2009年5月10日日曜日

2009.5.10 VO&Gtr Live Recording Project 終了報告

2009.5.10 VO&Gtr Live Recording Project 終了報告


日時:2009.5.10
場所:JR大森駅徒歩すぐ、Live House『風にふかれて』
内容:Ito Ginji Live Recording
Live Recordingでした。
12:00 大森到着、最安値の駐車場を探す旅へ。
12:30 一人で搬入開始
14:00 リハーサル
15:30 到着
17:00 Open
18:00 Start
20:30 End〜撤収
21:10 出発

Tourで販売する、Premium-CDの作成です。
VO&Gtrです。

14日に行われるRecordingの前哨戦で、外録にいってきました。
頭分けですが、何の予備知識も、準備もしませんでした。
図面を引いても、不確定要素が多すぎるので、入念な準備はしませんでしたがパラボックスはこちらで用意しました。

また、事前に聞いた編成では、VO&AG VO KEY PER WBということでしたが、入力が全部で、8chから10chに入れば良いなと思い、8ch-30mとPara Box Se-Paraケーブル、2PをStage Boxにぶっこんどきました。

あとは、なるようになれと現場対応で決め込みました。
当日、出発前にR-44を忘れてたり、台車を忘れてたりといろいろありましたが、一番のおたのしみは現場についてからすぐにメインイベントが訪れました。

駐車場はライブハウスの前に確保できました。

階段は手上げで、2階から3階くらいでしたが、幸い機材が少なくコンパクトに考えていたのと、ライブハウスのオーナーさんが手伝ってくれたので、難なく搬入できました。
汗はちょーかきましたけど、気持ちよかったす。
ひとりってのが、ストイックになるねー。
01V、3U×2、青箱、Mix Cable、Mix Acc。

でもね、ちょー繁華街の搬入は盗難がいつも気になります。
だから、女子でも非力な人でもいいから、ちょっとだけでも荷物番してくれる人がいると助かるのです。(ライブハウスも楽しいよ)

搬入後は一人で、セッティング。
こういう時には、とにかく早くセッティングしないと、サウンドチェックに間に合いません。
サウンドチェックの途中で、録音側のコンソールの結線変更は絶対に不可なので、ちょーいそぎます。『もらい』の仕事は楽だと思っている人が多いかもしれませんが、ライブハウスの場合も、ホールの場合も、録音は後乗りだけど絶対に、本線のSRに迷惑かけないようにと私は心がけています。
だから、トランスや、予備のケーブルは必須です。
今回の場合は、当初は予定していませんでしたが、DIを三つ貸し出しました。でも問題が解決できて良かったですけどね。

まずはマルチボックスを、ライブハウスのマルチの回線全部をパラにします。
ライブハウスのマルチが8chだったので、ラッキーでした。

マルチが無いケーブルが直引き埋め込みのハコだと、死ぬ程厄介ですが、この辺りは宇都宮時代からいろんなライブハウスで経験を積んだ思い出と共に、ボックスに無理無くパラッた時点で、その日の仕事の3割り終了です。

皆さんマルチを敷くときはアタマ持っちゃいかんよ!!。


卓位置までそそくさと、8P30mのマルチを敷いて、卓位置決めます。
なるべくお店の営業の邪魔にならないようにと、丁度このブログのトップのガラスの裏辺りに一度卓周りを決めたのですが、そんな場所大変だからこっちへどうぞと、ハコの方に優しくして頂いたので、お言葉に甘え画像の位置におさまりました。
いっつも自分の癖なのですが、なるべくコンパクトに邪魔にならないようにセッティングしようと思ってやっている事が、実は台本が見にくかったり、無理したりして後で後悔します。

『極力邪魔にならないように』は基本路線として大事なのですが、3時間の本番とかを想定してセッティングしたいものです。

電源は上を飛ばして難なく確保。
画像で見るとすごく、コンパクトですよね。01Vの恩恵だーーー。
演奏者の方がまだ来ていなかったので、早速回線をSRの方に決めていただいて従います。

こんな感じです。


リハ中いろいろ変更ありました。
Cajon=SM91のバウンダリー=バウンダリーをカホンの中に入れる人初めて見ました。しかも持ち込み。
WB=Mic→DIに変更
AG=ライブハウスのDI→持ち込みDI BOSS
他大きな変更はありませんでした。

本番中に、練習問題的なNoiseがほんの少し発生しました。
お客さんは2〜3割りの人しか気づかない感じのノイズでしたが、原因わからず、ライブハウスのSR担当の方やオーナーと必死に探しました。

結論は
WBのTuner(BOSS)→DI→REC&SRのMIX
で、発振音がずっとしてました。
もちろん、何かピックアップの調子が悪いんだろうと、REC&SRどちらもMUTEして、WBの出番を待っていました。

しかし、問題はEarth→SR卓にノイズが混入してしまいました。
結果は、SR卓のWB入力をミキサーの直前で抜くと、SR卓の他のチャンネルへのノイズが無くなりました。
アースからのノイズ混入でした。

とはいえ、いろいろとDIの問題かなと思い、本番中にアシスタントのD君にミックスを変わってもらい、DIを本番中にとりに行きました。
ちょっとヒヤヒヤもんでしたが、ある意味このトラブルでアドレナリン?が出まくって楽しかったです。

いやー結論としては、トランスや、アースきりケーブル、DI等もう少し整備しようと本気で思いました。
今回トラブルに気づいて良かったですが、もっといろいろな手段を用意して、いばらの現場に立ち向かおうと思いました。

音響を18年やっていて、やっとそういったトラブルに冷静に対処できるようになったと、自分でも感心しました。
B社の悪口は言いたく無いのですが、DIはちょっとS/N悪しで、うちならCountryMannを後2台整備しようと本気で思いました。

このLive音源から、何曲かピックアップもあるかもしれません。

AssistantのDoiKensyouさん、ありがとうございました。


最後帰る人

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