依頼されれば全力で行いたい現場です。
以下は、下見の資料を残しておきます。

出演者の皆さん、スタッフの皆さんありがとうございました。
音響スタッフ
塚原彬光(下手袖担当)
木戸大士(ワイヤレスケア)
トミー

5月25日(日)ホール下見&稽古実施=========
下見の結果をメモしておきます。
・搬入口は、高さが低く搬入しやすかった。
・会館のご担当はいたばしさん。
・電源は照明の直回路(Mini-Cだった)ではなく、平行でいただくことに。
・客席中央のサブステージ(出島)がけっこうでかい。
・マルチは大外回しで、養生すれば、飛ばさなくても良い。
・クリカムあり。
・サラウンドスピーカー設置 ZX-1 1Pair
・ナレーション用WL Pin使用=持ち込み
・会館の常設、ワイヤレスはB帯の41番台
・床がリノっぽい反射の多い材質であった。
・下上の渡り回線は8回線
・手元明かり必要














こちらは会場は違いますが、前回の昨年の公演の終了報告です。
http://m-aquastaff.blogspot.com/2007/03/2007324-dance-performance-live-sr.html

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