2016年9月15日木曜日

2016.08.16 Vibraphone Quartet Hall Test Recording

2016.08.16 Vibraphone Quartet Hall Test Recording 

今回の依頼は、ビブラフォンの一発録音。

昨年行った、こちらのホール一発録音をお気に入りいただいての依頼です。
http://m-aquastaff.blogspot.jp/2015/04/20140301-02-monma-rui-nishitokyo-hall.html

とはいえ、ビブラフォンの録音経験少ないのと、ホールでの音場をたしかめるために、テスト録音を真夏に行ってきました。

場所は新宿の角筈区民ホール、以前ミャンマーのコンサートで使用したことはありましたが、録音は初めて。

今回の依頼は、ジャズビブラフォンの中島香里さん(画像)右奥です。

吉木さん(B)のマイキングもう少し上から狙いたい。
ただ、今回はテストレコーディングのため、最小の機材で一人仕込み。
ピアノもDPA4099のみ、、と思ったらちょっとふくらみ足りず、4006の力をかりました。

これよく見たら、反響板の側板が2Mくらいのところでとまっているのもいいのかも。

演奏場所を変えて。
初期反射・舞台の硬さ・塊感・抜け・かぶり。
いやいや、やってよかった。

そして特筆すべきはこれ。
RE320をペアで使ってみてるのです。

以前もどこかに書いた気もしますが、実はRE20に惚れ込んだ理由は、こちらのCDです。
https://www.amazon.co.jp/フリー・アンド・ラヴリー-太田邦夫/dp/B001BB1AI8
今から15年ほど前、神成さんというエンジニアさんが、その76年の録音の技術解説をしている記事をみかけたのです。ピアノの音が、なぜこんな乾いていながらも、エネルギッシュで、質感のある録音なのか。その秘密がRE20なのでした、もちろん当時は一発録音でしょう、かぶりもあるし、演奏の長さも多分決めていない。
そんな中でピアノのマイクチョイスが、RE20。

今回どうしてもマイクの選び方に慎重になりかった。

それは、以前マリンバの録音をした時に、とてもピークと質感が見合うマイク選びに困ったからです。
鍵盤打楽器の録音の難しさは、そのダイナミクス、質感、そしてやっぱり音源の発音位置が広いこと。
試してみてます。

いろいろ。

いろいろ。

いろいろ。

いろいろ。




かぶりが多いとはいえ、一本でもドラムにマイクを立てることで、人間の耳は早い音に反応する。
どんな録音になるのか?
なるのか?
楽しみです。
まじで。
うひょー。
刺激的な録音週間にまもなく突入。


この夏の思い出↓↓↓

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