2007年6月5日火曜日

2007.3.21 Brass Band VTR収録 STAFF REPORT 35SA

2007.3.21 Brass Band VTR収録 STAFF REPORT 35SA

遅くなって本当にすみませんでした。
内容は、中学校吹奏楽演奏会のVTR撮影でした。

自分の役割は舞台裏からインカムで、「あと5分で1ベルだそうです」などの、
進行状況を伝えることでした。

ビデオ撮影を客席の真ん中で行っていたということもあって、
ノイズなどが入ってはまずい客席側のインカムの電源は、基本的にオフでした。

もしもの時の備えも、必要以上はメリットにもなり得るのだろうと思います。
舞台裏を通って客席側へ回るルートを調べておくなどの会場の把握もまた、
備えとして欠かせないことだと感じました。

ステージ上は吊ってある板が降りてきて、それが連結されて壁が出来上がる。
という仕組みになっていました。
その壁は相当の重さがあり作業中は危険なので注意が必要でしが、
当日自分は遅刻をしてしまい、朝のセッティングを見ることが出来ませんでした。
その日の作業で、どのセクションのどの作業の時どこが危険なのか。
そういった方面への視野を広く持つことはやはり、身につけるべきことだと思います。

しかし休憩中のビデオテープ交換などで、やや出遅れてしまった節があるので、
まず自分のやるべき事の為に進行をしっかり見ていること。
そこを確実に行ってこそだということを体感しました。

あの規模のホールの舞台裏を見ることが出来たのも、いい経験になりました。
実際に行ってみなければわからないことが、いくつもあったからです。

しかしまだまだ自分には、見る目と考える頭が足りません。
どこを見るべきなのか、どういう視点でそれを捉え、
どういう方向に考えを巡らせばよいのか。
日々養っていかなければならない、自分の一つの課題です。

以下富のコメントです===================
本来、ホールでのSR業務は、多くの人や機材が動いていて、
慣れないと、周りの状況がとても見えにくい物です。
しかし、今回はメインの業務が撮影という事で、
普段は、自分たちが行っている音響作業や、舞台機構について、
いろいろ見るチャンスであったと思います。

スタジオにせよ、ホールにせよ、ライブハウスにせよ、
我々の仕事場は、そのプロジェクトがうまく行く為に、
よく考えられているのです。

特にホールでは、江戸時代の芝居小屋から、また、欧米の教会から、
はたまた、場末のバーから、音楽をより楽しめる工夫と、演出が
あるわけです。

舞台の機構は、既に様々な資料で配られているはずです。
板は板ですが、
天板(てんはん)、正板(せいはん、しょうはん)、側板(そくはん)
から成り立っています。

音響のマイクチェックにしても、あのやり方では駄目です。
駄目なやり方も、目にしないと覚えません。

遅刻は誰にでもあるでしょう、しかし、その日の内に、その遅刻の分を
自分の中で挽回し、前向きに出来なければ、この仕事には向きません。
落ち込んでいられていては困るのです。

ホントに、そのスタッフが必要なければ排除します。
しかし、怒鳴っても、何しても、『自分がやるんだ、どうにかするんだ』
という、前向きで、上向きな思考回路が必要です。

まだ、必要な物と必要で無い物を分け過ぎだと思います。

せっかく、音響を少し引いた位置で見れる良いチャンスが、
在学中はいっぱいあると思います。
そう、就職してしまうと、もう、何もお手本も無く、
自分自身がすぐやらなければ行けない日が、もう迫っています。

常に前向きでいて下さい。

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